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  • ある男

  • 著者: 平野 啓一郎
  • ナレーター: 小島 史裕
  • 再生時間: 11 時間 4 分
  • 4.5 out of 5 stars (837件のカスタマーレビュー)

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ある男

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ナレーター: 小島 史裕
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あらすじ・解説

【第70回読売文学賞受賞作】
【キノベス!2019第2位】
【映画化決定!2022年秋 公開予定(監督:石川慶、脚本:向井康介)】
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。──
「マチネの終わりに」の平野啓一郎による、傑作長編。

弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ところがある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に、「大祐」が全くの別人だという衝撃の事実がもたらされる……。

愛にとって過去とは何か? 人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を負っても、人は愛にたどりつけるのか?
「ある男」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。

人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。
©Keiichiro Hirano/Cork (P)2022 Audible, Inc.

ある男に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    540
  • 星4つ
    212
  • 星3つ
    68
  • 星2つ
    13
  • 星1つ
    4
ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    559
  • 星4つ
    157
  • 星3つ
    43
  • 星2つ
    6
  • 星1つ
    4
ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    479
  • 星4つ
    194
  • 星3つ
    68
  • 星2つ
    18
  • 星1つ
    7

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  • 総合評価
    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    4 out of 5 stars
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    4 out of 5 stars

杉林と雨

ある男の人生を追う中で、絡み合う様々な人生の陰影が炙り出されていく。音楽や酒、煙草の匂いの描写も非常に臨場感があった。
ストーリーもナレーションも巧みで引き込まれた。あっという間の読書時間だった。

杉林の中で雨が降るのを眺めているような、静けさのある読後感を楽しんでいる。

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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

自分の知らない世界

映画を先に見てわからない事があったのでこれを聞いてみたいと思い聞きました。
とても深いお話しで、色々考えさせられました。
自分はとても幸せな人生を歩んでいるんだと改めて感じました。

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  • 総合評価
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  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

母親

そうたがあれだけ立派に育ったのは母親という存在、ぬくもりがあったからこそなのかなと
谷崎大輔と原誠の母親の話も知りたかったがこの小説は母親がテーマになっているようにも思えた
感動を有難うございました

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    4 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

誰としてどう生きるのか

人と比較をして、
羨ましいなと思ったり、自分じゃなくて良かったりと思うこともあるが、
実際違う人間として生きることって、どんな感じなんだろうと考えてみた。
でも、自分の名前で生きるのも、違う名前で生きるこのも、結局は中身の自分がどうあるかがやっぱり大切な事なんだと思った。
あらためてわたし自身を大切に、わたしをしっかり生きていこあと思える作品だった。

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  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

すばらしい小説ですね。感動しました。

全体の流れも個々のパートもすばらしいですね。
私は弁護士ですが、法律や弁護士のことなどもよく調べられていると思いました。
平野さんは天才なのだろうと思いました。

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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
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傑作

平野氏の作品でも1番好きなものの1つ。活字でも良かったですが、オーディブルでも、格別の味わいがあります。落ち着いたナレーションの語りも相性抜群でした。

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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

面白い

え?え?どういうこと?ってどんどん惹き込まれます。まるっきりエンタメというわけでもなく、私にはよいバランスでした。

魅力的な女性が何人か登場しますが、城戸の妻だけは、どういう女性なのかよくわかりません。城戸自身がこれからの人生をどう進むか決断するのに重要なファクターでありながら、ちょっと謎です。
城戸が非常に理知的で物事を多方面から考え判断する、所謂恋愛至上主義とは対局の人物なのでこれでよいのかもしれませんが。

一回では先が気になって機微まで気が回らなかったのかもしれないので、再聴、または再読します。他の作品も聴いてみたいと思いました。

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  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

人間、生きていると

色々あります。
自分の人生、他人の人生、どれを生きるかではなくどう生きるか考えさせられました。

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    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

家族とは

いろいろな社会問題、差別、震災、加害者家族、無戸籍、夫婦関係、盛り込まれているが、それらが家族に与える影響とは…。常に考える主人公の弁護士に感心する。幸せだった家族の一時が思いもよらない展開で崩れてしまったが、幸せだった時は本物だったのだろう。ナレーションが本当に良かった。

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  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars

じんわり寂しく、温まる話でした

ナレーションがとても上手で、時折、泣かされました。
東北地震、親は選べない苦しさ、家族への愛、助けてくれる人。
寂しい話なんだけれども、あたたかい人たちがいて、心に残る話でした。
映画、みようかな。

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