
幻作珍籍 美学文庫 第一巻 【2.夢の中の女達】
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ナレーター:
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パンローリング
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著者:
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青木 信光
このコンテンツについて
幻の発禁、性愛文学を完全復刻!
好評『濃密文庫』シリーズに続く待望の『美学文庫』シリーズ。
昭和の文人たちが名を秘して綴り、密かに出版された
幻の性文学と伝説的傑作艶書シリーズ!!
あらすじ
岡崎は、下宿先の山崎洋服店の二階でごろりと仰向けになり、
山崎の妻・しげ子の顔をふっと瞼に描いた…。
岡崎はT大学のラグビーの選手だったが、M大学との試合中、
タックルする際に胸を強く打ったのが悪く肋膜に罹り、二ヶ月の
入院後、医師のすすめに従い、この町に転地療養に来たのだった。
…岡崎は、これまでにいまだかつて感じたことのない、妖しい不思議な
陶酔のなかに引き込まれていった。むせるような、ねっとりとした
三十女の体臭が、知らず知らずのうちに未知の世界へとさそいこんで
行くのだった。ズブリッと彼女の熟し切った肉穴にはまり込んだ時の
感覚はまさに昇天の快楽であった。岡崎はもうこの時、興奮と歓喜で
大きい五体がおそろしい程にブルブルとふるえて止まらない。
今までの自贖で覚え楽しんでいたあの快楽とは又一種おそろしいまでに
かけはなれた、強烈な無茶苦茶な気持ちよさである…。
美学文庫 の発刊に際して
光があれば影があり、昼があれば夜がある。聖母がいれば魔女がおり、神がいれば悪魔がいる。
それが、我々の住む宇宙の実相であり、我々の生きる人間世界の実態である。
当然のことながら、人間が生み出す文化にも、表があり、裏があるのだが、しかし、文化活動の一端をになう出版事業の大勢は、表の文化にのみ厚く、裏の文化にはまことに冷たい。
私は、真実追求の立場から、これを極めて由々しいことと受けとめ、夜にひそみ、影に隠れていとなまれてきた裏の文化に、あえて照明をあてることを決意した。
江戸時代の名作から、明治・大正・昭和にかけて有名無名の文人墨客が名を秘して託した艶書艶本、さらに海外の傑作好色春本まで含めて、闇の性文学の集大成としていく考えである。
そこには、人間のどろどろとした情念と肉欲の世界があまりにも赤裸々に描かれているが、それは我々自身の姿であり、人間永遠の相のひとつなのである。
このシリーズが、これまで冷遇されてきた裏文北の復権に、ひとすじの道を開くことができれば幸甚である。
大方のご声援とご愛読を伏してお願いする次第である。
青木信光©2008 Aoki Shinko (P)2025 Panrolling
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