『幻作発禁 濃密文庫 第二巻 【3.二つの花】』のカバーアート

幻作発禁 濃密文庫 第二巻 【3.二つの花】

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幻作発禁 濃密文庫 第二巻 【3.二つの花】

著者: 青木 信光
ナレーター: パンローリング
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このコンテンツについて

百年間の隠蔽の闇から甦るときめきの濃密文学
入魂の作品、リアルな性愛描写は興奮さめやらぬ不思議な性の桃源郷へ聴く者を誘い込んでしまう。
明治・大正・昭和の著名な作家や文人が名を秘して綴り密かに出版され続けた幻の性文学と作者不明の伝説的傑作艶書シリーズ・第二巻!

【あらすじ】
作三の家の離れに、女子大生の菊江と、事務員の多喜子が住むようになってから、もう半年になる。
そしていつしか作三と多喜子は結ばれ、隣の菊江を警戒しつつ、しびれる様な肉慾のとりこになっていった。
多喜子は丸顔の色の白い、男好きのする顔で、大きく張った乳、ぴちぴち弾む尻、すんなりのびた脚、そして抱くと火のような情熱で身体を燃やす女であった。
菊江は、健康そうな二十歳の女体が全身にみなぎっており、ひねもす本など読んで勉学にいそしんでいるが、その張った乳の下の熱い血潮が何を求めているか、
作三は一度かき乱してやりたいとかねがね思っていた。
その夜も作三は多喜子の部屋へ向かった。そっと戸を開け部屋の中に入り、多喜子の布団の上にのしかかると、白い腕が伸びて、作三の首を抱くと激しく引き寄せた。
むっとする女の匂いが鼻をつき、ふんわりした暖かさが快く作三の全身をくすぐる。©2009 Aoki Shinko (P)2025 Panrolling
文学・フィクション
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