『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』のカバーアート

ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

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ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや

著者: 坂井 希久子
ナレーター: 斎藤 範子
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このコンテンツについて

家禄を継げない武家の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育するのが得意で、それを生業とし家計を大きく支えている。ある日、上客の鶯がいなくなり途方に暮れていたときに暖簾をくぐった居酒屋で、美人女将・お妙の笑顔と素朴な絶品料理に一目惚れ。青菜のおひたし、里芋の煮ころばし、鯖の一夜干し……只次郎はお妙と料理に癒されながらも、一方で鶯を失くした罪責の念に悶々とするばかり。もはや、明日をも知れぬ身と嘆く只次郎が瀕した大厄災の意外な真相とは。美味しい料理と癒しに満ちた連作時代小説、新シリーズ開幕。©Kikuko Sakai Published in Japan by Kadokawa Haruki Corporation. (P). MEDIA DO Co.,Ltd. 歴史小説

ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんやに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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物語に引き込まれます!

設定は昔ですがストーリーが分かりやすくどんどん聞いてしまえます。
ただ、語りが微妙。。
ナレーション部分はいいのですが、人物の声音やイントネーションがいまいちしっくり来ない。
ご隠居がヤギみたいな感じに聞こえるし、おカツさんや近所の女性はオカマみたいでしかも品がない、京言葉の女性もはんなり度がひくい。
既にシリーズが続いてるので続きを聞くのは悩みます。。

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シビはサバではなくマグロ

最初に食べる料理から誤読があって気になる。誤読を除けば 文章もナレーションも素晴らしいと思うのでその部分だけ訂正して欲しい。

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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
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お妙さんに惚れてします

ぜんやを、中心とした生き生きとした人間模様や、人物設定が素晴らしい。

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引き込まれた

最初は 、淡々としていたが いつのまにか 引き込まれ次々と聞き進んでいい 行きました、
また ナレーションも素晴らしい

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只次郎が物語の要?

只次郎と妙の視点で様々な出来事が語られ物語が進んでいく。
妙はよくある薄幸美人の後家で、男達からモテモテ。
男主人公の只次郎もメロメロだが、この只次郎が人たらしで魅力的。
今後、この二人がどんな風に引かれあっていくのか、只次郎は将来、家族とどう向き合うのか、非常に気になる。

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文句なし!脱帽!

時代小説初めてでしたが料理描写につられて読みました。
素晴らしい朗読、温かいストーリーを堪能使し、人間的にすごく豊かな気持ちになれました。
こんな作品があったとは。オーディブルでの出会いに感謝です。

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面白い

続きがまた読みたい。ナレ〜ションも素晴らしくその人のイメージが浮かぶ。悩みが食事とともに語られ、ほぐれていく感じも、聞きやすい。

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次が楽しみ🎵

主役の2人はもちろん、どの登場人物も魅力があって大好きです。最後の章は泣けました。時代物で一番自分に合って好きかも。次も楽しみです。

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心温まる江戸の人情物語と絶品料理の饗宴

本作は、坂井希久子による心温まる時代小説。

この作品は、江戸時代を舞台に、居酒屋「ぜんや」を中心に繰り広げられる人情味あふれる物語。

主人公の林只次郎は、家禄を継げない武家の次男坊で、鶯の鳴き声を教える仕事を生業としている。

ある日、只次郎は大切な鶯を失い、途方に暮れていたところ、居酒屋「ぜんや」の暖簾をくぐる。

そこで出会ったのは、美人で料理上手な女将のお妙。

彼女の笑顔と素朴な絶品料理に、只次郎は一目惚れしてしまう。

物語は、只次郎とお妙を中心に、居酒屋「ぜんや」に集まる人々の温かい交流を描いている。

只次郎の紹介で訪れる客たちも、皆それぞれの悩みや問題を抱えているが、お妙の料理と人柄に癒され、次第に心を開いていく。

例えば、太物屋のご隠居や酒問屋の若夫婦など、個性豊かなキャラクターたちが登場し、それぞれのエピソードが丁寧に描かれている。

坂井希久子の筆致は、江戸の風情を感じさせる描写が秀逸で、読者をその時代に引き込む力がある。

また、料理の描写も非常にリアルで、美味しそうな料理が次々と登場する。

青菜のおひたしや里芋の煮ころがし、鯖の一夜干しなど、どれも食欲をそそるものばかり。

Audible版では、斎藤範子のナレーションが作品の魅力をさらに引き立てている。

彼女の落ち着いた声と表現力豊かな朗読は、物語の世界に深く浸ることができ、リスナーは飽きない。

本作は、心温まる人情物語と美味しい料理が織りなす、読後感の良い作品。

江戸時代の風情を感じながら、登場人物たちの温かい交流に触れることができるこの作品は、忙しい日常の中でほっと一息つきたい時にぴったりです。

この作品を通じて、人と人とのつながりの大切さや、料理がもたらす癒しの力を再認識する。

ぜひ、居酒屋「ぜんや」の暖かい雰囲気を味わってみて欲しい。

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ほのぼのできる

時は18世紀後半江戸時代、田沼意次が失脚し、徳川家斉将軍になった頃。

貧乏旗本の次男只次郎は、二十歳(ぐらい)の若者。鶯の鳴きつけという、美声のうぐいすで他のうぐいすに鳴き声を教える仕事で収入を得て、一家を助けていた。しかし、剣術はからきしで、父や兄から評価されず、将来も見えず悶々とする日々。町人になって、武士を捨てたいと心の中で思っている。

そんな時、鶯の糞を買う男に誘われて、気晴らしに出かけた居酒「ぜんや」で、美しいおかみのお妙とお妙の作る絶品料理に出会う。

物語は、只次郎の目線と、お妙の目線から交互に描かれる。エピソードごとに、絶品料理が供されて、そのおいしそうなことといったらない。ぜんやで働く口の悪いちょっと怖いおかつさんに、ずけずけつっこむ只次郎の会話が楽しい。

お妙さんの絶品料理に加え、コミュ力高め、体力からきし、ちょっと天然な只次郎の今後が楽しみだ。ちょっと疲れてほっとしたいな~と思う人におすすめの一冊である。

ナレーションもすばらしかった。感謝
  

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