『レーエンデ国物語 喝采か沈黙か』のカバーアート

レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

著者: 多崎 礼
ナレーター: 羽飼 まり
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このコンテンツについて

絶賛続々の王道ファンタジー

☆☆☆

運命の幕が上がる。

たった一曲が世界を変えた。

灯火(はじまり)は、愛を知らない双子だった。

☆☆☆

ルミニエル座の俳優アーロウには双子の兄がいた。

天才として名高い兄・リーアンに、特権階級の演出家から戯曲執筆依頼が届く。

選んだ題材は、隠されたレーエンデの英雄。

彼の真実を知るため、二人は旅に出る。

果てまで延びる鉄道、焼きはらわれた森林、差別に慣れた人々。

母に捨てられた双子が愛を見つけるとき、世界は動く。

本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。

©多崎 礼 (P)2024 Audible, Inc.
ファンタジー

レーエンデ国物語 喝采か沈黙かに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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ツッコミますよ〜

100年以上前に滅んだ旧ダール村。
現ダール村にミンスパイを伝えたのは誰??

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テッサと双子の物語

今回もやっぱり切なくて悲しくて色々な感情で心がいっぱいになりました。前作よりもはっきりと過去と現在が繋がる内容で、改めて現在は過去の雫から連綿とつながる大河なのだと思いを馳せずにはいられませんでした。
ナレーションも相変わらず素晴らしく、双子が話す場面も一切混乱せずストレスフリーでのめり込むことができました。

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ナレーションがとにかく素晴らしい

聞いていてストレスフリー。聴きやすく、人物が混乱することも無く、本当に没入感に浸れる。
レーエンデの人々に平和が訪れることを願って止まない。気になってるのはユリアの産んだ神の御子がどうなったのか。

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前作は必ず読む、聴くすること

まず、前提として前作を知らないと面白さが半減します。
作品中の劇と現実がいったりきたりしますので、何かをやりながらだと、ん?わかんなくなったから前に戻ってもう一回。ということが何度もありました。単純な続き物ではないです。次の作品も楽しみです。

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2巻の内容を受けての3巻の構成が素晴らしい

ストーリーもナレーションも最高。
ここまで全部オーディブルで聞いてきたのですが、舞台で役者が演じる2巻のシーンが声を聞いた瞬間に蘇り、それだけで胸を掴まれました。
双子の演じ分けも聞き分けできる範囲で違いすぎず、加減がすごくよかったです。

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劇作家と俳優では前2巻の冒険・ドラマは越えられないと思いましたが、いい意味で裏切られました

どの時代、どの場所でも命をかけて人生を駆け抜ける人々がいるのだと改めて感銘を受けました。詳細は省きますが、いろいろ細かいところでもうれしい点があります(例えば、天使が本当に天使でよかった)。毎回ですがナレーションの方にどれだけ賛辞を送っても足りません。

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シリーズ随一の傑作

武力だけではやり遂げられなかった2巻までの革命に、足りなかった人の心の変化をもたらす。
それを劇作家と俳優・演出家の双子の視点から描く物語。
2巻までとは打って変わってかなり近代的な趣きだが、より一層の醜さを漂わせるレーエンデ人差別。
一つの物語をもってこの世界を変えようと生きた兄弟の生き様に思わず落涙する。
大筋の話はほぼほぼ予想通りの展開で進んでいくが、それでも美しい描写と心打つ人々の交流に感嘆する。

人の心が変わった。
この先の物語では再び英雄が立ち上がるのか。
それとも、イジョルニ人の中に革命の灯火が宿るのか。
楽しみにしたい。

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