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宝島[ウチナーグチ版]

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宝島[ウチナーグチ版]

著者: 真藤 順丈
ナレーター: 松本 健太
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このコンテンツについて

◆祝!3冠達成★第9回山田風太郎賞&160回直木賞受賞!&第5回沖縄書店大賞受賞!◆

希望を祈るな。立ち上がり、掴み取れ。愛は囁くな。大声で叫び、歌い上げろ。信じよう。仲間との絆を、美しい海を、熱を、人間の力を。

【あらすじ】
英雄を失った島に新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染みーーグスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり、同じ夢に向かった。

©真藤 順丈 (P)2019 Audible, Inc.
現代文学

宝島[ウチナーグチ版]に寄せられたリスナーの声

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ストーリー
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戦後沖縄を駆け抜けた少年少女の歴史小説

戦後沖縄て10代から30代まで駆け抜けた少年少女のそれぞれの闘争の歴史小説。
つい1カ月前まで、朝の連続テレビ小説で「ちむどんどん」をやっていたのだが、沖縄返還50周年ドラマだったのに、沖縄の人々ヵどんな思いを抱えていたのかがほとんど伝わらないものだった。
本作は戦後から返還までの沖縄の人々の想いが、センカーギアと呼ばれる米軍基地からの窃盗団に所属していた少年少女が、それぞれの人生に歩き出しながらも運命に翻弄される姿を通して描かれている。
エンターテイメント小説でありながら、良く分かっていなかった占領下の沖縄のことも知ることが出来た。
ちなみに、読む前に1つだけよそのサイトで見たレビューが海洋冒険小説と書いていたので、途中まで15少年漂流記とか海賊ものになると思って読み進めてしまった。

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内容はよかったけど、アクセントには耳塞ぎたくなりました

コザの地元に暮らす者として、物語に出てくる地名、有名な人物、出来事、事件などなど
よくもまあこれだけあの時代を分かりやすく描いてくれたものだと全体的には満足です。
が、地元だけに土地勘を狂わせてくれる場面場面の土地名の繋がりには場面がすっ飛ぶような、めちゃくちゃ繋げたなぁという感じがいなめません。いやそんな簡単に徒歩で行き来する距離じゃないよとか。東西に走るゲート通りの北に向かった…という表現で、場面を描いていた私の頭はそこで混乱し思わずGoogleマップを立ち上げて確認してしまいました。(笑)
 あえてウチナーグチヴァージョンを聴いてみましたが、いい線言ってる発音もありでもそれだけにところどころに「は?なにそれ」とつっこみたくなる妙なアクセントが聴いてる側の集中力を妨げてくれて、日本語ヴァージョンにするんだったとがっかりもしました。山里は『やまざと』です。
 でも有名人のスピーチはかなりイメージが近い話し方の癖やアクセントが再現されていて、練習を重ねて取り組んだ朗読だったのだろうと思います。
 声は聞き取りやすく、テンポのいい朗読で本を楽しめました。
 全体的には満足、細かなところに地元だからこその小さな不満足がいっぱい穴あいてる感じです。
 土地勘も発音も問題なく聴ける方にはぜひ、沖縄の歴史が散りばめられた物語を聴いていただきたいと思います。

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