『小隊』のカバーアート

小隊

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小隊

著者: 砂川 文次
ナレーター: 小林 直人
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このコンテンツについて

■ロシア軍が北海道に侵攻。元自衛官の芥川賞作家による衝撃作 ロシア軍が北海道に上陸。 自衛隊の3尉・安達は敵を迎え撃つべく小隊を率いて任務につく。 避難を拒む住民、届かない敵の情報、淡々と命令をこなす日々――。 そんな安達の〝戦場〟は姿を現したロシア軍によって地獄と化す。 軍事描写のあまりのリアルさに話題となり、 専門家をも唸らせた『小隊』に デビュー作『戦場のレビヤタン』を合本して文庫化。 「ブラックボックス」で第166回芥川賞を受賞、 元自衛官という異色の経歴をもつ作家が放つ、 衝撃の戦争小説3篇。 ■著者コメント 『小隊』を書いている時、私はある言葉だけは 絶対に使わないようにしようと決めていました。 その言葉は、それ自体が持つ重みに反して、 使えば使うほどに失われてしまう何かがある気がするのです。 その何かを、お読みいただくみなさまに感じていただければ幸いです。 ――砂川文次 ■推薦コメント 「戦場」とはこうしたものか ――小泉悠(東京大学専任講師)©砂川 文次 (P)2022 Audible, Inc. 現代文学

小隊に寄せられたリスナーの声

総合評価
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    9
ナレーション
  • 4 out of 5 stars
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  • 星2つ
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ストーリー
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  • 星5つ
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面白かったですよ

手触り感がありました。
いわゆる日時と戦時の非日常。
その間にある自衛官としての日々や思い。なるほどと思いました。

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紹介文が過大評価過ぎる..

専門家を唸らせた??
小国同士のちょっとした小競り合いの一幕?という印象。
大国同士の攻防なのに2人で行動しているような描写ばかりですし、圧倒的有利な防衛陣地側が小規模な攻防で弾薬切れってどんだけ準備不足??などつっこみどころを多数感じました。あまりマイナスをダラダラ書くのもあれなのでこれ以上は書きませんが。
死んでいく兵士たちの描写などは映像が浮かぶ感じで伝わりやすかったです。

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旧軍?

とても現代の戦争ではない。太平洋戦争時に、戦闘員が局地で戦っている様子を描いているように感じる。初めて実戦を経験する隊員の心理を描きたかったのかもしれないが、時代的にリアリティを欠く。

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期待はずれかな

局所の表現は良かったけれど、全体のストーリーがいまいちかな。期待が大きかった分、モヤモヤ感が残った。

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主人公は統合疾病ですか?

まず、関係のない二つの物語の2項せいの小説だと説明してほしかった。ロシアの猛攻から逃げたと思ったら、別の話が続いて頭のなかが?で埋め尽くされました。
また脈絡なく時系が前後して非常に分かりにくい

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「小隊」は良作、他二つはうーん

三作品が入っていますが、「小隊」が突出して良いです。構成や仕掛け、笑える突飛な描写、話の流れなんかも非常に優れているし、聞き易い。白眉の一作。
他の二作品は、話が進むに連れてどんどん観念的になってしまい、それはそれで面白いところもあるんですが、どうにも今一つ。二作品とも、社会に対するイメージが一面的だったり古くさかったりして、まあ色々言い訳はしているにしても、どうなのそれは?と思ってしまいました。
「市街戦」が文学界新人賞受賞作とのことでしたが、これでかー。逆に、「小隊」は芥川賞でも良かったような。

ナレーションはとても良いです。「小隊」はとても良いので、後の二作はお好みでという感じかも。

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中頃から最後にかけて意味がわからない

魅力のない文章
例え話がピンとこない
所々で、その表現あってる?と疑問を持つ
状況が分からなくなって、文章が頭の中を滑り出したら、もう取り返すことが出来ない。
聴き戻ろうとしても、面白くないので面倒になる
知識はあるのでしょうが、それを魅力的に表現できていない

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この構成に完敗です。

前半の臨場感は、映像では絶対に再現出来ない。引き込まれました。中盤の言葉の攻撃もみごとで、ここまで原作と、朗読の相乗効果にマル。その後で、後半こうくるか!想像困難でした。

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芥川賞てこういうもの?

期待して聞きましたが、残念でした。
文章がくどい。進まない。
芥川賞は、玄人はこういうこねくり回すような文章が好まれるのでしょうか?という感想です。

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現代戦を描いた力作

本作品は2部構成になっており、今回はタイトルにもあがっている「小隊」についてレビューします。

ざっくりまとめると、北海道にロシア軍が上陸し、それを主人公たる普通科小隊長が指揮して向かい撃つお話しです。

塹壕でのやりとりや、迎撃戦闘の描写などは臨場感たっぷりに描かれており満足できるものです。

元自衛官の筆者ならではの着眼点や、描写などは一読に値します。

ナレーションは自衛隊用語などに不馴れなようで、一部誤読がありますがそこはご愛嬌でしょう。

是非、ご一読を!

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