悲しみが共鳴した時、真実の扉が開く。警察小説界注目の実力派作家・麻見和史氏が文春文庫初登場です！主人公の藤木は50代の男性刑事。

福島県会津地方の田子倉ダム湖畔で、大手ゼネコン鹿田建設の副社長・薗田幸四郎が他殺死体となって発見された。

イケメン耳元名文学シリーズ第6弾!海野十三「街の探偵」をお届けします!

帆村探偵はいつも鮮やかにトリックを見破る。
命を時折狙われる僕は、彼の機知によって、命拾いをするのだった。
朗読の梅田将弘は劇団ポケットランチャー主宰。
ワイルドな役から小心者の役まで幅広く演じられる器用貧乏な役者で、舞台を中心に活躍中。

朗読 梅田将弘
企画/制作 アイデアフラッド合同会社
編集 古川典裕
デザイン yuyusii
イケメン耳元名文学シリーズ-夢野久作「奥様探偵術」/谷崎潤一郎「少年」/田山花袋「少女病」/梶井基次郎「桜の樹の下には」/太宰治「満願」

人としての感情が欠落したことから、アイスクイーンと呼ばれる監察官・小田垣観月。

意味を見出すな。名付けるな。謎を解くな。おまえが事件を止めたいなら。関連性不明の不審死の共通項は身体に残された「暃」の字。

1962年、西新宿。十二社の花街に建つ洋館「鸚鵡楼」で惨殺事件が発生する。しかし、その記録は闇の中に葬られた。時は流れて、バブル全盛の1991年。

「父親殺し」の葛藤に苦しむ刑事を描く渾身の警察小説。銀座で発生した放火殺人の被害者は、かつての父の愛人だった。政治家の父を追い詰める刑事の執念の捜査。破滅するのは父か、自分か？

葉山の別荘で結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。心理カウンセラーの麻乃紀和は、死んだ息子を陥れた珠里亜に復讐を果たすべく、彼女の身辺を調べ始める。

白昼の新宿で起きた連続殺傷事件――無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。

大和新聞の菊田美奈子が詰める東京証券取引所に、レストランチェーン・西大后に対するＴＯＢ（株式公開買い付け）情報が入った。報道により、西大后の株価は乱高下する。