『黒革の手帖 上』のカバーアート

黒革の手帖 上

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黒革の手帖 上

著者: 松本 清張
ナレーター: 岸本 百恵
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このコンテンツについて

7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが……。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。©松本清張/新潮社 ハードボイルド ミステリー
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清張作品は人間の業について書かれたものが多く、人の気持ちの変遷の様子を追っていくと、それが『悪』なのにいつの間にか読者は共感を覚えてしまっている、というのがひとつの魅力になっていると思っています。
今作品は、それとはまた少し違った角度で書かれていて、簡単にいうと悪の暴走、悪事が進むにつれてアドレナリンが出てしまって自分本位で周りが見えなくなっていく。
本人は自分を見失っているのに気づかず物事がうまく運んでいると自信過剰になり強気で進もうとする、その滑稽さ。
読者は一歩引いた目で読み進めていくと、なんとなーく嫌な予感がしてくると思います。。
この薄気味悪さが、今作品の真の魅力なのではないでしょうか。
ナレーションも大変艶っぽくて素敵です。

俯瞰して見る

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

このセリフ、素晴らしい。現代でも共感を呼ぶのでは。ナレーションも最高です。

心を入れ替えましたの

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