『[11巻] 浅草鬼嫁日記 十一 あやかし夫婦は未来のために。(下)』のカバーアート

[11巻] 浅草鬼嫁日記 十一 あやかし夫婦は未来のために。(下)

(KADOKAWA)

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[11巻] 浅草鬼嫁日記 十一 あやかし夫婦は未来のために。(下)

著者: 友麻 碧
ナレーター: ひなた たまり
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このコンテンツについて

封鎖された浅草で、真紀と馨はミクズの待つ“狭間”の最深部へと向かう。そこでは叶がミクズを抑えるため死力を尽くしていた。相対するミクズも力を解き放ち、浅草の蹂躙を始める。その時、分かたれたもう一つの“酒呑童子”の魂を持つ来栖未来が、“童子切”を携えて現れたのだった――。
浅草には鬼が出る。千年昔の鬼夫婦“茨木童子”と“酒呑童子”が転生した少女と少年。二人はかつて滅んだ“あやかしの国”を巡る因縁を超え、今世を守ると誓う。あやかし夫婦は未来のために。二人の物語はここからはじまる!©Midori Yuma 2022 (P)KADOKAWA
文学・フィクション・ライトノベル
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前世からの持ち越し、今世の物語 それぞれの思いと想い。涙が出て止まらない。ありがとうございました♪

最高!聴いて良かった。

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こちらのシリーズを10巻まで聴いてから「かくりよの宿飯」「水無月家の許嫁」「傷モノの花嫁」を聴いてこちらの最終巻を心待ちにしていました!
かくりよ...の椿葵ってもしかして椿茜の親戚なの?!とか、水無月家のフミヤも出てきてそれはそれは楽しく拝聴いたしました。楽しかった!!
ひとつ残念だったのは作者さんのあとがきが無かったこと。最後に作者さんの言葉を聞きたかったな。

待ってました!

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東京から京都に引越すだけで、大げさに話を伸ばした感がある。帰れない制約がある訳でもなく…。

話を伸ばしただけの巻?

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この作品は、シリーズ最終章にふさわしい熱量と感動に満ちた一作です。
今回の舞台は封鎖された浅草。
真紀と馨(かおる)と、因縁深いあやかしたちが、いよいよ“狭間”の最深部で最後の決戦に挑みます。

物語はシリアスな展開ながらも、いつもの軽妙なテンポとキャラクターたちの絆の深さが良い感じ。
緊迫感と安堵のバランスが絶妙。
特に、かつての鬼“酒呑童子”の魂を持つ来栖未来の登場は、シリーズの伏線を見事に回収するカタルシスがあり、長年の読者にとっては胸が熱くなる展開です。

ナレーターのひなたたまりさんの演技も素晴らしく、キャラごとの感情の起伏が耳から直接伝わってくるよう。
とくに馨の静かな決意や、真紀の優しさの中にある芯の強さが、声を通してまっすぐ届いてきます。
目を閉じて聴いていると、自分もあやかしたちが集う、浅草の空に立っているような気分になります。

この作品を聴いて思うのは、「どんな過去や因縁も、受け入れて未来のために前に進むことの大切さ」です。
鬼のような存在でも、人を想い、守ることで「今ここに生きる意味」を見いだせる。
自分の弱さや傷を抱えていても、それを力に変えられるんだと気づかされます。

ファンタジーなのに、心の奥にリアルな希望を灯してくれる。
そんな優しい力を持った作品です。
シリーズのファンはもちろん、ちょっと疲れてしまった大人にこそ聴いてほしい。
泣けて、笑えて、明日もがんばろうと思える一冊です。

涙と希望の最終章!あやかし夫婦が導く“未来”へのラストメッセージ

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