『[5巻] 彩雲国物語 五、漆黒の月の宴』のカバーアート

[5巻] 彩雲国物語 五、漆黒の月の宴

(KADOKAWA)

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[5巻] 彩雲国物語 五、漆黒の月の宴

著者： 雪乃 紗衣
ナレーター： 尾川 楓
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このコンテンツについて

 王命を受けて茶州の州牧となった紅秀麗一行は、ひたすら州都・コレン入りを目指す。指定期間内に正式に着任できなければ、官吏の地位を剥奪されてしまうのだ。新州牧の介入を面白く思わない豪族茶家は妨害工作を仕掛けてくる。それに負けることなく、秀麗はいちかばちかの勝負に出ようとする。そんな彼女の前に、不思議な魅力を湛える茶朔洵という男が現れる。底が見えぬ男、朔洵の驚くべき真意とは？ 衝撃のシリーズ第5弾！©Sai Yukino 2005,2018 (P)KADOKAWA ファンタジー

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[5巻] 彩雲国物語 五、漆黒の月の宴に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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大きなペンギンのプロフィール画像

勿体無い

ストーリーは良いのだけど、今回はナレーションが、台本を読んでるだけな感じに聴こえて、う〜んとなりました。

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はたたか画家Gさんのプロフィール画像

嵐を呼ぶ茶州の物語、いよいよ佳境へ！

この作品は、壮大なスケールで描かれる中華風ファンタジーの世界です。Audible版では尾川楓さんの魅力的な朗読によって、その世界観がさらに生き生きと立ち上がってきます。

今巻の舞台は、混迷を極める茶州。主人公の紅秀麗（こうしゅうれい）は、王命を受けてこの茶州の州牧として赴任することになります。しかし、州都コレンへの道のりは決して平坦じゃありません。指定された期間内に着任できなければ、せっかく手に入れた官吏の地位を剥奪されてしまうという、まさに時間との戦い。さらに、新州牧である秀麗の介入を面白く思わない豪族・茶家が、あらゆる手段で妨害工作を仕掛けてきます。

そんな八方塞がりの状況の中、秀麗がいちかばちかの勝負に出ようとする瞬間に現れるのが、謎多き男、茶朔洵（ささくじゅん）です。彼の存在は、物語に一層の深みと予測不能な展開をもたらします。底知れない魅力と真意を秘めた朔洵は、秀麗の、物語全体の運命を大きく揺るがすことになります。一体、彼の目的は何なのか？ 秀麗は無事に茶州の州牧として着任できるのか？ 続きが気になって、再生ボタンを止めらんなくなること間違いなしです！

尾川楓さんの朗読は、本作の大きな魅力の一つです。登場人物それぞれの個性を見事に演じ分け、特に秀麗のひたむきさ、茶朔洵のミステリアスさ、周囲を取り巻く人々の感情が、声を通して鮮やかに伝わってきます。物語の緊迫感や、時にユーモラスなやり取りも、尾川さんの朗読によってより一層際立っています。目の前で物語が繰り広げられているかのような臨場感に、きっと引き込まれることでしょう。

この作品を聞いて思ったのは、**「どんな困難な状況でも、諦めずに知恵と勇気をもって立ち向かうことの重要性」**です。秀麗は、豪族からの妨害や時間的な制約といった数々の困難に直面しながらも、決して希望を捨てません。むしろ、逆境を乗り越えるために、これまで培ってきた知識や人との繋がり、持ち前の度胸を最大限に活かそうとします。

また、茶朔洵という予測不能な存在との出会いも、秀麗にとって大きな転機となります。未知のものや理解しがたいものに直面した時、私たちは戸惑いや恐れを感じることがあります。ですが、秀麗はたとえ相手が何を企んでいるか分からなくても、自分の信念に基づいて向き合い、時にはリスクを冒してでも対峙します。これは、**「未知の状況や多様な価値観にも臆することなく、柔軟に対応していくことの大切さ」**を示唆していると言えます。

この物語を聴き終えた後には、「自分も秀麗のように、どんな状況でも前向きに、賢く立ち向かっていこう！」というポジティブな気持ちが湧いてくるはずです。困難な壁にぶつかった時、秀麗の姿を思い出し、諦めずに突破口を探す勇気をもらえるでしょう。まさに、あなたの背中をそっと押してくれるような一作です！

ぜひ、『彩雲国物語 五、漆黒の月の宴』の世界を体験してみてください。

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Amazon カスタマーのプロフィール画像

二巡してようやく

相変わらず臨場感たっぷりなストーリーに聴きやすいナレーションで、大満足な一冊でした。
ただ登場人物が多く、至る所に伏線が仕掛けられているので、二巡してようやくすっきり理解できました^^;
続きが楽しみです！

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