『PRIZE―プライズ―』のカバーアート

PRIZE―プライズ―

文藝春秋

プレビューの再生

Audibleプレミアムプラン30日間無料体験

プレミアムプランを無料で試す
オーディオブック・ポッドキャスト・オリジナル作品など数十万以上の対象作品が聴き放題。
オーディオブックをお得な会員価格で購入できます。
30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

PRIZE―プライズ―

著者: 村山 由佳
ナレーター: 佐藤 恵
プレミアムプランを無料で試す

30日間の無料体験後は月額¥1500で自動更新します。いつでも退会できます。

¥3,500 で購入

¥3,500 で購入

このコンテンツについて

村山由佳が描く、業界震撼の〝作家〟小説!

大人気作家・天羽カインがどうしても欲しいもの――それは直木賞という栄誉。業界震撼!作家の承認欲求と破壊的な情熱が迸る話題作。
「どうしても、直木賞が欲しい」
賞(prize)という栄誉を獰猛に追い求める作家・天羽カインの破壊的な情熱が迸る衝撃作!

♦あらすじ
天羽カインは憤怒の炎に燃えていた。本を出せばベストセラー、映像化作品多数、本屋大賞にも輝いた。それなのに、直木賞が獲れない。文壇から正当に評価されない。私の、何が駄目なの?

……何としてでも認めさせてやる。全身全霊を注ぎ込んで、絶対に。
©2025 村山 由佳/文藝春秋 (P)2025 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
すべて表示
最も関連性の高い  
辛かった記憶を克服するように、自分を正義へと駆り立てる高揚感は、誰もが経験する事。その何が悪いのかと擁護する気持ちと、それでもやはり、言いようのない悲しさが残ってしまうのが、何とも切なかった。すべての登場人物に感情移入できる素晴らしい作品。

他人事と思えない緊迫感

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

途中、登場人物の作家が書く小説の章があり、話が変わったのか?と少しびっくりしますが、ストーリーは一貫して続きます。

作家と編集者との関係、直木賞の選考過程や賞の価値などが描かれ、また実在の作家をモデルにした人物が多数登場するなど、フィクションでありながら妙にリアリティがあります。

いい意味(悪い意味?)で読者を裏切る内容にもなっており、読んでいる方も登場人物にリンクして気持ちがコロコロと変わるような、不思議な読書体験ができました。
充実した内容でとても楽しめました。

掛け値なしで面白い

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

最初は、マイナスな言葉や行動の、描写が多く止めようかと思いつつきき続けていたら、段々と入り込んで最後まで楽しく聞かせて頂きました。直木賞受賞は、本屋さんでよく見かけますし、読者としてはそれほど重要ではないですが、作家さんやそこに関わるいろんな方の大変な裏の面を知ることが出来て、貴重な経験でした。人間模様も色々あり、楽しかったです

段々と

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ストーリーは面白かったけれどカインの粗暴さが苦手でした…。
カインの声と語りはとてもよく表現されていましたが、ちひろの声がちょっとアニメっぽくて、あざとくて、もう少し普通に読んで欲しかった。

知らない世界の興味深い話

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

主人公の在り方に強い納得感があり、自分とはかけ離れた存在であるのに目が離せない面白さがありました。
各登場人物の人間的な不安定さ、主人公の強い意志になす術なく喰われていく様子が非常にリアル。
次々に展開していくテンポ感も素晴らしくて一気に読みました。

繊細な感情描写と主人公の在り方が素晴らしい

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

まるでドラマを観ているかのような臨場感のあるナレーションで引き込まれました。紙で読んでいたら全然違う印象の作品として受け止めていたかもしれない、と思う。業界のことはよくわからないので果たして現実的なのかどうかは不明ですが、人の持つ感情についていろいろ考えさせられる話だと思いました。

ナレーションが秀逸!

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

一気読みでした。めちゃくちゃ面白かった。ナレーションはまるで主人公本人が話しているような一体感であり、ナレーションがなお一層天羽を魅力的な人物にしていたと思う。久々に全てがハマった作品でした。

なんて面白い

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

とても人間くさい、女くさい主人公で、やなやつなんだけどブレない強さに憧れる部分もある。小説家ならではの作品で、小説を読むことは好きだけど、読んだ次の瞬間にはほぼ内容忘れてる私でも、確かに振り返ってもう一度読み直してみる文章とか、もう一度耳に入れておきたい表現の部分てあるから、そうゆう事なんだと腑に落ちた感。

近づきすぎて一線を越えてしまうことが全てを壊す事も分かりやすく、なるほどなと思った。

村上さんの作品は初だったんだけど、他の作品も読んでみたいと思った。

そして、小説の一文にまで気を配ってみたいと思える作品だった!面白かった!

好きになれない主人公なのに

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

あいつムカつく!なんだ偉そうに!
いろんな登場人物に感情を振り回される。

振り回される

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

直木賞受賞作品は面白いものが多いからとりあえず読んでみたりオーディブルで聴いたり。しかし、こんな想いをして生み出しているのか...なんか申し訳ない気持ちになった。
カインの毒舌に不快感を示す人が多いけど...私は嫌いじゃないなと思いました。

面白かった

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

レビューをすべて見る