-
サマリー
あらすじ・解説
【本日のご質問】
血清クレアチニン値の検査が健診の必須項目に含まれていないことをどのように思われますか。尿蛋白検査だけでも良いでしょうか。
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!
(匿名でも可能です)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog
面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは
#心身健康ラジオ
#たけおがお答えします
をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!
#医療
#健康
#スタエフ医療部
■AI要約(誤字はご勘弁ください)
* 内科医たけお先生が、リスナーからの質問やリクエストに答えるラジオ番組。
* 今回は、匿名の方からの「検診の必須項目に血清クレアチニンが含まれていないのはなぜか?尿検査だけで良いのか?」という質問を紹介。
* 質問には、4月10日の厚生労働委員会でのCKD(慢性腎臓病)に関する国会でのやり取りの詳細な情報が添付されていた。
* 梅村参議院議員が、労働安全衛生法におけるCKD早期発見・予防の観点から、尿タンパク検査だけでなく血清クレアチニンの測定も必要ではないかと質疑。
* たけお先生は、この国会のやり取りを直接見ていないため、提供された情報のみに基づいた個人的な見解を述べると前置き。
* 結論として、CKDの早期発見という点においては、血清クレアチニンとそれから算出されるeGFR(推算糸球体濾過量)は必須であると断言。
* 慢性腎臓病の診断基準の一つにeGFRが必須であり、尿タンパクとの組み合わせで腎臓のダメージ具合やCKDのステージを評価するため、どちらか一方だけでは不十分だと説明。
* 尿タンパク検査だけでは、車の前輪しかないようなもので、腎臓の状態を把握するには両方の検査が必要だと例えた。
* 法定検診で尿タンパクと尿糖が検査項目となっている点について、尿糖検査は現在では意義が薄い可能性があり、代わりに血尿もわかる尿潜血検査の方が有用ではないかと指摘。
* 特定検診では、医師の判断や前年度の腎機能低下などの一定条件を満たせば、腎機能検査が追加できる場合がある。
* 人間ドックでは、eGFR(クレアチニン、イージーエフレアール)を測定しないことはまず考えられないと述べた。
* 法改正の経緯は不明だが、個人的にはCKDの早期発見には血清クレアチニン値が必須であるという考えを改めて強調。
* 最後は恒例の「CCじゃんけん」で締めくくり、「今日も素敵な1日を。お相手は内科医のたけおでした。興味シンシン☝」で番組を終えた。