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サマリー
あらすじ・解説
デルポイにあるアポロン神殿の巫女が語った「ソクラテス以上に知恵のある者はいない」というお告げの言葉。ソクラテスはその言葉が意味するところを理解するため、市井の知者たちとの議論を交わします。その際に彼がとったのが、「エレンコス(吟味)」と呼ばれる対話のスタイルです。
エレンコスはいかに行われたか?なぜソクラテスは、エレンコスを重視したのか?その哲学的な価値とは?『ラケス』で描かれる「勇気」についての対話をもとにソクラテスの哲学的営みの具体的な相に焦点を当てていきます。
0:00〜 ソクラテスが行ったエレンコス(吟味)
1:46〜 エレンコスの四段階
4:29〜 『ラケス』におけるエレンコスの第1段階
7:36〜 『ラケス』におけるエレンコスの第2段階
15:37〜 『ラケス』におけるエレンコスの第3段階/第4段階
17:37〜 対話相手のさまざまなリアクション
19:10〜 ソクラテスによるデルポイのお告げの理解
24:52〜 「無知の知」は「無知の知」じゃない?
27:24〜 日本におけるソクラテスの受容
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出演:栗山はるな/土岐悠太/渡辺洋平
構成:土岐悠太
Twitter:哲学ラジオ(@tetsugaku_radio)