『テンションが上がるけど、逆に違和感の原因にも? 地名などの実在名称を作品世界で用いる場合の判断軸 #218』のカバーアート

テンションが上がるけど、逆に違和感の原因にも? 地名などの実在名称を作品世界で用いる場合の判断軸 #218

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渋谷や新宿のような実在の地名をそのまま用いる作品がある一方、微妙にぼかした架空地名を用いる作品もあります。この違いは、物語に対してどういう影響や効果があるのでしょうか。そして、何を軸に判断すればいいのでしょうか。


意識してみると良さそうなのが、主人公と舞台の「関係性」です。


実在の地名になっていると、読み手側の「この現実の中に、この主人公が存在している」という意識が強まります。主人公の悩みやテーマが、現実世界とどれぐらいリンクしているかで、違和感を覚えるかリアリティを感じるかを分けるポイントになりそうです。


もちろん、超能力や魔法がメインの作品であえて実在地名を用いることで演出効果を狙うなど、特に正解があるわけではありません。


ただし、「これはSFだし、架空地名でいいや」と何となくで決定するのだけは避けましょう。テーマと描きたいリアリティに合わせて地名の使い方を考えてみることで、作品の精度や盛り上がりが一段アップするかもしれないからです。


というわけで今回は、「日本が舞台のローファンタジーのディティール、どうすればいいの問題」について、じっくり話し合ってみました。

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