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サマリー
あらすじ・解説
名残惜しそうに、残っている桜花。
それを残花というらしい。
いじらしく、 それでいて芯の強さを感じるのは 自分だけではないだろう。
きっとみんな、最後のひとひらには なりたくないんだわ。
哲学的な話になりそうだ。
そういえば、有名な哲学者が 花吹雪、という言葉を 世界一美しい言葉だと言っていた。
うすむらさき 山の端染めた さくら花 緑の芽吹きに せかされて いく
ほんの一瞬、彼女の陰までが 消え入りそうに、薄くなった気がした。 (CV:桑木栄美里)