エピソード

  • テーマは伊予弁!あなたは何問わかる?
    2025/03/09

    今週はラジフェススペシャルとして、松山市大街道商店街のラジフェス特設ステージから公開生放送!「お国ことばは文化財」を旗印に、伊予弁で昔話や民話を語り継ぐ活動を続けられている「お伽座」から、伊賀澄子さん、和田紀子さんをゲストにお招きしました。昨年お伽座は結成20周年を記念して、「伊予の方言辞典」を刊行されました。ひとことで「伊予弁」といっても、東中南予の地域差はもちろん、隣の市町でも異なる表現が多くあり、メンバーの皆さんも「しろんごろん」(※意味は下記本編参照)しながら、2200語を収録されたんだとか。会場では実際に伊予弁での民話披露や「伊予弁クイズ」など、あったかい伊予弁満載でお届けしました。

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    45 分
  • 源平合戦にちなんだ梅の咲き方を何という?
    2025/03/02

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、南楽園の吉見翔太さん。これから見ごろを迎える「梅」をテーマに、お話を伺いました。南楽園には15種類160本の紅白梅が植えられていて、現在「梅まつり」が開催されています。古くは花見といえば梅見をさしていたというほど、日本人の心に根差した花のひとつ。いにしえの和歌にも数多く登場することからも、それが伺えます。そんな「梅」をめぐるあれこれを、「蝋梅は梅にあらず」「梅にまつわる伝説」「梅干しとうなぎ」というキーワードで切り取っていきます。

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    35 分
  • 有名脚本家が提案!幻の「坂の上の雲」とは!?
    2025/02/23

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、株式会社四国中央レポート代表取締役会長の藤原剛士さん。「司馬遼太郎 菜の花忌」をテーマに、お話を伺いました。司馬さんは野に咲く花、とりわけタンポポや菜の花といった黄色い花がお好きだったこと、また「菜の花の沖」という歴史長編小説を書かれたことから、その命日が「菜の花忌」と名付けられています。じつは藤原さんは、司馬さんが亡くなった翌月に大阪で開かれた「司馬遼太郎さんを送る会」に招待され、翌年から命日前後に開催されている「菜の花忌シンポジウム」を毎年取材、四国中央レポートで発信し続けています。今回のキーワードは「幻のドラマ もうひとつの『坂の上の雲』」、「司馬遼太郎史観」「なぜ県名と県庁所在地名が違う?」の3つ。司馬さんと藤原さんの意外な繋がりなど、とても興味深いエピソード満載です。

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    40 分
  • ドーパミンの元となる成分で注目「ムクナ豆」とは!?
    2025/02/16

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、NPO法人「すくすくビーンズ」の代表理事・笹田広恵さんと、事務局の岩渕加代子さん。神経伝達物質ドーパミンの元となる「L-dopa(ドーパ)」が多く含まれていることで最近注目されている「ムクナ豆」について、お話を伺いました。聴き慣れない名の豆ですが、日本では「八升豆」という呼び名で、江戸時代には西日本を中心に栽培されていたんだそうです。その「ムクナ豆」の栽培に取り組んでいるお二人に、「100gで8000円」「100gで1000円」「ムクナ豆の食べ方」をキーワードにお話を伺いました。

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    38 分
  • 優れた教育家としての秋山好古
    2025/02/09

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、松山歌人会会長の片上雅仁さん。小説「坂の上の雲」の主人公の一人・秋山好古は「日本騎兵の父」と呼ばれ、軍人としての功績がよく知られていますが、片上さんが注目するのは「晩年の秋山好古」。当時、陸軍大将まで務めた人物が郷里の小さな中学校の校長として戻ってくるのは極めて異例のこととして捉えられていましたが、その好古の晩年にこそ、彼の本質がよく表れているというのです。キーワードは、「たった10分で決まる」「校長の責任とは」「生徒は兵隊ではない」の3つです。

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    44 分
  • 子規は優れた批評家でもあった!
    2025/02/02

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、子規記念博物館学芸員の平岡瑛二さん。この番組でも様々な切り口でご紹介している正岡子規について、今回は「批評家」としての顔に注目して語っていただきました。現在、子規記念博物館では特別企画展「批評家・子規~文学革新の追求」を開催中。俳人・歌人としてだけでなく、批判精神旺盛な批評家でもあった子規は、新聞や雑誌などで文学や芸術全般に多様な評論を展開しました。今回は「子規の研究熱」「鮮烈な批評家デビュー」「闘う批評家・子規」という3つのキーワードで紐解きます。

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    52 分
  • 春日局や伊藤博文にもつながる一族「越智氏」とは!?
    2025/01/26

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、古代史研究家の大橋麻輝さん。今治地域を起源とする一族「越智氏」について語っていただきました。愛媛では馴染みある苗字ですが、今回は「氏」のひとつである「越智氏」。特別な役割を与えられた集団なのだとか。大橋さんは、神社巡りをしながら日本書紀や古事記、神社や神話の神々の伝説を調査研究し、その15年間の成果を昨年、今治市朝倉で発表されています。今回は、「大山積神と越智氏」「時代の変化に越智氏あり」「越智氏をたどる旅」という3つのキーワードで、越智氏を紐解いていただきました。

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    41 分
  • 鎌倉時代に生まれた”いぶし銀”が令和に進化!
    2025/01/19

    今週、坂の上に訪ねてきてくださったのは、今治市菊間町の瓦工房「かわらや菊貞」10代目の小泉信三さん。菊間では、節分の豆まきの際に「福は内、鬼も内」と掛け声を掛けるほど、鬼瓦は地域の大切な財産となっています。新年を迎えるにあたって、いぶし銀の瓦で作られる干支の置物も人気です。今回は「菊間瓦、今昔物語」をテーマに、伝統の鬼瓦や斬新な取組みについて、「お寺から民家へ」「瓦のいぶし銀って何?」「多様化する菊間瓦」をキーワードに語っていただきました。

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    44 分