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第165回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(後編)』

第165回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(後編)』

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第165回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(後編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。【ハイライト】・ラブボミングはサークルの進化版?(笑)・ABFメンバーのサークルあるあるを語る・学生をまとめるためにはカルト思想が必要なのか論・秘密や大きな経験を共有すると団結できるのか?・『手の動きを先輩に見せるな!!(笑)』・『ABFに入ったらこれをやる』を作ろう!・ショートカットは覚えてきてほしいです(笑)・洗脳フレームワークBITEとは?・組織マネジメントとカルトは表裏一体?カルトのことば:なぜ人は魅了され、狂信してしまうのかhttps://amzn.asia/d/4sMBy1Z「ラブボミングって何?――称賛と歓迎の“愛情爆撃”」今回のエピソードでは、「ラブボミング(Love Bombing)」という言葉から話が始まる。この言葉はもともと宗教団体などが新規メンバーを取り込むために使う“過剰な愛情表現”のこと。褒め称えたり仲間に引き込んだりすることで「ここは安全な場所だ」と思わせる心理的な手法だが、番組メンバーは「これって自分のサークルもそうだったよね?」と、学生時代の部活動・サークルでの“独特な慣習”に話が展開していく。「思い出す“謎の儀式”――なぜか共通する過剰な洗礼」各メンバーが語る学生時代の「ラブボミング的体験」が続々と明かされる。内容は多岐にわたるが、いずれも“最初に仲間として認められるための試練”だったという点で一致する。過剰なまでの内輪言語・儀式・集団行動が、奇妙な一体感を生み出す仕組みとして機能していたことに気づかされる。「やっぱりそれ、“宗教”じゃない?――組織づくりと洗脳の境界線」ここでメンバーが言及したのが、カルト宗教における「洗脳のフレームワーク(BITEモデル)」だ。行動(Behavior)、情報(Information)、思考(Thought)、感情(Emotion)という4つの領域を統制することで、人を支配していく構造を言語化したもの。学生サークルや企業でも無意識にこの構造が再現されている場合があると指摘され、称賛・儀式・情報遮断・服従などが、メンバーの結束と同時に“異常な常識”を生む仕組みとなっていると分析される。「“やってた自分”を笑いながら振り返る――恐怖と愛情の両立」面白いのは、メンバーがその“異常な体験”を否定せず、むしろ懐かしく語っている点だ。お酒、叫び、儀式、謎の返事ルール(ヨッシー!)…すべてを通じて、「あのときはバカだったな」と笑いながらも、「確かに一体感があった」「乗り越えた仲間だけが得られる関係があった」と肯定的に振り返っている。洗脳の危うさと、共同体における“わざとらしいくらいの共通体験”の必要性、その両方を実感していることが伝わる。「あなたの職場やチームにも…?――“ラブボミング”の功と罪」番組の最後では、「ラブボミング」は必ずしも“悪”ではないという視点も提示される。組織やプロジェクトを立ち上げる際、最初の“歓迎と称賛”は人を動かすための有効な手法にもなる。問題は、その後に続くルールや統制の仕方。「愛情爆撃」で入っても、やがて従属や盲信を求められるようになれば、それは“宗教的組織化”への道でもある。重要なのは、内輪のルールに外部への開放性や個人の自由を持たせられるか――そのバランスなのかもしれない。「僕らはみんな、どこかで“ラブボミング”を受けて生きてきた」学生時代、職場、サークル、趣味の場――さまざまなコミュニティで、歓迎の言葉や儀式、内輪ネタでの結束が使われている。今回の対談は、“組織の熱量”と“洗脳のリスク”を両面からユーモラスに振り返ることで、自分たちの過去の行動や今の関係性に新しい視点を与えてくれる。ラブボミング、それは懐かしくて少し怖くて、でもどこか愛おしい――そんな体験だったのかもしれない。~お知らせ~第4回 JAPAN PODCAST AWARDS ベストナレッジ賞 ノミネート!㈱エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や...

第165回『敵がいないと組織はまとまらない?カルト×マネジメント論を語ろう!(後編)』に寄せられたリスナーの声

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