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サマリー
あらすじ・解説
東京大学と国際研究チームは、白亜紀末の100万年間の気候変動を詳細に解明しました。北太平洋と南大西洋の海底堆積物を「時刻合わせ」し、インド・デカントラップの大規模噴火が2回発生したことを特定しました。これらの噴火が二酸化硫黄や二酸化炭素を放出し、地球環境に影響を及ぼし、その後の天体衝突による大量絶滅の要因になった可能性が示されました。
■参考文献
東大、ドイツ・イタリア・米国の研究者らと共同で白亜紀最後の100万年間の気候変動を詳細に復元することに成功 | 日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP687940_W5A300C2000000/
地球の軌道リズムが巨大噴火と気候変動のタイミングをつなぐ ―白亜紀最後の100万年間の気候変動を詳細に復元することに成功― | 東京大学大気海洋研究所
https://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2025/20250308.html
=出演者情報=
■ちーがくん
(地学コンテンツクリエイター/気象予報士)
地学を研究し、発信する大学院生。高校地学で実感した「地学教育の空洞化」を食い止めるために高校3年生で理転し地学専攻へ。大学1年時から発信を開始。月5.5万PVを超えるブログ「ちーがくんと地学の未来を考える」を運営。X(旧Twitter)では地学ニュースの発信に加え、地学図解を投稿。フォロワーは1.5万人を超える。発信の傍ら、大学4年時には気象予報士試験に合格。現在は大学院で気象災害の予測精度向上に関する研究を行っている。
Web:https://spreading-earth-science.com/
X(旧Twitter):@spEarthScience