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サマリー
あらすじ・解説
クロード・ドビュッシーとモーリス・ラヴェルの弦楽四重奏曲の最終章です。
高度な技術を要する弦楽四重奏曲の中でも、このラヴェルの弦楽四重奏は、特に最高度に凝縮された多彩なテクニックや音楽性が求められます。そこにはリムスキー・コルサコフの『管弦楽法』の影響が色濃く写っています。
一方ドビュッシーの方は、調性感も和声感もリズムも意外なほど保守的に作られています。ただその中でも、ふとした瞬間に後のラヴェルを彷彿とさせる和音が顔を覗かせます。
中田昌樹さんのFacebookでは番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】クロード・ドビュッシー作曲 弦楽四重奏曲 ト短調 第4楽章
コダーイ・クァルテット/演奏
モーリス・ラヴェル作曲 弦楽四重奏曲 ヘ長調 第4楽章
コダーイ・クァルテット/演奏
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団
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