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CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。CULTIBASE(https://www.cultibase.jp/)のサイトでは、組織づくりの実践知や最新理論を、記事や動画でも配信中! CULTIBASE Radioへの感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。 ▼CULTIBASE https://www.cultibase.jp/ ▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト https://mimiguri.co.jp/ パーソナリティー: 安斎勇樹(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO) ミナベトモミ(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO)CULTIBASE 経済学
エピソード
  • マネジメントの悩みの種、「年下上司」×「年上部下」問題の本質とは?|CULTIBASE Radio #64
    2025/07/09
    今回のテーマは「マネジメント」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。▼概要年下上司と年上部下という関係は、近年の組織において増加傾向にある複雑な課題です。2023年の調査によれば、この関係に該当する人は全体の約21%にのぼり、珍しいケースではありません。しかし、「上司は年上であるべき」という固定観念が根強く、現場での具体的な解決策はまだ十分に議論されていないのが現状です。理想的な関係性では、互いの立場を尊重し、経験と知見を活かし合うことが求められます。しかし実際には、「年上部下はチームの模範であるべき」といった暗黙の期待があり、それに応えられなくなると関係性に歪みが生じます。年下上司がフォローしようとしても、過度な配慮はかえって年上部下の自尊心や自己効力感を損ねてしまい、両者が関係のバランスを崩す「パラドックス」に陥るのです。こうした状況においては、いくつかの視点が有効です。まず、1つ目は年上部下は自身の機嫌を意識的に管理する姿勢。上司が年上部下の機嫌を取ることは逆効果になる場合が多く、自律的な感情コントロールが求められます。一方で年下上司は、年上部下のムードメーカー的役割や存在感を正当に評価し、単なる成果以外の貢献にも目を向けることが大切です。2点目は、ケアの質です。年下の部下と同じような個別の手厚い対応は、年上部下にとってかえって居心地が悪くなることがあります。むしろ、年下上司自身がパフォーマンスを発揮し、チームの流れを作ることで年上部下が自然に参加できる環境づくりが有効です。3点目は、年齢以外の評価軸を明確にし、年下上司がその立場にある理由をチーム内で共有すること。年齢ではなくスキルや実績での信頼構築が、関係性の安定につながります。他には、メンター制度を導入し、年上部下が信頼できる人生の先輩と話せる場を持つことで、悩みの緩和や自己再定義の支援になります。この関係性は、年齢だけでなく、個人のプライドや文化、評価制度など多くの要素が絡むため、今後も多角的な視点からのアプローチが求められるでしょう。番組への感想は、SNSのハッシュタグ #CULTIBASE にてお待ちしています。CULTIBASE Radioは⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠や⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠、⁠⁠⁠YouTube⁠⁠⁠などでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!▼関連リンク「強い個人の集団」から「自律的なチームづくり」へ。個の尊重を掲げるリクルートの組織マネジメントの転換点https://www.cultibase.jp/articles/14814ミドルマネジメントの”やりがい”を探る:事業部を超えた連携を成功させる秘訣とは?https://www.cultibase.jp/videos/14635ヒトと組織が育つ制度とは?:人事マネジメントの暗黙知を探究するhttps://www.cultibase.jp/videos/13547◇ ◇ ◇▼CULTIBASE⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/⁠⁠⁠⁠⁠▼CULTIBASE Lab無料会員登録⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.cultibase.jp/signup⁠⁠⁠⁠⁠▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト⁠⁠⁠⁠⁠https://mimiguri.co.jp/⁠
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    37 分
  • ベストセラー『問いのデザイン』にいま加筆したいこと|CULTIBASE Radio #63
    2025/07/02

    今回のテーマは「問いのデザイン」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。

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    ▼概要

    ミナベは最近ファシリテーションにおいて大きな手応えを感じており、その背景には『問いのデザイン』の再読による新たな気づきがあると語ります。「問いのデザイン」が単なる問いの立て方ではなく、課題のデザインとプロセスのデザインという二軸構造であることが、実践経験を通じて腹落ちしたと述べています。

    その上で、『問いのデザイン』をさらに発展させる2つの新たな構成要素を提案。一つ目は時間のデザイン。組織変革や学習は単発のワークショップではなく時間軸に沿って生じるもので、ファシリテーションの成果は1年、3年、5年という長期的視点で育つという考え方です。これにより、長期的変革に伴走するファシリテーターの役割を明確化し、「空間×プロセス×時間」という三次元構造でプロジェクト全体を捉えることが可能になります。

    二つ目は文脈のデザイン。ワークショップの意義は、それまでの積み重ねられた文脈によって変化するため、組織内の意味づけを読み取り、それをどう継承・更新していくかが重要だと指摘します。この視点により、熟達したファシリテーターが持つ「読み取り力」と「編集力」という暗黙知をモデル化・共有できる可能性が広がります。

    安斎はこれらの提案に強く共感し、特に「時間のデザイン」がプログラム構成の話ではなくファシリテーションそのものの時間軸設計であることに納得を示しました。両者は「問いのデザイン」を単なる技法書ではなく、意味と学習の構造的育成を扱う普遍的フレームとして捉え、新たな要素の追加により組織開発や変革ファシリテーションの理論的基盤が強化されると考えています。



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    ▼関連リンク

    『問いのデザイン』はまだ序章。安斎勇樹が描く、“人間らしい経営論”|CULTIBASE Radio #2https://www.cultibase.jp/radios/cultibase-radio/14758

    問いの日スペシャル 〜安斎勇樹の冒険の大ヒント〜https://www.cultibase.jp/videos/question-day-special

    『問いのデザイン2』を構想するhttps://www.cultibase.jp/videos/toi_design2




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    27 分
  • 経営者こそ「育児休暇」をしっかりとるべし!|CULTIBASE Radio #62
    2025/06/25

    今回のテーマは「育児休暇」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。

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    ▼概要

    今回は安斎が育児休暇からの復帰直後ということで、育児休暇を中心にトークが展開されました。安斎は5月に第二子が誕生し、1ヶ月半の育休を取得。育休は単なる“休み”ではなく、組織の健全性やマネジメントの質を試す機会であると安斎は言います。トップが不在になることで、権限委譲の実態が浮き彫りになり、組織の自律性や成熟度を見直すチャンスにもなる。加えて、経営者自身にとっても、育児という「思い通りにならない」経験を通じて、視野や人間性の幅を広げる重要なリフレクションの時間になると語りました。

    第一子誕生時は創業間もないタイミングで、育休どころか目の前の業務に追われていましたが、今回は自身が不在の間もプロジェクトは着実に進行し、大手クライアントからも引き続き高評価を得られたことで、経営者としての役割の変化とチームへの信頼感を再認識する機会になったといいます。

    一方で、育休中は「生産性」や「成果」といった仕事上の指標から一旦離れることに戸惑いもあったとのこと。自分の価値や存在意義が見えづらくなり、不安や焦りを感じる瞬間も少なくなかったといいます。しかし、そうした“空白”の時間を経て、「何もしないこと」の尊さや、ただ子どもと向き合う時間のかけがえのなさに気づくことができ、父親としての時間を大切にする視点を得たと振り返りました。



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    ▼関連リンク

    長期休暇におけるディープ・リフレクションの作法|CULTIBASE Radio|Management #131

    https://www.cultibase.jp/radios/management-radio/13834


    子育てから学ぶ、衝動を焚き付けるマネジメント

    https://www.cultibase.jp/videos/management-from-parenting


    本当に任せられてる?権限委譲(デリゲーション)のバランスを考える|最高の組織づくり〜ベンチャーCxOの葛藤〜 #10

    https://www.cultibase.jp/radios/venture-radio/ssz10




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    23 分

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