• StaTalk #25 [10/Mar/2022] 美しい数式 / 余命10年

  • 2022/03/09
  • 再生時間: 36 分
  • ポッドキャスト

StaTalk #25 [10/Mar/2022] 美しい数式 / 余命10年

  • サマリー

  • 予告通り1週間での更新。

    前半は「美しい数式」について。数学者や理論家が「美しい」という表現をするとき,それがなにを意味するのかという話。
    視覚的に美しいかどうかはあまり関係がないことが多く,「式が説明している事実(変数間の関係)」と「式の構造(シンプルさ)」によって「美しい」と感じられる…といっても分かりにくいでしょうか。わかる人にはわかるのですけれども。

    後半は映画「余命10年」の話。映画というよりは原作となった小坂流加の同名の小説(2007/2017)の話が中心です。
    個人的には原作は恋愛小説なんかではないと思っています。少なくとも主題は恋愛ではないし,命の儚さでもない。
    自分勝手にしか生きられない人間の宿命と,無意識の自分勝手さが生む暴力の話だと。
    そして生じた問題は解決でも解消でも先送りでもなく,ただ忘却されることによって消化される。
    あくまでも私の解釈ですけれども。

    --- Support this podcast: https://podcasters.spotify.com/pod/show/tlh/support
    続きを読む 一部表示
activate_samplebutton_t1

あらすじ・解説

予告通り1週間での更新。

前半は「美しい数式」について。数学者や理論家が「美しい」という表現をするとき,それがなにを意味するのかという話。
視覚的に美しいかどうかはあまり関係がないことが多く,「式が説明している事実(変数間の関係)」と「式の構造(シンプルさ)」によって「美しい」と感じられる…といっても分かりにくいでしょうか。わかる人にはわかるのですけれども。

後半は映画「余命10年」の話。映画というよりは原作となった小坂流加の同名の小説(2007/2017)の話が中心です。
個人的には原作は恋愛小説なんかではないと思っています。少なくとも主題は恋愛ではないし,命の儚さでもない。
自分勝手にしか生きられない人間の宿命と,無意識の自分勝手さが生む暴力の話だと。
そして生じた問題は解決でも解消でも先送りでもなく,ただ忘却されることによって消化される。
あくまでも私の解釈ですけれども。

--- Support this podcast: https://podcasters.spotify.com/pod/show/tlh/support

StaTalk #25 [10/Mar/2022] 美しい数式 / 余命10年に寄せられたリスナーの声

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。