『人生に「意味」なんかいらない』のカバーアート

人生に「意味」なんかいらない

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人生に「意味」なんかいらない

著者: 池田 清彦
ナレーター: 菅沢 公平
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このコンテンツについて

私たちを息苦しくさせる「意味を求める病」を手放す

本書では「人生には意味があるべきだ」とかいった言説に普遍的だったり超越的だったりする価値はないと喝破する。

そのうえで、「人生に意味なんかなくてもいいじゃないか」「そもそも人生に意味なんてない」と主張し、「意味を求める病」を手放す生き方を提案する。

生物学や科学哲学の観点から、「意味」にまつわるテーマを縦横に掘り下げ、語り尽くす!

◎そもそもなぜ人間は意味を求めるのか?

◎ミッドライフクライシス(中年期の精神的危機)の原因は「意味を求める病」?

◎無意味・無駄・無価値・役立たずは本当に悪なのか?

◎なぜ人間は意味のわからないものを恐れるのか?...etc

目次

私が「人生に意味はない」と考えたわけ――まえがきに代えて――

第1章 人生に意味はなくても楽しく生きられる

第2章 資本主義志向と意味の呪縛

第3章 本当はたくさんある意味不明な生物の形質

第4章 「無意味」への恐怖を克服しよう

あとがき――意味などないけど楽しく生きよう

池田清彦(いけだきよひこ)

1947年、東京都生まれ。生物学者、評論家、理学博士。

東京教育大学理学部生物学科卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学。

山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、山梨大学名誉教授、早稲田大学名誉教授、TAKAO599 MUSEUM名誉館長。

『構造主義科学論の冒険』(講談社学術文庫)、『環境問題のウソ』(ちくまプリマー新書)、『「現代優生学」の脅威』(インターナショナル新書)、『本当のことを言ってはいけない』(角川新書)、『孤独という病』(宝島社新書)、『自己家畜化する日本人』(祥伝社新書)など著書多数。メルマガ「池田清彦のやせ我慢日記」、VoicyとYouTubeで「池田清彦の森羅万象」を配信中。

※本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

©2023 Kiyohiko Ikeda (P)2023 Kiyohiko Ikeda
エッセイ

人生に「意味」なんかいらないに寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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あとがき最後の一文が良い

テレビ番組でたびたびお目にかかる池田先生の考え方が良く表されているな、と思いました。中学生くらいの年齢なら理解できる内容と思うので、ぜひ多感な時期の『悩める』中高生に読んでもらいたい良著です!

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目から鱗の考え方

TVで著者のことを
存じ上げていたので、
目を引くタイトルと相まって
聴いてみようという気になりました。

結論から言って、
人生に意味などないから
楽しく生きようという
著者の考えにとても感銘を受けました。

たびたび死や人生について
哲学的に考える癖があった
私にとっては
正に目から鱗の考え方でした。

人の邪魔はなるべくせぬように、
自分が楽しいと思うことを
精一杯やっていきたいと
感じさせて頂きました。

この度は良質な読書体験を
有難うございました。

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MMTのはなしとかアンチRNAワクチンな内容が気になります。

考えて方としてそうだよなぁ、、、って思うことが反面、MMTとか出てきてしまってなんとも言えない気持ちになりました。

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「人生の意味?そんなの気にしなくていいんじゃない!」

池田清彦の『人生に「意味」なんかいらない』は、「人生に意味があるべきだ」という固定観念に挑む大胆な一冊。

読んでいるうちに、「あれ?今まで自分は何をそんなに深刻に悩んでいたんだ?」と思わせる軽やかさが魅力。再生時間は約4時間半で、ナレーションも耳に心地よいリズム。菅沢公平の語り口はちょうどよく、難しそうな話でも自然にスーッと頭に入ってくる。

そもそも「人生に意味なんてない」という主張を堂々と展開しているわけだけど、聞きながら「確かにその通り!」と笑ってしまう瞬間が多々ある。

池田さんは、真剣に物事を捉えすぎることがどれだけ無駄かを軽妙な語りで教えてくれる。意味なんてものに執着するよりも、日々を楽しく過ごすことがどれだけ大事かを説いている。言い換えれば、「人生ってただの暇つぶしだろ?」くらいの感覚があってもいいんじゃないか、という提案だ。

もちろん、これを聞いて「そんなこと言ったって、意味がなかったらどうするんだ?」と不安になる人もいるかもしれない。だけど、池田さんはその不安すら笑い飛ばしてしまう。

そもそも、意味なんて追い求めているのは人間の勝手な思い込みであって、自然界や動物たちはそんなこと気にしていない、と。確かに、シマウマが「自分の存在意義とは?」と悩んでいる姿なんて想像できない。人間だってそれでいいんじゃないか。

全体を通して、哲学的なテーマを扱いながらも、重くならず、むしろ軽やかでさわやかな読後感が残る。日常に溢れる「意味を見出せ!」という圧力から解放されたい人にはぴったりの一冊。深刻になりがちな「生きる意味」の話題に対して、そんなの気にしなくていいよ、という肩の力を抜いてくれる。

読後は「まあ、なんとかなるか!」と肩の荷が軽くなる感覚を得られるはず。

池田清彦の本は、シンプルでわかりやすい。だから、ちょっとした人生のモヤモヤに直面している人や、何か大きな答えを探し求めている人にとって、目からウロコになること間違いなし。笑いながら、気づけば自分の考え方が変わっている。そんな面白い効果をもたらしてくれる本。

ぜひ一聴あれ。

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医者でもないのに医療の話が長い

反ワクチンの話が長いし(反ワクチン自体は個人の主張として別にいいと思うけど)、医者でもないのに断言口調で少し心配。自殺の理由なども言い切っていて、少し不愉快。部分的に参考になる部分もあり、勇気づけられるところもあったけど、おじいちゃんの長話程度に軽く聞き流すのが良いと思う。でも長話が長すぎるので、私は途中リタイアです。

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好きな人は好きだろうなという内容

あえてなのか無自覚なのか、わかりづらい表現が多く聞いていて混乱する。同じ単語を一文の中で繰り返すのは筆者的には面白いのだろうか…。
健康診断批判、コロナワクチン批判も顕著で、主観的な主張が多く読む人をかなり選ぶ内容。

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