![『日本怪談全集』のカバーアート](https://m.media-amazon.com/images/I/61864QPbg+L._SL500_.jpg)
日本怪談全集
カートのアイテムが多すぎます
カートに追加できませんでした。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
Audible会員プラン 無料体験
-
ナレーター:
-
パンローリング
-
著者:
-
田中 貢太郎
このコンテンツについて
※本タイトルは80時間を超えるため、お客様のデバイスが3GB以上の空き容量が無い場合はダウンロードできません
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして蒐集した 怪異恐怖記録の集大成 全187話を収録
こちらもおすすめ
-
世界怪談名作集(上)
- 著者: 岡本 綺堂訳
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 8 時間 25 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
文字通り世界の怪談の短編名作を集めた編集です。
著者: 岡本 綺堂訳
-
日本怪談全集 六
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 11 時間 11 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、 怪異恐怖記録の集大成 第六弾、27話収録
私が最初に怪談に筆をつけたのは、大正七年であった。それは『魚の妖・蟲の怪』と云う、中央公論に載せたもので、『岩魚の怪』と『蠅供養』の二つからなっていた。 ところで、幸か不幸か、其の怪談の評判がよかったので、彼方此方から怪談を頼まれるようになって、長い間怪談ばかり書いた。それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云うような物を手あたりしだいに読んでいた関係から、怪談に特殊な興味を覚えていたことも原因しているのであろう…… 田中貢太郎は「日本怪談全集」の序文でこう語っています。怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集 第六巻」。
「榛名湖物語」 天正十三年十二月二十七日、榛名湖畔に雪が来て、間もなく湖の水も凍ろうとしているときのこと。狩り装束をした十余人の者たちが湖畔から天神峠の下にやって来た。...
著者: 田中 貢太郎
-
日本怪談全集 四
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 48 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、
怪異恐怖記録の集大成 第四弾、26話収録
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集」。第二巻の登場です。
猛暑のお供には魂が震えあがるような怪談が一番!
涼しい夏を送りませんか……?
「雀が森の怪異」
...
著者: 田中 貢太郎
-
日本怪談全集 二
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 54 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、
怪異恐怖記録の集大成 第二弾、32話収録
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集」。第二巻の登場です。
猛暑のお供には魂が震えあがるような怪談が一番!
涼しい夏を送りませんか……?
「雀が森の怪異」
...
著者: 田中 貢太郎
-
日本怪談全集 三
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 53 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、
怪異恐怖記録の集大成 第三弾、22話収録
私が最初に怪談に筆をつけたのは、大正七年であった。それは『魚の妖・蟲の怪』と云う、中央公論に載せたもので、『岩魚の怪』と『蠅供養』の二つからなっていた。
ところで、幸か不幸か、其の怪談の評判がよかったので、彼方此方から怪談を頼まれるようになって、長い間怪談ばかり書いた。それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云うような物を手あたりしだいに読んでいた関係から、怪談に特殊な興味を覚えていたことも原因しているのであろう……
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集」。第三巻です。残暑厳しい中も体の芯まで寒くなるような怪談は格好の作品です。涼しい秋が来る前に……
「鍛冶の母」
...
著者: 田中 貢太郎
-
世界怪談名作集(上)
- 著者: 岡本 綺堂訳
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 8 時間 25 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
文字通り世界の怪談の短編名作を集めた編集です。
著者: 岡本 綺堂訳
-
日本怪談全集 六
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 11 時間 11 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、 怪異恐怖記録の集大成 第六弾、27話収録
私が最初に怪談に筆をつけたのは、大正七年であった。それは『魚の妖・蟲の怪』と云う、中央公論に載せたもので、『岩魚の怪』と『蠅供養』の二つからなっていた。 ところで、幸か不幸か、其の怪談の評判がよかったので、彼方此方から怪談を頼まれるようになって、長い間怪談ばかり書いた。それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云うような物を手あたりしだいに読んでいた関係から、怪談に特殊な興味を覚えていたことも原因しているのであろう…… 田中貢太郎は「日本怪談全集」の序文でこう語っています。怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集 第六巻」。
「榛名湖物語」 天正十三年十二月二十七日、榛名湖畔に雪が来て、間もなく湖の水も凍ろうとしているときのこと。狩り装束をした十余人の者たちが湖畔から天神峠の下にやって来た。...
著者: 田中 貢太郎
-
日本怪談全集 四
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 48 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、
怪異恐怖記録の集大成 第四弾、26話収録
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集」。第二巻の登場です。
猛暑のお供には魂が震えあがるような怪談が一番!
涼しい夏を送りませんか……?
「雀が森の怪異」
...
著者: 田中 貢太郎
-
日本怪談全集 二
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 54 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、
怪異恐怖記録の集大成 第二弾、32話収録
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集」。第二巻の登場です。
猛暑のお供には魂が震えあがるような怪談が一番!
涼しい夏を送りませんか……?
「雀が森の怪異」
...
著者: 田中 貢太郎
-
日本怪談全集 三
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 10 時間 53 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
怪談文芸の大家としても知られた田中貢太郎が二十年の歳月を費やして集め得た、
怪異恐怖記録の集大成 第三弾、22話収録
私が最初に怪談に筆をつけたのは、大正七年であった。それは『魚の妖・蟲の怪』と云う、中央公論に載せたもので、『岩魚の怪』と『蠅供養』の二つからなっていた。
ところで、幸か不幸か、其の怪談の評判がよかったので、彼方此方から怪談を頼まれるようになって、長い間怪談ばかり書いた。それは私が支那の怪談が好きで、晉唐小説六十種、剪燈新話、聊齋志異などと云うような物を手あたりしだいに読んでいた関係から、怪談に特殊な興味を覚えていたことも原因しているのであろう……
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した「日本怪談全集」。第三巻です。残暑厳しい中も体の芯まで寒くなるような怪談は格好の作品です。涼しい秋が来る前に……
「鍛冶の母」
...
著者: 田中 貢太郎
-
聴耳草紙(全183話収録)
- 著者: 佐々木 喜善
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 19 時間 48 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
岩手県遠野地方に伝わる不思議な話
著者: 佐々木 喜善
-
日本怪談全集 五
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 11 時間 8 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
内容紹介
怪異恐怖記録の集大成 第五弾 26話収録
「棄轎」
ある日の夕方、一人の農夫が畑から帰っていた。煙管を咥えながら、のろのろと牛のように歩いていると、路傍の松の木の下に異様な物を見つけた。それは、眼にも眩しい金と銀の金具をちりばめた轎(かご)であった。
しかし、轎かきもいなければ伴の者もいない。まるで投げ棄ててでもあるように置いてあるのが不思議でならなかった。轎の中はひっそりとしていて、誰も乗っていそうにないし、見ている者もないので、轎の傍へ寄って往って垂れをあげた。垂れをあげて農夫は驚いた。轎の中にはお姫さまのような綺麗な女がいたのだが……
「女賊記」
...
著者: 田中 貢太郎
-
岡本綺堂の怖い話
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 大森 ゆき
- 再生時間: 8 時間 37 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
半七捕物帳でお馴染みの岡本綺堂が描くて不気味な怖い話の短編をまとめました。
百物語形式で語られていく不気味で怖い、妖しく美しい視覚的イメージを堪能できる12の怪談。
著者: 岡本 綺堂
-
聊斎志異
- 著者: 蒲 松齢, 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 7 時間 33 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
芥川龍之介、太宰治、カフカ・・・
後世に多大なる影響を与えた中国怪異譚20篇
怪異文学の最高峰
清代の中国における初の文人、蒲松齢によって著された500篇を超える怪異譚の中から良作20篇を収録。
収録作品
考城隍
王成
成仙
嬰寧
阿繊
織成
連城
珊瑚
五通
庚娘
翩翩
田七郎
封三娘
汪士秀
阿英
蓮花公主
阿霞
促織
偸桃
小翠
-
-
個人的に最高のナレーション
- 投稿者: 0911 日付: 2022/01/30
著者: 蒲 松齢, 、その他
-
日本怪談全集 七
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 7 時間 27 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した、著者のライフワークともいえる「日本怪談全集」。第七巻です。古今東西から集められた怪談の数々を、心ゆくまでお楽しみください。
「皿屋敷」
番町の青山主膳の家の台所では、下女のお菊が正月二日の昼の祝いの済んだ後の膳具を始末していた。この若い美しい下女は、粗相をして冷酷な主人夫婦の折檻に遭わないようにとおずおず働いているのであった。
その時お菊の始末していたのは、主人秘蔵の南京古渡の皿であった。その皿は十枚あった。お菊は洗ったその皿を一枚一枚大事に拭って側の箱へ入れていた。と、一匹の大きな猫がどこから来たのかつうつうと入って来て、前の膳の上に乗っていた焼き魚の残りを咥えた。お菊は驚いて猫を追いのけようとしたが、そのはずみに手にしていた皿が落ちて割れてしまった。お菊ははっと思ったがもうとりかえしがつかなかった。お菊は顔色を真青にして震えていた……
「人のいない飛行機」
某飛行場に近い畑の中に、一台の軍用機がふわりふわりと降りて来た。勿論もちろんプロペラーの回転を落した空中滑走である。
しかし、百姓たちが飛行機の側に集まって来たが、飛行機には誰も乗っていないのである。なにしろ人間の乗っていない飛行機が、操縦者が乗って操縦しているかのように悠
著者: 田中 貢太郎
-
日本怪談全集 八
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 7 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
怪談文学の第一人者ともいえる田中貢太郎が、二十年に渡って書き上げてきた作品を蒐集した、著者のライフワークともいえる「日本怪談全集」。第八巻です。古今東西から集められた怪談の数々を、心ゆくまでお楽しみください。
「四谷怪談」
元禄年間のこと。四谷左門殿町に御先手組の同心を勤めている田宮又左衛門と云う者が住んでいた。その又左衛門は眼が悪くて勤めに不自由をするので、娘のお岩に婿養子をして隠居したいと思っていたが、そのお岩は疱瘡に罹って顔は皮が剥けて渋紙を張ったようになり、右の眼に星が出来て、髪も縮れて醜い顔になってしまった。
お岩が二十一の時、又座衛門は亡くなった。そこで又左衛門の友人たちが相談して、お岩に婿養子をして又左衛門の跡目を相続させようとしたが、なにしろお岩の姿を気にして養子になろうと云う者がない。
ようやく伊右衛門と云う摂州の浪人が候補に見つかった。彼は三十俵二人扶持の地位欲しさに婿入りを了承するのだが、お岩の二目と見られぬ容貌に驚き、次第に嫌悪するようになっていったのだった……
「山の怪」
土佐長岡郡の奥に本山と云う処がある。その本山に吉延と云う谷があって、其処には猪や鹿などの大きな獣がいるので、猟師をやっている者で其処へ眼をつけない者はなかったが、その谷には時々不思議なことがあるので、気の弱い者は避けて行
著者: 田中 貢太郎
-
小泉八雲怪談集
- 著者: 小泉八雲
- ナレーター: パンローリング
- 再生時間: 8 時間 25 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
<収録内容>
幽霊瀧の傳説
茶碗の中
常識
生霊
死霊
おかめのはなし
蠅のはなし
雉子のはなし
忠五郎のはなし
或女の日記
平家蟹
露の一滴
餓鬼
尋常の事
黙想
病理上の事
真夜中
草雲雀
夢を食ふもの
耳無し芳一の話
をしどり
お貞のはなし
姥櫻
術藪
鏡と鐘
食人鬼
貉
ろくろ首
葬られたる秘密
雪女
青柳のはなし
十六日櫻
安藝之助の夢
力ばか
日廻り
蓬来
著者: 小泉八雲
-
夢野久作傑作選
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 岩渕 柾志, 野口 晃, 楠木 華子, 、その他
- 再生時間: 65 時間 53 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
代表作ともいえる『ドグラ・マグラ』、江戸川乱歩が熱賛したという『押絵の奇蹟』ほか傑作15作品を収録
-
-
余計なBGMで作品を汚さないで欲しい
- 投稿者: KT 日付: 2024/05/26
著者: 夢野 久作
-
暴風雨の夜
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 32 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
江戸川乱歩の「赤い部屋」に似たような趣旨で始まる短編ですが、話の展開の仕方は、やはり小酒井浮木独特と言っていいでしょう。饒舌な表現がなくコンパクトな展開に一気に引き込まれてしまいます。
著者: 小酒井 浮木
-
西瓜
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 野原 圭
- 再生時間: 55 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
明治から昭和初期の劇作家・小説家である岡本綺堂の小説。初出は「文學時代」[1932(昭和7)年]。M君が友人の倉沢をたずねたときの話。倉沢は古びた写本を持ち出し、そこに書かれた随筆を読み始め
著者: 岡本 綺堂
-
牡丹燈籠(ぼたんどうろう)
- 著者: 田中 貢太郎
- ナレーター: 伊原 農, 斉藤 範子
- 再生時間: 36 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
恋ゆえに悲劇は起き。愛ゆえに成仏できず。欲ゆえに人は死ぬ。本当に怖いのは幽霊か。はたまた人か。この怪談噺の語源は中国明代の小説集に収められた一話に基づき、三遊亭圓朝によって落語の演目化されたものである。本編は小説家田中貢太郎により怪談噺の本筋である、お露の幽霊が萩原新三郎に憑き殺すところまでをテンポ良く描いている。■あらすじ-旗本飯島平左衛門の美しき娘、お露は浪人である萩原新三郎と相思相愛になるが、恋患いから病に臥し、命を落とす。それを伝え聞いた新三郎は来る日も来る日も念仏を唱えて過ごしていた。ひとつき後の盆、十三日の夜。新三郎が縁側で月を眺めていると、生垣の向こうから「カラコン、カラコン」と云う下駄の音が聞こえてきた。やるともなしにその方へ眼をやった新三郎に、声を掛けてきたのは、美しい女を連れた年増の女中。死んだはずのお米だった。「今日は盆のことでございますから、彼方此方あっちこっちおまいりをして、晩おそく帰るところでございます」死んだと思っていたお露とお米が今眼の前にいる。新三郎は取りも直さず裏口から二人を自室に招き入れるのだった。それから毎晩のように泊まりに来る女の声に、孫店に住む使用人伴蔵が気づいたのだった。そこで、高窓に背伸びををして覗く伴蔵が眼にしたのは。島田髷の腰から下のない骨と皮ばかりの女が、青白い顔に鬢びんの毛をふり乱して、それが蝋燭ろうそくのような手をさしのべて
著者: 田中 貢太郎
-
怖くておもしろい日本の名作怪談劇場蒲葡(えびぞめ)
- 著者: 城谷 歩
- ナレーター: 城谷 歩
- 再生時間: 1 時間 45 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「幽霊滝の伝説」作 小泉八雲 (19分) 明治の御代、麻取場で働く女たちが、仕事終わりに火鉢の周りに集まり、誰言うともなく怪談話に花を咲かせていると、興に乗った一人が近くにある幽霊滝
著者: 城谷 歩
-
泉鏡花 「怪談女の輪」
- 著者: 泉 鏡花
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 1分未満
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
一七歳、秋のはじめ―― 部屋は四畳、明窓の障子の向こうには二畳ばかりの池がある。何百年もの古邸であるから、鼠だらけ、埃だらけ、草だらけ。塾生と教師家族が住んでいる。その夜は、塾で禁止されている小説をひっそりと読んでいた。すると、障子の向こうでぱらぱら…と音がした。耳を澄ますと、連続した調子で、ぱらぱら… 四五日後、風の黄昏時。家内には他に誰もいなかった。惡寒のために床に就いていると、枕元でばたばた…と音がする。頭を上げたが、誰が来たのでもなかった。しばらくするとふたたび、しとしと…しとしと… 堪えられずに起き上がり、次の間、広間へと出た。ほっと息をつき振り返ると、部屋の敷居をまたいで、薄紅のぼやけた絹に搦まって、蒼白い女の脚ばかりが歩行いて来た。
-
-
18分作品です
- 投稿者: 遊 日付: 2022/02/06
著者: 泉 鏡花
-
鯉
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 27 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
岡本綺堂の怪奇小説。いい川魚の料理屋があるというでみんなで食べに来たが、梶田という老人が鯉の洗肉を食べない。なにかわけがあるようだ。
鯉を食べたがらない梶田老人のわけをみんな聞きたが
-
-
ナレーターさんの語り素晴しい。
- 投稿者: タカブシギ 日付: 2025/01/30
著者: 岡本 綺堂
-
半七捕物帳 全集 2
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 秋 茜 ほか
- 再生時間: 11 時間 2 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
文明開化の空の下、もと岡っ引きの半七老人が新聞記者に語る江戸の思い出話。――手下の熊蔵がもちこんできた猫婆の変死事件。狼狽する孝行息子、見守る長屋の人々に、化け猫騒ぎもからんできて、話は意外な方向に…かりん朗読『猫騒動』。第二集では他に『朝顔屋敷』吉田早斗子・『弁天娘』秋茜・『山祝の夜』山下櫻子・『鷹のゆくえ』田中尋三・『津の国屋』相原麻理衣(木下まりぃ)・『三河万歳』渡部龍朗・『槍突き』『向島の寮』森沢幸・『お照の父』岩村琴美、を収録。 ――幕末の江戸を舞台に、人情に篤いがクールな知性派、半七親分が大活躍!※本全集は全七巻です。
-
-
其々の話にワキワキ
- 投稿者: タカブシギ 日付: 2025/01/23
著者: 岡本 綺堂
-
小泉八雲の怪談傑作選
- 著者: Patrick Lafcadio Hearn
- ナレーター: ルフラン, 神尾 佑
- 再生時間: 1 時間 26 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
明治の頃、全世界に向け“日本”を紹介した小泉八雲。彼は、新聞記者であり、教師、翻訳家、紀行文作家、随筆家、小説家、そして日本研究家であった。小泉八雲…、本名、ラフカディオ・ハーン。ギリシャ生れのイギリス人である。彼ほど日本の文化、日本人の心を深く見つめ、そして描き綴った外国人はいないと言われています。八雲が見つけた、和を尊び、自然を愛する“美しき日本”、その姿をわれわれは彼が遺した幾多の作品から知ることができます。八雲は、口承されてきた日本各地の怪談や幽霊話、民話、伝説を世に出しました。今回、収録した『雪女』 『ろくろ首』 『貉(むじな)』 『耳無芳一の話』等の有名な話も、八雲がいたからこそ世に出た話であります。日本の自然と文化を深く愛し、その姿を世界に広めた功績は偉大であると言えます。日本をこよなく愛し、そして多くの日本人に愛された小泉八雲の繊細で情緒豊かな作品をどうぞオーディオブックでお楽しみください!
-
-
真夏の清涼剤に
- 投稿者: おりちゃん 日付: 2023/09/05
-
一本足の女
- 岡本綺堂 怖い話
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 大森 ゆき
- 再生時間: 38 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
一本足の女読み出し
わたしは千葉の者であるが、馬琴の八犬伝でおなじみの里見の家は、義実、義成、義道、実尭、義豊、義尭、義弘、義頼、義康の九代を伝えて、十代目の忠義で滅びたのである。
著者: 岡本 綺堂
-
猿の眼
- 岡本綺堂 怖い話
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 大森 ゆき
- 再生時間: 41 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
猿の眼
読み出し
”わたくしは文久元年酉年の生まれでございますから、当年は六十五になります。江戸が瓦解になりました明治元年が八つの年で、よし原の切りほどきが明治五年の十月___。”
著者: 岡本 綺堂
-
仮面 (半七捕物帳)
- 半七捕物帳
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 河野 茉莉
- 再生時間: 28 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
文明開化の空の下、新聞記者に半七老人が語る江戸の思い出話・・・ 浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ。十両以上の金高になれば首が飛ぶという時代でも、その『時代相応』に悪知恵をめぐらす奴が・・・ 話の妙味ははもとより、厳密な時代考証のうえに作者自身の体験が生身の厚みを加える。幕末の江戸を舞台に、人情に篤いがクールな知性派、岡っ引きの半七親分が大活躍!
著者: 岡本 綺堂
-
指輪一つ
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 斎藤 範子
- 再生時間: 36 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
関東大震災が起きたさなか、偶然一緒に列車に乗り合わせた客と偶然一緒に降りて泊まる事になった。それは何かの導きだったのかもしれない。
-
-
岡本綺堂の思い
- 投稿者: タカブシギ 日付: 2025/02/16
著者: 岡本 綺堂
-
幽霊の観世物 (半七捕物帳)
- 半七捕物帳
- 著者: 岡本 綺堂
- ナレーター: 窪田 涼子
- 再生時間: 1 時間 8 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「江戸時代には幽霊の観世物なぞというのが時々に流行りました。」柳の下に血だらけの女の幽霊、小さい川の中には蛇がうようよ、路のまん中にころげた生首・・・ 見物の女の中で「幽霊におびえて死んでしまったのがある。それからひと騒動、まあ、お聴きください」 幕末の江戸を舞台に、人情に篤いがクールな知性派、岡っ引きの半七親分が大活躍!
著者: 岡本 綺堂