日本霊異記
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景戒
このコンテンツについて
平安時代初期に、奈良の薬師寺の僧景(きょう)戒(かい)によってまとめられた仏教説話集『日本霊異(りょうい)記』。牛に生まれ変わって罪をつぐなう人の話、動物をいじめて仕返しされる話、しゃべるがいこつの話から、人間の姿をした観音菩薩の話など、因果応報を伝えるお話がたくさん。お子さま向けにわかりやすく、たのしく聴けるように収録しています。全116話を余すところなくお楽しみください。
※のちの『今昔物語集』は『日本霊異記』に出てくるお話を資料にして書かれたといわれています。
内容 上巻 第一話 雷(いかずち)さまを捕まえた栖軽(すがる)
上巻 第二話 狐の妻
上巻 第三話 道場法師は雷(いかづち)さまの子ども
上巻 第四話 一 聖徳太子と不思議な物乞い
上巻 第四話 二 蘇った願覚
上巻 第五話 海の中の音楽
上巻 第六話 行善と観音菩薩さまの船
上巻 第七話 亀の恩返し
上巻 第八話 義通と仏さま
上巻 第九話 鷲の食べ残し
上巻 第十話 牛になった父親
他二十五話
中巻 第一話 長屋親王(ながやのおおきみ)の骨
中巻 第二話 カラスを見て出家した倭麻呂
中巻 第三話 地面に消えた火麻呂
中巻 第四話 女たちの力比べ
中巻 第五話 牛の祟りと助けた生き物たち
中巻 第六話 短くなったのか、大きくなったのか
中巻 第七話 行基菩薩を妬んだ智光(ちこう)法師
中巻 第八話 鯛目と大蛇
中巻 第九話 小牛になった赤麻呂
中巻 第十話 動物を殺してこの世で地獄を見た男
中巻 第十一話 お坊さんを怒鳴って死んだ男
中巻 第十二話 蟹の恩返し
中巻 第十三話 吉祥天女さまに恋した男
中巻 第十四話 貧乏な女王さまと吉祥天女さま
中巻 第十五話 東人と牛になったははおや
中巻 第十六話 召使いと十個の牡蠣
中巻 第十七話 鷺の観音さま
他二十五話
下巻 第一話 修行してドクロとして成仏したお坊さん
下巻 第二話 狐と犬の恨み合い
下巻 第三話 弁宗と十一面観世音菩薩さま
下巻 第四話 海で溺れなかったお坊さんと方広経
下巻 第五話 妙見菩薩さまとお金になった鹿
下巻 第六話 法華経になった魚
下巻 第七話 観音菩薩さまと山継
下巻 第八話 木の上に現れた弥勒菩薩さま
下巻 第九話 閻魔大王さまと広足
下巻 第十話 牟婁の僧と燃えない法華経
下巻 第十一話 子ども思いの母親と薬師仏さま
下巻 第十二話 両目が見えない男と千手観音さま
下巻 第十三話 暗い穴の中の男
下巻 第十四話 修行者を叩いて罰を受けた役人
下巻 第十五話 みすぼらしい姿をしたお坊さんと真老
他二十五話©2023 PanRolling
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柳田國男が明治43年に発刊した『遠野物語』の話者である佐々木喜善は、昔話の採集によって日本の民俗学に大きな業績を残しました。折口信夫や金田一京助は、その先駆的な偉業から喜善を「日本のグリム」と讃えたといいます。
『聴耳草紙』は喜善が長い年月をかけて掘り起こした遠野地方の昔話・伝説を183編にまとめたものです。昔話はもちろん、河童に出くわした体験談をはじめ、神様や妖怪が人々の暮しに深く結び付いた不思議な話は実話として今なお遠野で語り継がれています。
●収録内容(一部)●
聴耳草紙
田螺長者
一目千両
山神の相談
黄金の臼
尽きぬ銭緡
兄弟淵
上下の河童
淵の主と山伏
黄金の牛
瓢箪の話
蜂聟
蜂のおかげ
樵夫の殿様
窟の女
三人の大力男
鬼婆と小僧
姉のはからい
鬼の豆
箕の輪曲げ
カンジキツクリ
馬喰八十八
夜稼ぐ聟
偽八卦
南部の生捲と秋田のブンバイ
島の坊
旗屋の鵺
トンゾウ
著者: 佐々木 喜善
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高橋御山人の百社巡礼/其之四拾五 山梨・上野原 ヨガの奥義から剣の軍神へ
- ヨガで「解脱」の鍵とされる蛇の女神が、軍荼利明王を経て、果ては剣の軍神へと
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 30 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
百社巡礼の対談相手・盛池雄峰師宅のある、山梨県上野原市の神社を取り上げ、収録も上野原で行う「上野原シリーズ」。第一弾は、市街地の北東、東京都、神奈川県との境近くの山中に鎮座する軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)。祭神は日本武尊で、その東征の帰り道、草薙の剣を神の宿る剣として祀ったとされるが、創建は平安中期で、社名から密教の軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)を祀った、修験道の聖地であったことは明らかだ。明王とは、仏道に導き難い者を力ずくで帰依させる存在で、多くは憤怒の表情、逆立った髪、何本もの手に武器を持つという、恐ろしい姿を取る。そのルーツは、古代インドで鬼や悪魔に相当する夜叉や修羅だが、軍荼利明王の場合は、クンダリーニという蛇の女神が起源である。ヨガにおいては、性器と肛門の間にある、最も下部のチャクラに宿っており、クンダリーニを覚醒させ、脊髄を上昇させて、その途上にあるチャクラを開いていき、頭頂に至る事によって「解脱」できるとされている。それが伝播の過程で男性となったのが、現在の軍荼利明王である。しかし、そうした遠い起源は忘れられ、ここでは軍神として崇拝されている。明治の神仏分離により、明王とも切り離されたが、剣を奉納する信仰は続いている。神格の変遷と土着化する信仰というものについて考察する。
著者: 高橋 御山人
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高橋御山人の百社巡礼/其之九拾四 新潟・粟島 離島という「独立小国家」
- 様々な氏族が興亡し、役割分担をして来た粟島は、今も我が道を往く「小国家」
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
- 再生時間: 32 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
新潟県北東、佐渡よりもさらに北の海に浮かぶ粟島。一島一村の粟島浦村に帰属し、独自に発電所も所有する。佐渡と同じく、西海岸は日本海の荒波に削られ、断崖絶壁の奇観を成し、初夏には岩ゆりで彩られる。歴史も古く、縄文遺跡が残り、万葉集には粟島を詠んだ歌が残っている。東海岸、島の中心集落・内浦の八所神社は、島の総鎮守と言えるが、その祭神は古代から天皇の守護神として宮中で祀られて来た「宮中八神」であり、歴史の古さの窺わせる。伝承によれば、最初に島に住んでいたのは蝦夷であった。9世紀初め頃には北部九州から松浦家がやって来て、内浦にて共存したという。やがて越前より本保家が渡って来ると、蝦夷と松浦家は西海岸に追いやられた。その後蝦夷は滅亡する。それから様々な変遷を経て、政治面を担う本保家、財政面を担う脇川家、学問面を担う神丸家と、各氏族が役割分担して島を統治して来た。このように、一つの島にあって、様々な氏族があるいは争い、あるいは共存して興亡する様は、一国の歴史を見るようでもある。本土と隔絶した自然が、こうした独自の歴史と文化を育んで来たのだ。常識をはるかに超越したゆるキャラ「泡姫ちゃん」など、現代の粟島にも、その独自性、独立性を見る事が出来る。離島というメインストリームに「まつろわぬ」存在を考察する。
著者: 高橋 御山人
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読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』
- 著者: 由良 弥生
- ナレーター: 杉村 理加
- 再生時間: 5 時間 17 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
【瓜から生まれた…】全裸で柿の木に吊るされた〈瓜子姫〉
【なさぬ仲】大釜で煮殺された兄妹の復讐〈継子と笛〉
【マントを被ると…】美しい娘から醜い老婆へ変身!〈婆皮〉
【仲良し姉妹】菜の花の下には姉が埋まっている〈お銀小銀〉ほか
〈三枚のお札〉〈鬼の子小綱〉〈油取り〉〈蛇女房〉〈大工と鬼六〉〈犬婿入り〉…全11話
毒をたっぷり含んだ“この怖さ”に、目をそらしたくても、そらせない――!
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知らない話が多かった
- 投稿者: 己 日付: 2018/05/24
著者: 由良 弥生
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高橋御山人の百社巡礼/其之三 秋田・男鹿 なまはげが山から海からやって来る
- 著者: 高橋 御山人
- ナレーター: 高橋 御山人
- 再生時間: 29 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
前回に引き続いて、御山人が青春18きっぷを使い行った一人大学卒業旅行。 その最終到達地は、日本海に突き出た、秋田県・男鹿半島。 この地に伝わる「なまはげ」を求めて、半島中心部の山間にある真山神社を訪ねる。 併設の伝承館では「なまはげ」来訪の実演も行われる真山神社には、 こんな習俗と伝承がある。 ○祭礼の日、山から「なまはげ」が降りて来る ○「なまはげ」は家々を訪れ、怠け者を責めて暴れ回る ○一方では、五穀豊穣、家内安全などの福や富をもたらす「神の使い」でもある ○ゆえに、真山神社の鬼には角がない しかしこれは、あくまでも真山神社の「なまはげ」の話。 男鹿半島一帯に伝わる「なまはげ」は、場所によって言い伝えや姿も異なる。 特に注目すべきなのが、半島南西部沿岸の赤神神社。 ここにはまた別の伝承がある。 ●漢の武帝が、海の彼方より五匹のこうもりを連れて来た ●そのこうもりが鬼となり、村を荒らし回る ●困った村人は鬼らと賭けをし、知略によって退散させる ●赤神神社の五社堂はその鬼らを祀り、これが「なまはげ」の起源という 「なまはげ」のような来訪神とは何なのか?古代における「未知との遭遇」とは?卒業式前日、自らマレビトと化して追う、彼方より寄り来る「異類」たちの足跡。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰
著者: 高橋 御山人
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死者の書
- 著者: 折口 信夫
- ナレーター: 浅木 俊之
- 再生時間: 5 時間 9 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
民俗学者・国文学者・歌人の折口信夫による幻想小説。奈良の當麻寺に伝わる、当麻曼荼羅縁起・中将姫伝説に着想を得て書かれた作品。この中将姫にあたるのが、物語の主人公となる藤原南家郎女である。
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和風ファンタジー
- 投稿者: k.sou 日付: 2023/11/09
著者: 折口 信夫
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中山道の民話
- 著者: 市川 栄一
- ナレーター: 市川 栄一
- 再生時間: 1 時間 22 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
むかしむかし、戸田の荒川のほとりに、カッパにそっくりな男、金さんが住んでおったそうな。ある日金さんは、なんと本当のカッパをつり上げて・・・ 中山道の15の市や町の民話を一冊にまとめました。
著者: 市川 栄一
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小泉八雲「おかめの話」
- 著者: 小泉 八雲
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 10 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
八雲の作品は、一方から見れば「怖い話」、一方から見れば「美談?」と思えるものがあります。この「おかめ」もその一つです。
著者: 小泉 八雲
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日本の伝説
- 著者: 柳田 国男
- ナレーター: 佐田 直啓
- 再生時間: 6 時間 33 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
道ばたの石や木、小さな池や山も、遠い昔から言い伝えられてきた伝説で彩られている。
かつては私たちの身近にいくつも伝えられ、民間信仰と結びついて生活の一部となっていた伝説。「咳のおば様」「山の背くらべ」「神いくさ」など、今では語る人も少なく、忘れ去られようとしている伝説の数々を、民俗学の先駆者が、全国からくまなく採集し、美しく平易な文章で後世に残さんとした名著。
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興味深い内容です
- 投稿者: 七央 日付: 2018/11/09
著者: 柳田 国男