『李陵』のカバーアート

李陵

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李陵

著者: 中島 敦
ナレーター: 野口 晃
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このコンテンツについて

中国の武将・李陵を中心に描かれる、中島敦の遺作

『漢書』などを典拠とし、中島の没後に発表された短編小説。
題名は中島と親交のあった深田久弥が選ぶ。

漢の武将・李陵は、匈奴を攻め一時は勝利を収めるものの、援軍によって形成が逆転し匈奴に捕らえられてしまう。
しかし漢では李陵は裏切ったと伝えられ、武王により家族が皆殺しにされる事となる。
司馬遷だけは李陵を擁護したが、その想いもむなしく宮刑に処された。
家族を失ったと知った李陵は嘆き悲しむが、やがて匈奴のために戦うようになる。
対して、時を同じくして匈奴に捕らえられていた蘇武は、匈奴には与することなく貧しい暮らしをしていた。
しばらくして武王が亡くなり、李陵と蘇武に漢へ戻る機会が与えられるが、果たして二人はどのような選択を取るのか――。

中島敦(なかじま・あつし)
昭和時代前期の小説家。1909年東京生れ。東大国文科卒。
祖父は漢学者中島撫山、伯父にも漢学者が多く、父は中学の漢文教師。
1933年横浜高等女学校の教師となり、かたわら作家を志して習作にはげんだ。
持病の喘息悪化のため、転地療養を兼ねて41年パラオの南洋庁に赴任する。
唐代の伝奇「人虎伝」を素材にした「山月記」が深田久弥の推挽で42年2月の「文学界」に掲載され文壇にデビュー。同年5月発表の《光と風と夢》も好評で以後創作に専念。
パラオ南洋庁書記の職を辞して作家生活に入ろうとしたが、同年12月持病の喘息のために夭折した。代表作に「李陵(りりょう)」「弟子」「光と風と夢」など。©2022 PanRolling
アジア

李陵に寄せられたリスナーの声

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悲運の李陵将軍の生き様

高校の世界史の授業で司馬遷の名前が出たとき、司馬遷がなんとかという将軍を弁護した為に宮刑に処せられたという話を先生がしてくれた。あれが李陵将軍だったのか。敵にも敬意を表されるほどの武将だが、味方からは誤解をされ、悲運の人生を歩む。結局、認めてくれる敵方にて働くことになるのだが、それもまた生き方としてよし。中島敦の格調高い文章の中に込められた哀愁とロマンを感じる物語を楽しめた。

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それぞれの登場人物の生き様に学ぶ

登場人物達のことなる生き様にとても心を打たれました。

特に蘇武のたとえ知られていなくても、己の忠義を貫ける姿勢が良かったです。

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中島敦の遺作!!

前漢 武帝の頃のお話。
堅い文章で、書物では読む気にはなりませんが、オーディオブックで気軽に聴くことができました。
活字だと硬さはありますが、音にするとあまり気になりませんでした。
ナレータさんが良いのかな。

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中島敦の作品

中島敦の作品は一様にして漢字などが難しく、文章で読むとやはり挫折必至なのだがオーディブルだったらなんとか理解・・・まではいかなくとも、最後まで到達できる。
でもやっぱりちょっと難しい・・・。

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生きることの悲しさ

格調高い文体が、李陵の生涯の悲しみを際立たせた。聞き終えた後、自らの人生を振り返った。

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切ない気持ちになりました


自分の意志と違う部分で誤解を受けたりして、結果悲しいことになってしまうのが
本当につらいなと思いました。
物語の雰囲気とナレーターさんの語りが合っていてよかったです。

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不遇の連続

自国のために戦ってきて、その国から(間違った情報で)裏切られて。行動出来ないと幸運は掴めないのかな

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生きる喜びを失っても

司馬遷の史記は、潤沢な予算を貰って、国家事業として編まれたのかと思っていました。屈辱的な不遇の中で、生身の人としての生きる喜びを失っても、表現の世界のみを支えにして、生きることができたんですね。中島敦さんの文章は、品が有って好きです。

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世界を堪能できました

作品の世界を堪能できました。聞けて本当によかったです。

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難しい作品は聴くのがちょうどいい

歴史ものがあまり得意ではないのですが、「弟子」が面白かったのでこちらも聴いてみました。
ナレーターさんの落ち着いた声がとても合っていて、難しく感じていた文章もスラスラと耳に入ってきました。

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