『白い人・黄色い人』のカバーアート

白い人・黄色い人

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白い人・黄色い人

著者: 遠藤 周作
ナレーター: 水越 健
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このコンテンツについて

第33回芥川賞受賞。遠藤周作 初期の代表作。©The Heirs of Shusaku Endo 1955 (P)2023 Audible, Inc. 現代文学

白い人・黄色い人に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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長編だが、最後までひきこまれる。

沈黙よりも、読み応えありと感じた。日本の敗戦を背景に、カトリックと黄色人種という、おそらく現代にも通じる問題を、遠藤の実話ベースでかかれている。一気にききとうした。

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とても攻めた内容だ

遠藤周作氏は、日本の価値観を通じて西洋キリスト教文化の洞察を深め、そこに生じる矛盾や葛藤を際立たせる世界観で、究極の問題提起を迫ってくるスタイルが特徴だ。本タイトルも存分に、というか溢れんばかり、その特徴が出ている。初期の作品だけあって、かなり攻めた内容で、特に人間の醜悪な側面を全面に表現している。これで芥川賞を受賞する訳だが、ブレイクする前後の表現者特有の、恐れのない、愚直で、研ぎ澄まされた才能を垣間見れる、この感じがとても好きだ。そして、ナレーションは秀逸であり、素晴らしい作品であった。

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あっという間でした。

正義でも悪でもない普通の人間の側から見た話、という風に感じました。
神を信じる人間は神に肉体的に救われるわけではないけど、それでもその人間の存在は普通の人間にとっては救いなのではという想いに至りました。

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難しかった

人間の醜いところが描かれている作品でした。少し難しかった。でも調べようとまで興味が持てなかった

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べつにいいじゃん…

ここんとこ続けてキリスト教に傾倒している作者の本を読みました。キリスト教の根底には傲慢さが潜んでるなと感じます。決して口では言わないけど根底にオマエを救ってやるし、愛してやるけど跪いて靴舐めろよ的な傲慢さがある。歪みしか感じない。
セックスしたって不倫したっていいじゃん。誰がやらせたんじゃなくて自分でやりたくてやったんだし楽しかったり後悔したり生きてりゃいろいろあるよ。それが人間。それを、やっちまったことの正当性をぐだぐだ息巻いて他の人巻き込むなよ。クズな登場人物ばかり。くだらない。

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