私の故郷(ふるさと)・玉砕の島サイパン――少年が見た戦争の記憶
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ナレーター:
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児島 明日香
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著者:
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栗原 茂夫
このコンテンツについて
―あの戦争では、わたしたち国民もみなその気でいたんだよ―
母は昭和60年の初冬、71歳の生涯を閉じた。死の前に必死で綴ったノート31ページに及ぶ「おろかな女の一生」と題する手記を残して――。
本書は、開拓移民の子として昭和10年にサイパン島で生まれた著者が、母の思いを受け継ぎその手記に「葉を茂らせ」るべく、手にはいるかぎり集めた資料と自身の戦争体験をもとに、玉砕の島サイパンでの戦禍と教師を目指して歩んだ戦後の人生を、戦争の記憶と共に綴った作品である。HP掲載時に受けた多くの反響と、同じ時代を生きた方々の戦争体験も併録。
[目次]
プロローグ
第1章 常夏の島サイパン
第2章 風雲急 戦闘機が襲う
第3章 間断なき爆撃 洞窟への避難
第4章 砲弾炸裂 洞窟での日々
第5章 ついに米兵に連行される
第6章 捕虜収容所の抑留生活
第7章 収容所での子どもの遊び
第8章 飢えから解放されたが……
第9章 憧れの日本本土に上陸
第10章 伯父の家から通学
第11章 大磯から 教員をめざして
第12章 慰霊のためサイパン島へ
反 響 No.1 各媒体で社会へアプローチ
反 響 No.2 死線を越えて(サイパン)
反 響 No.3 南洋の移民と戦争(サイパン)
反 響 No.4 リンクご協力
反 響 No.5 著者宛Voice-Box Ⅰ
反 響 No.6 著者宛Voice-Box Ⅱ
反 響 No.7 会長宛Voice-Box
反 響 No.8 おばあちゃんの戦争体験
反 響 No.9 校長先生の戦争体験講話
反 響 No.10 栗原さん戦争体験を語る
発刊に寄せて
あとがき
著者プロフィール
参考資料
[出版社からのコメント]
戦争を語ることができるのは戦争を体験した人しかいないとすれば、太平洋戦争の記憶を繋いでいくために私たちに残された時間は、決して多くはありません。本書を通じて戦争体験に多くの方が目を向け、あの惨禍を後世に残そうとする方が一人でも増えることを願って止みません。
【著者プロフィール】
栗原 茂夫(くりはら・しげお)
昭和10年南洋サイパン島に生まれ、昭和17年4月同島の国民学校に入学
昭和19年6月11日、米軍による空襲が始まり、逃避行の日々(著者9歳時)
同年6月26日民間捕虜収容所に連行され、1年半に及ぶ抑留生活を送る。その間、弟2人が餓死。父は行方不明のまま
昭和21年1月母・本人・弟の3人だけがLSTで浦賀港に入港、本土の土を踏む
同年父の生家、神奈川県中郡旭村(現平塚市)に寄宿し旭村村立国民学校3学年に編入学。その後大磯に移り、大磯町立国民学校に転校(4学年)。大磯の小中学校を経て昭和33年平塚江南高等学校を卒業 昭和34年横浜国立大学学芸学部を卒業。教員免許状を取得
横浜市立高田小学校を振り出しに同市立の西寺尾・浦島・屏風が浦・山下の各小学校を経て初音ヶ丘小学校校長を最後に平成8年3月公立学校教職員を定年退職。その間横浜市教育委員会研修室指導主事、横浜市PTA連絡協議会副会長(広報担当)等をつとめる
退職後「くろがね野外センター」所長、神奈川県退職公務員港北支部長、現在横浜市港北区「まちの先生」として戦争の語り部として地域活動にあたる
横浜市港北区高田西在住 77歳 家族は妻・長男©栗原 茂夫 (P)22世紀アート
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この本から学ぶのは、今や聞くことも難しくなった当時の生活や心情や貴重な戦争体験や苦労を知ることなので、ナレーターの質とか雑音とかはスルーしてください
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