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茜唄(上)

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茜唄(上)

著者: 今村 翔吾
ナレーター: 安部 亮馬
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このコンテンツについて

これは、生命(いのち)の唄。
これは、家族の唄。
これは、愛の唄。
直木賞作家・今村翔吾が魂をこめて描く、熱き血潮の流れる真「平家物語」!
歴史とは、勝者が紡ぐもの――
では、何故『平家物語』は「敗者」の名が題されているのか?
『平家物語』が如何にして生まれ、何を託されたか、
平清盛最愛の子・知盛の生涯を通じて、その謎を感動的に描き切る。
平家全盛から滅亡まで、その最前線で戦い続けた知将が望んだ未来とは。
平清盛、木曽義仲、源頼朝、源義経……時代を創った綺羅星の如き者たち、
善きも悪きもそのままに――そのすべて。
生きるとは何か、今、平家物語に問う――著者©Shogo Imamura Published in Japan by Kadokawa Haruki Corporation. (P)MEDIA DO Co.,Ltd.
歴史小説

茜唄(上)に寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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下巻が楽しみ!

平家物語はほとんど理解できていなかったのですが、興味が深まりました。NHKの人形劇もよく見ておけば良かったなぁ。
今村翔吾さんの時代小説も歴史小説もヒューマンストーリーと史実の両面で楽しめます。すごいなぁと思います。

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平家の家族主義的な在り方

親兄弟であっても袂を分ち、命を奪い合うような時代にあって、平家の親が子を思い、子が親を思う。兄弟も互いを支え合い、助け合う。
こんな話は心に刺さる.
すっかりと知盛のファンになり、時に喜び、時に涙し、時に怒り…今村ワールドにグイグイと引き込まれていく感じがなんともたまらない。
お見事でございました。

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一族が団結していくところがよかった。

平家物語と共に進められていく話の構成が面白い。
ただ、名前が似通っているので聞き流すと誰のことがわからなく事があった。
地理的知識が乏しかったので、検索しながら平家の移動に想いを馳せながら楽しみました!

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面白い、聖地巡礼をしたくなる

時代小説の中でも、平家物語まで昔にさかのぼるとは。それだけ古い時代の世界を舞台にしていても、現代の自分たちの感性とまったく乖離がなく、さすが今村翔吾作品、どの登場人物も生き生きとして個性的であり、人間味にあふれている。
人間の感情やこころなんて、何千年たってもちっとも進化も成長もしていない、それが人としての「性(さが)」なのか、と思いながら、いつも時代小説を楽しんでいる。
こうした作品を読んで、また日本の歴史を学びなおすと、非常に面白そうだ。学校の社会科の先生にはぜひ読んで欲しいとも思う。史実かフィクションかというより、人が人たりうる理由を考えるきっかけともなると思う。
ああ、実際に歴史舞台の土地や場所を訪れて、作品の世界に思いを巡らせてみたい。聖地巡礼、といったらいいだろうか。
ナレーションも素晴らしい。
今村作品は、読み終わったあとの後味が非常にいい。これも今村作品が好きな理由のひとつだ。

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平家ってこんな人たちだったの?

平家物語をベースにこんなにも生き生きとストーリーを描き出せるのか、と驚く。
平家学校で習った「祇園精舎の鐘の声」から始まる部分と、那須与一が矢を扇に当てる部分しか知らない。歴史上の人物も殆ど知らず、知っていても名前のみという私でも十分楽しめた。教養があればもっともっと面白かったであろうと勉強不足を後悔するほどであった。

登場人物の名前が「とももり」と「とものり」など似ていて聞くだけでは判別できず、冒頭部分は4回繰り返して聴いた。漢字を見ることができれば一度で理解できるので、人物名だけでも調べて見ておくとよいと思う。

この作者の別の作品「ひゃっか!」を聴いてファンになったが、歴史ものを多く書いていることを知り、大変楽しみ。

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かっこいい知盛と教経

平家一の武将、かっこいい知盛と、従兄弟の教経を主役に据えての平家物語、わくわくします。ただ、本作の戦の倫理観、武士の美学等に拘泥せず、卑怯な手と言われようとも早く勝って戦を終わらせた方が、民の為、、、と言うのが、一理あるようで、アメリカが原爆を落とした理屈みたいで、少し引っ掛かりました。戦争がきれい事でないのは解るのですが。少し考えてみたいと思います。

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