『プラネタリウム 一夜語 Podcast』のカバーアート

プラネタリウム 一夜語 Podcast

プラネタリウム 一夜語 Podcast

著者: 一夜語(ひとよがたり)
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このコンテンツについて

一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/一夜語(ひとよがたり) 天文学 天文学・宇宙科学 科学
エピソード
  • 一夜語Podcast~2025年8月後半の星空~
    2025/08/12

    2025年8月後半から9月前半にかけての星空案内です。


    0:36

    8月中旬から下旬の夜明け前には、明るくよく目立つ金星、木星が見え、8月19日に西方最大離角となる水星も低いところに見つけられます。そして20日、21日頃には細い月も加わって、「月、水、木、金」と平日の曜日の天体たちが集います。日々の位置関係の変化が肉眼で楽しめるので、早起きをしてご覧ください。


    3:41

    今年の旧暦7月7日、伝統的七夕の日は8月29日です。空高くに織女星・ベガと牽牛星・アルタイルが向かい合い、その中を流れるのが天の川。天の川の正体はたくさんの星の光、私たちの太陽系を含む2000億以上もの恒星が大きな集団を作る銀河系を中から見ている姿です。渦を巻いた円盤型の銀河系の、その中心から少し離れたところに太陽系があります。銀河系は回転しており、太陽系が一周するのにかかる時間は2億~2億5千万年ほど。これを1銀河年といいます。長い時間をかけて巡る太陽系の姿を想像しながら天の川を眺めてみては。


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    #伝統的七夕#天の川#銀河鉄道の夜#銀河年

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    13 分
  • 一夜語Podcast~2025年8月前半の星空~
    2025/07/27

    2025年8月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:45

    お盆のころに多くの流れ星がみられるペルセウス座流星群。今年は13日の明け方がピークとされます。夜半ころには東の空からペルセウス座が昇りますが、星座がわからなくても流れ星は空のどこにでも現れるので大丈夫。月明かりはあるものの、なるべく暗いところで観察すると、普段より多くの流れ星を見ることができます。くわえて、12,13日の明け方、東の空では明るい木星と金星が接近して見えます。日ごと位置関係が変わるので、早起きして毎日観察すると良い自由研究のテーマになるかも。


    5:25

    さそり座の心臓は赤い一等星のアンタレス。戦いの神アレスの名が含まれており、アレスは火星を示すことから、火星に対抗するもの、あるいは火星に似たもの、といった意味合いがありあます。どちらも赤い色が特徴ですが、火星は惑星で大地の色、アンタレスは恒星で表面の温度がそれぞれの赤さの理由です。アンタレスの表面温度は星としては低めの3~4000度ほど、星の寿命の最後の段階で、大きく膨らみ表面の温度が下がっています。宮沢賢治の銀河鉄道の夜では、蠍の火として登場。バルドラの野に棲む蠍が真っ赤な火になって、今でも燃えているといいます。物語をたどりながら、夏宵空を散歩してみては。


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    #ペルセウス座流星群 #銀河鉄道の夜 #蠍の火

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    11 分
  • 一夜語Podcast~2025年7月後半の星空~
    2025/07/12

    2025年7月後半から8月前半にかけての星空案内です。

    0:37

    宵涼みがてら空を見上げると、明るい一等星を手がかりにいくつもの星座を見つけることができます。天頂をはさんで西にうしかい座のアークトゥルス、東にはこと座のベガ、どちらも0等級の輝きです。ベガは、わし座のアルタイルとはくちょう座のデネブとともに夏の大三角を作ります。南の低い空には赤味がかったアンタレス、さそりの心臓。西の低空にはおとめ座のスピカ。これらから、てんびん座やへびつかい座、ヘルクレス座などをたどることができます。


    6:05

    準惑星の一つ、冥王星が衝を迎えます。とはいえ明るさは15等級なので、望遠鏡を使ってもまず見ることはできません。冥王星は1930年に発見され、2006年に惑星の定義が定められるまで惑星に数えられていました。かつては9つの惑星だったのです。また、その楕円軌道により1979年から1999年までは、第8惑星・海王星の平均距離(45億㎞)より太陽に近いところを回っていたので、惑星を「水金地火木土天冥海」と覚えている方もいるでしょう。現在はやぎ座に位置し、248年の時をかけて星空を巡る冥王星に思いを馳せてみては。

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そのまんまプラネタリウムです。声も良くて癒されます。寝る前に聴きながらストレッチしてリラックスタイムを過ごしてます☺️

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