• 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「アジムス」 BOSSAMANIA 2025/2/22放送
    2025/02/21
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。農産国ブラジルのジュースはどれも美味!世界生産量の8割を誇るオレンジから南国の定番ココナッツ、パッションフルーツ、マンゴー、ブラジル独特のものとしてガラナ…と種類も数多く存在します。オレンジは需要の高まりと昨年の天候不良による不作から場所によってはオレンジジュースの供給が途絶えるほどに…。一方ガラナはガラナで北海道に定着した理由もかなりピンポイントであった模様。時の運命といえばそれまでですが、どちらも何が起こるかわからないものです。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはリクエストが届いていたブラジルのフュージョングループの「アジムス」。バンドリーダーであったジョセ・ホベルト・ベルドラミの誕生日の2/21に合わせて待っていたようです。本来生きていれば80歳を超えていましたが、2012年に66歳で亡くなっています。吉田さんにとっても「アジムス」はNHK-FMで放送されていた「クロスオーバーイレブン」のOPとEDに流れていて思い出深いとのこと。ということで特集は「夜のオトナ」な気分でお楽しみください!
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  • 今週の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「マシュ・ケ・ナダ 聴き比べ!」 BOSSAMANIA 2025/2/15放送
    2025/02/14
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。シュラスコを初めとするブラジル料理で用いる調味料は日本だと専門店を探さないと見つからないものですが、先住民系のスパイスのものも多数ある模様。一方で味の素ブラジルが「フェイジョアーダの素」や「ブラジル風ピラフの素」を作ってこちらも大ヒット。それに負けじと現地のブランドも先住民由来のスパイスセットを作って研鑽を進めているのだとか。美味の追及はどこの国も不変の真理!毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは…先のセルジオ・メンデス追悼特集の時にお話ししました「マシュ・ケ・ナダ」聴き比べです。ちなみにこの曲、セルジオ・メンデス&ブラジル'66 によってヒットした時にちょっとした混乱がありました。本来は「マス・ケ・ナーダ」と発音するところをカリオカ(ブラジル方言)で発音すると「マイシュ・キ・ナーダ」であったためアメリカ盤には MAS(でも、しかし)であるはずが MAIS(もっと)と記載されてしまったのだとか。そのためタイトル修正を世界規模でしなければならなくなったのだとか…。他にも歌詞の発音の違いなど「世界規模」の作品ゆえに後発の演奏者たちは差別化に苦労するとのこと。そんな違いもぜひお聴き逃しなく!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「カルメン・ミランダ」 BOSSAMANIA 2025/2/8放送
    2025/02/07
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。2025年は巳年ということで今回はブラジルのヘビ特集!広大なアマゾンを抱えるブラジルなのたくさんのヘビが生息しています。バリエーションもボアやアナコンダからクサリヘビのような毒蛇までさまざま。特にどこもかしこも毒蛇だらけの「ケイマーダ・グランデ島」はよく「世界一危険な島」の候補に挙がります。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはおそらくブラジル発の世界的エンターティナーである「カルメン・ミランダ」。元々はポルトガルに1909年に生まれ生後10か月でリオに移住してきとのこと。1939年にNYの劇場オーナーが彼女とそのバンドの舞台を見てアメリカにて活躍させることを決意。それ以降はアメリカで活躍し、アメリカでの南米系音楽の裾野を広げることになりました。今回はそんなカルメン・ミランダによる南米音楽波及のヒストリーに迫っていきましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ジョイス・モレーノその3」 BOSSAMANIA 2025/2/1放送
    2025/01/31
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ラジオ体操といえば子供のころにスタンプ集めのために励んだり、工事現場では作業の前の体操として取り上げられていますが、元は昭和天皇即位にちなんだ事業で国民の健康促進のためにアメリカから導入されました。その後1930年代後半にブラジルにも日本から持ち込まれ、戦後には日系人以外も普及して交際交流の一環として使われることもあるのだとか。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはおなじみの「ジョイス・モレーノ」。1月31日生まれ、昨日で77歳になりました。ジョイス特集は確か3回目だと思いますが、実は去年の暮、ジョイスの娘さん、アナ・マルチンスからメールをいただきました。ジョイスがブラジルで正当に評価されない時代から、いかに世界的なアーティストになったかをドキュメンタリー風のビデオにしたい、それには日本での彼女の人気を説明してもらえるのは、ヨシーダが最適だと思う、出演してもらえないか?コメントをビデオに撮って送ってください、という話でした。言葉の問題で悩んでいたところ、また催促が来ました。いろいろ考えた挙句、下書きを日本語で作ってグーグル翻訳。アナに送ったら「すごくいい!これで行って!」と言われ、何回も発音練習、自分の部屋でモニターに原稿を映し出し、それを読みながらビデオ撮影をしました。さて送られて来たラフカットを見ると出演しているのはジョイス以外は巨匠、ホベルト・メネスカルと僕だけ、なんと光栄なことでしょう。ということで喜寿を突破したモレーノの軌跡をお楽しみください!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Djavan(ジャヴァン)」 BOSSAMANIA 2025/1/25放送
    2025/01/24
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ガソリンの値段が高騰し、環境意識が高まる中、ブラジル生まれのバイオエタノールが注目されているとのこと。日本でもバイオエタノールの導入を進めていますが、本格的に導入するには寒冷地対策も含めてそれなりに対策は必要なのだとか。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「Djavan(ジャヴァン)」。頭にDが付いているのでブラジルではヂジャヴァンと呼ばれています。ジャヴァンはブラジル北東部アラゴアス州の首都マセイオ生まれ。18歳の時、地元でビートルズの曲を歌っていたといいます。23歳の時にリオデジャネイロに移り、現地のナイトクラブで歌い始め、1975年にFestival Aberturaで自作の「Fato Consumado」が2位を受賞し注目を浴びました。トン・ジョビンなどを手掛けたAloysio de Oliveiraが翌年制作したデビュー・アルバムがヒット、一躍スターダムにのし上がります。そして、現在に至るまで数多くのヒット曲を飛ばしてきました。今回はフィリッピの父、バーデン・パウエルの未発表曲を集めて作られた『バーデン・イネジト』というアルバムからお送りしましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Ludere(ルデーリ)」 BOSSAMANIA 2025/1/18放送
    2025/01/17
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。昨年新札が登場してからしばらくたちますが、まだ慣れていないのか吉田さんは時々戸惑う模様。ということで今回はブラジルの紙幣の話題をピックアップ。ブラジルで2010年以降に流通しているレアル紙幣の表面は「リパブリカ」と呼ばれる自由の女神的な女性が描かれており金額、模様、色が各種違う以外、レイアウトは大きく変わりません。裏面はというと…ジャガーやウミガメが描かれるなど野生動物にまつわるものが描かれています。人物が多く使われる紙幣の中で、人物が描かれていない国は割と珍しいかもしれません。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「Ludere(ルデーリ)」。ここ最近は昨年の9月末にブラジルでゲットしたアルバムからお送りしていますが、この『ルデーリ』というバンドには吉田さんもとても注目している模様。このバンド、ギターの巨匠、バーデン・パウエルの長男、ピアニストのフィリッピ・バーデン・パウエルが中心になって彼が住むパリと、他のメンバーが住むサンパウロで結成されたとのこと。リオに比べてサンパウロは音楽の幅が広く、グローバルな活躍をするミュージシャンが集まっており、チョッとNYに似ていることで、音楽の世界観も国際色が豊かなのだとか。そんな、サンパウロとパリの間でやり取りしてアイデアを持ち合い、録音はサンパウロで行われました。今日はフィリッピの父、バーデン・パウエルの未発表曲を集めて作られた『バーデン・イネジト』というアルバムからお送りしましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「リー・リトナー&デイヴ・グルーシンの『ブラジル』」 BOSSAMANIA 2025/1/11放送
    2025/01/10
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。日本における令和七年度の初場所は1月12日。ということで今回はブラジルの相撲事情をピックアップ。日系人とともにブラジルの地にわたった相撲ですが、現地では女性の人口も多いとのこと。1990年代に相撲の国際化&オリンピック競技化の狙いから女性人口を広めたのがきっかけだったようですが、体格差を戦略でひっくり返せる柔軟性が評価されて女性の人口も着実に増えているのだそうです。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは2024年に発売されたギターのリー・リトナーとピアノのデイヴ・グルーシンのアルバム、『ブラジル』をピックアップ。この2人のブラジル音楽作品にはイヴァン・リンスをフィーチャーした『ハーレクイン』という名盤がありますが、なんとそれから40年の時を経てこのアルバム『ブラジル』を発表したとのこと。昨年度はイヴァン・リンスとともに来日し、とても評判の良いコンサートであったようです。今日はこのアルバムからタップリお聴きいただきましょう!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「Nova Onda do Brasil」 BOSSAMANIA 2025/1/4放送
    2025/01/03
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。Feliz Ano Novo!今年もボッサマニアをご愛聴のほど、よろしくお願いいたします!お正月といえば「歌会始」。今年お題は「夢」だそうですが、今日はブラジルの俳句の話題です。ブラジルでは「ハイカイ」と呼ばれる俳句。移民初期には現地に俳人も渡っていることもあり、ブラジル独自の季語が存在する俳句も多数あります。今ではソネット(14行詩)よりもハイカイがメジャーな存在として君臨しているのだとか…。毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは年末にちなんで「Nova Onda do Brasil(ブラジル音楽の新しい波)」。2024年の9月下旬にリオに行ってきた吉田さんが「確実に新しい音楽の波が押し寄せている」と感じたことでその中からセレクトした音源をお届けします。吉田流ブラジルの新・潮流の世界をお楽しみください!
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