• 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「ワルター・ワンダレイ」 BOSSAMANIA 2025/5/17放送
    2025/05/16
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。 農業大国のブラジルでは蕎麦の生産も盛んで時には世界のベスト5に入るほど。とはいえラーメンと違い日本式の蕎麦はそばつゆの味や「すする」食べ方が馴染まないのか日系人以外には広まっていないようです…。その一方で沖縄そば(ソーキソバ)はしっくりくるようで大きなモニュメントが建てられるほどに日系人以外にも広まっている模様。沖縄とブラジルの気候が似ているせいでしょうか? 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はオルガンの名手ワルター・ワンダレイ。ハモンドオルガンを使いこなして変幻自在のサウンドを生み出すことができましたが、1986年に54歳の若さで亡くなってしまったとのこと。吉田さんは1980年の来日時に共演したことがあるようですが、鮮烈なサウンドは忘れられないものだったとのこと。また「サマー・サンバ」がヒットしていた時に四ツ谷のサッシペレレでライブをしたときには一晩に3回演奏したのだとか!! これだけ強烈なインパクトを残してきただけにもっと長く彼の音楽を聴きたかった…と思わずはいられません。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「カルロス・リラ」 BOSSAMANIA 2025/5/10放送
    2025/05/09
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。モータースポーツの頂点といえばF1ですがそれ以外のモータースポーツもブラジルでは盛ん。今回取り上げるのは迫力満載の「フォーミュラ・トラック」。その名の通りトラックでコースを爆走する競技です。レースで使うトラックは重さ5トン程度のトレーラーヘッド。最高速度は160キロのリミッターがつけられていますが、迫力のある走りがブラジル人の心を鷲掴みにしているようです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」はトン・ジョビンやジョアン・ジルベルトらとならびボサノヴァの立役者の一人であるカルロス・リラ。セルジオ・メンデスやポール・ウィンター、セバスチャン・ネト、ミルトン・バナナとともにボサノヴァの「控えめの美学」を実演して見せたアルバム「The Sound Of Ipanema」は必聴です!!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「太田市のジャズ&ボサノヴァ喫茶『Cafemusica』 その2」 BOSSAMANIA 2025/5/3放送
    2025/05/02
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。ブラジルではサンドイッチが人気で吉田さんも朝欠かさず食べているのだとか。バリエーションは数多くありますが、豪快さで行くならばハムをたくさん挟んだ「モルダデッラ・サンド」とローストビーフなどをはさんだ「バウル」は外せません。特に後者の「バウル」に関しては発祥の地バウル市で無形文化財に登録されたのほどでそれだけ、ブラジルにとってサンドイッチが切り離せない存在だということ教えてくれます。…というか肉をはさむ系のサンドイッチ、人気ありすぎ??? 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは前回に引き続きジャズ&ボサノヴァ喫茶の「Cafemusica」を特集。店主の宇都宮さんは前職時にブラジル滞在中にライヴハウスの公演情報の載っている新聞を買ってライヴ情報を確認していたとのこと。そこでClaudetteかSergio Augusto で迷った挙げ句、クラウデッチに決めて、危ないから外に出るなよ、という上司を説得して1人でタクシーを拾って聴きに行ったとのがあるようです。かくしてライブ後に楽屋でサインをいただくこともできて満足した一日が過ごせたとのことでいい思い出になったとのこと。これには吉田さんも思わずにっこり。他にも色々とアツく語っておりますが、続きは本編で…。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「太田市のジャズ&ボサノヴァ喫茶『Cafemusica』 その1」 BOSSAMANIA 2025/4/26放送
    2025/04/25
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。前半はブラジルの読書事情から。吉田さん曰く「ブラジルでは本を読むよりも会話の方がはるかに盛り上がる」というほど読書をしないとのこと。かつては年間2冊しか読まないと結果が出たほどに廃れているため、国際デーとして4/23に制定されている「世界図書・著作権デー(世界本の日)」に合わせて国家的に読書啓発を行っている模様。その一方でハリポタシリーズに出てきそうな図書館もあるので全く読まないということもなさそうな気がしますが果たして? 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーはリスナーより紹介があった群馬県太田市にあるジャズ&ボサノヴァ喫茶の「Cafemusica」を特集。今回は吉田さんが店主の宇都宮さんとの対談のために太田市の店を実際に取材&対談した内容をお届けします。宇都宮さんは喫茶を開店する以前に同じ建物でやっていたお店に客で来ていたのですが、その店が事情で閉店してしまったため、昨年12月に自ら開店するに至ったとのこと。先の店の常連さんやマスターの友人さん達の希望もあり、また彼自身も自宅では聴けないヴォリュームで音楽を楽しみたいという気持ちも開店の後押しとなったようです。なお宇都宮自身、かつて高田馬場のジャズ喫茶「イントロ」で修業をされていたとのこと。そこのオーナーの茂串さんはかつてミュージックバードのジャズチャンネルで放送されていた「イントロに気をつけろ!」のパーソナリティでもあり、吉田さんもゲストで登場しましたが茂串さんの強烈なオーラに圧倒されたようです。そんな点でも宇都宮さんと吉田さんの接点は近いところにあるようです。そんなアツい思いを持った宇都宮さんと吉田さんとの濃厚な音楽談義ですので今回は前半部分をお届けします。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「テノーリオ・ジュニオール」 BOSSAMANIA 2025/4/19放送
    2025/04/18
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。前半はブラジルからルーラ大統領が来日した時のお話から。今回の訪日は両国の外交関係樹立130周年という重要な節目にあたり、改めて両国の関係を確認し、さらに強化するためのものでした。大統領は石破首相と会談し、経済関連のイベントにも参加。140年目に向けて日伯関係の一層の強化を確かめ合ったとか。…ところで吉田さんの演奏かつながりでギタリストのルーラ・ガルヴァンがいるのですが2023年にルーラ大統領が当選した際にガルヴァン氏のもとにも「おめでとう!」の言葉が飛び、それに「ありがとう」と返したのだとか。多分言われ慣れているのだろうとのことでしたが、こういうセンスが演奏にも表れているのでしょう。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは今年4月11日に公開された映画「ボサノヴァ~撃たれたピアニスト」の特集。モデルになったのは34歳の若さで不遇の死を遂げたボサノヴァのピアニスト、テノーリオ・ジュニオール。ジュニオールは1941年7月4日、リオ生まれ。ブラジルの国立大学の医学部出身の彼は、ジョアン・ジルベルトらが活躍した時代にボサノヴァやサンバのピアニストとして有望視される存在でした。活躍当時の音源は1960年代のものですが、それを感じさせない鮮烈な演奏は今もなお夭逝したことが悔やまれるほどに期待された奏者であったことを感じさせます。
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「3月30日発売! 大塚裕司 新アルバム『Mais que Amizade』 その2」 BOSSAMANIA 2025/4/12放送
    2025/04/11
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。今回も引き続き大塚商会・代表取締役社長にしてパーカッショニスト(クィーカ)の大塚裕司さんが登場します!前半は放送日が「国際宇宙飛行の日」ということでブラジルと宇宙開発について。ブラジルの宇宙開発の歴史は1960年代型スタート。赤道が近いこともありマラニョン州にあるアルカンタラ発射場からは数多くの静止衛星が打ち上げられているとのこと。宇宙飛行士も2006年にソユーズに乗船したマルコス・ポンテス(ブラジル空軍)がおり、南米で最もホットな宇宙開発の国とも言えそうです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は前回に引き続き大塚さんの二枚目のアルバム「Mais que Amizade」特集と実演。前回はスプーンやフライパンを用いて音楽を奏でた大塚さんが持ってきたのはトライアングルとウッドブロックを用いてバイアォンのリズムを再現。そしてクィーカを用いてある曲を演奏します。特にクィーカの可能性を知りたい方…ぜひお聴きください!
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    3 分
  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「3月30日発売! 大塚裕司 新アルバム『Mais que Amizade』 その1」 BOSSAMANIA 2025/4/5放送
    2025/04/04
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。今回は久々に大塚商会・代表取締役社長にしてパーカッショニスト(クィーカ)の大塚裕司さんが登場します!前半は昨年「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」がノーベル平和賞を受章した件から。昨年ノーベル平和賞を受賞した被団協ですが、12月に開催された授賞式にブラジルからも参加した人はいることは以外に知られていないようです。ブラジルから参加した方の中には幼少期に被爆し、その後渡伯。結婚してから親に被爆した事実を知り現地にいる他の被爆者とともに世界に「ヒバクシャ」の意味を問うたとこのと。核兵器(あるいはそれに匹敵する)との向き合い方は人類の永遠の課題といえそうです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」は3月30日に発売される大塚さんの二枚目のアルバム「Mais que Amizade」特集!このタイトル、前回の続きにしてバージョンアップしたことを示す「友情以上」という意味、とのこと。さらにブラジル愛が強くなっただけではなく、演奏スタイルの「パゴージ」にてあえて女性コーラスにフィーチャー。これまでにないコーラスの魅力とクィーカのリズムに併せてお楽しみください!
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  • 本日の「ポント・ヂ・ヴィスタ」は「アストラッド・ジルベルト」共演テイク編 BOSSAMANIA 2025/3/29放送
    2025/03/28
    日本にブラジル音楽を広めた第一人者である吉田和雄がパーソナリティを務め、ボサノヴァやブラジル音楽を中心にお届けする音楽番組 「大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA」。時にはゲストを迎え、生演奏も披露します。今回はちょっと真面目にブラジルの育休について深堀り。ブラジルや日本に限らず世界的な傾向として少子高齢化が進んでおり、ブラジル政府もあれこれと対策をしています。ブラジルでは男性にも20日間の育児休暇が認められており、その育休の取得率がほぼ100パーセント。これは「こどもはおめでたいもの、神聖なもの」であり、その誕生は人生において重要で喜ばしいことだという認識が社会全体に根づいているためとされています。新たな命をより快く迎え入れられる体制を日本でもより充実させたいところです。 毎回一つのテーマでお送りする「ポント・ヂ・ヴィスタ」のコーナーは「アストラッド・ジルベルト」の共演盤特集。そもそものデビュー盤の「ゲッツ/ジルベルト」からして共演盤なわけですが、その中の「イパネマの娘」はいざシングルカットするとなると尺が長すぎて入らなかった模様。仕方なく前半のジョアン・ジルベルトの歌唱部分をカットしてプレスしたのがシングル盤の「イパネマの娘」でした。それが大ヒットし、グラミー賞を受賞したということから何が起こるかわかりません。確かなことは、その時点でアストラッドの歌唱力には誰にも表現できない世界があった、ということでしょうか…。
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