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サマリー
あらすじ・解説
2025年2月6日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
県統計課がこのほど発表した
去年2024年の県内平均消費者物価指数は、
前の年に比べて3・2%上昇しました。
物価水準は2020年を100として、
109・5に達し、
第二次オイルショック末期の1981年の
4・8%に次いで高かった去年の
3・6%を下回ったものの、
2年連続で3%台となる
急激な物価高騰が続いています。
県の毎月勤労統計調査によりますと、
去年の県内実質賃金は、6月と11月を除いて
前の年の同じ月に比べて
マイナスの状況が続きました。
物価高騰に賃金上昇が追い付いておらず、
生活を圧迫している実態が
浮き彫りとなりました。
3・2%の上昇幅となった要因について、
県統計課は「食料、光熱・水道などが
要因となっている」と分析しました。
食料は「穀類」が12・4%の上昇と、
最も増加幅が大きく、
主食の米やパン、めん類の価格高騰などが
影響したとみられます。
食料は全体でも前の年に比べて
4・9%増加しました。
「光熱・水道」も6・1%増加し、
このうち電気代は前の年に比べて
10・3%増加しました。
10大費目指数で下落した品目はゼロで、
全ての品目で前の年に比べて
上昇を見せました。
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