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サマリー
あらすじ・解説
2025年2月20日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
第34回琉歌大賞の表彰式が16日、
恩納村ふれあい体験学習センター
ゆうなホールで開かれ、
一般の部大賞の南城市の津波松夫さん93歳と、
児童生徒の部大賞の安富祖小学校5年生の
兼箇段蒼空さんら入賞者に賞状や記念品、
副賞などが贈られました。
今回のテーマは「虹」で、
一般の部は136人から335首、
児童生徒の部は416人から
497首の応募がありました。
津波さんは第2次世界大戦の犠牲者を悼む
慰霊碑を雨が清め、
そこに虹が架かる様子を歌にして、
反戦平和への思いが後世へ続くよう
願いを込めました。
津波さんは「県内にある碑をきれいに拭いたり、
周囲を掃除したりしていないと感じていた。
御霊を慰めたいという
気持ちがあった」と話しました。
兼箇段さんは、交流事業で疎開船「対馬丸」の
沈没地に赴いた体験から、
虹に平和への思いを込め、
「きれいな海に沈んだ人たちを思い、
歌を詠んだ」と述べました。
また、自身も対馬丸が沈没した1944年に、
疎開船で九州へ渡ったという津波さんから、
兼箇段さんへ対馬丸への思いを詠んだ琉歌が贈られました。
次回第35回のテーマは「星」で、
7月ごろに公募開始を予定しています。
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