-
サマリー
あらすじ・解説
今回のテーマは「チームビルディング」です。
▼概要
今回のエピソードでは、「中心型」と「周縁型」の人間の特性をもとにした組織運営やリーダーシップについて議論されました。人には教室の中心や前方で活躍することに快適さを感じる「中心型」と、教室の端や後方、場合によっては廊下など、周縁にいることで安心する「周縁型」がいるという理論が紹介されました。
チームが規範や方向性を定める過程で「中心型」が力を発揮しやすい一方、チームがまだ自由で流動的な段階では「周縁型」が輝くという観点が述べられました。また、「周縁型」の中にも役割や責任感によって一時的に中心に立てる人もおり、個人の適性や心地よさにはグラデーションがあると指摘されています。
安斎とミナベ自身も「周縁型」に近いとしつつ、経営者という立場では「中心」に立たざるを得ない場面があると語りました。ただし、常に中心であることには抵抗を感じ、リモートワークや分散的な組織構造を活用しながら、必要に応じて中心と周縁を行き来する柔軟なリーダーシップを実践しているとのことです。
また、組織運営においては「中空構造(中央に空間を作る構造)」を意識し、特定の中心を固定しないことで、組織の柔軟性や多様性を維持する重要性が強調されました。個々のチームやプロジェクトが分散的な構造の中で独立して動きながらも、全体として調和する、中空的なリーダーシップについて話しました。
▼CULTIBASE Radio お便りフォーム https://www.noway-form.com/ja/f/ec18ac00-efc1-45ee-bc06-649fbd8d2a9a
※お便りのご紹介をする可能性がありますので、ラジオネームでのご投稿をお願いします。
CULTIBASE RadioはSpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアでフォロー/チャンネル登録をお願いします!
▼エピソード内で取り上げた投稿
#270 共同体の「中心」を好む人と「周縁」を好む人
https://voicy.jp/channel/4331/6360768
Xの投稿
https://x.com/YukiAnzai/status/1881104481657757805
▼関連リンク
「多様性のあるチームが創造的な成果を生む」は本当か:創造性研究にみるチームづくりのヒント https://www.cultibase.jp/articles/4502
創造性研究から学ぶ、創造的なチームに欠かせない5つの基礎 https://www.cultibase.jp/articles/6856
職場デザインの理論と実践[前編] |CCM総合実践講座 | CULTIBASE https://www.cultibase.jp/videos/14915
◇ ◇ ◇
▼CULTIBASE https://www.cultibase.jp/
▼CULTIBASE Lab無料会員登録 https://www.cultibase.jp/signup
▼株式会社MIMIGURI コーポレートサイト https://mimiguri.co.jp/