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ゲームの王国 上

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ゲームの王国 上

著者: 小川 哲
ナレーター: 日暮 哲也
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このコンテンツについて

サロト・サル――後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子、ソリヤ。貧村ロベーブレソンに生まれた、天賦の「識(ヴィンニャン)」を持つ神童のムイタック。運命と偶然に導かれたふたりは、軍靴と砲声に震える1975年のカンボジア、バタンバンで邂逅した。秘密警察、恐怖政治、テロ、強制労働、虐殺――百万人以上の生命を奪い去ったあらゆる不条理の物語は、少女と少年を見つめながら粛々と進行する……まるで、ゲームのように。

©2017 Satoshi Ogawa (P)2023 Audible, Inc.
SF ホラー

ゲームの王国 上に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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あまりにもリアル

カンボジアの歴史は詳しくないが、想像以上にリアル。
恐ろしい!けれど惹き込まれる

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傑作

現代日本文学の最高峰にある作品です。
かなり酷いことばかり起きる話ですが、それでも笑えるという凄い作品。変な人ばかり出てきますが、全員のキャラクター鮮度がすごい。
ナレーションも違和感はなかったので、上手いんだと思います。引っかかりなく聞けます。

下巻リリースがまだ先なのが残念ですが、とにかくお勧めします。

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傑作!!

時間が経っても記憶に残る物語。僕が知らないだけなのか、もっと盛大に評価されてもいいのでは?と思える作品。

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これは傑作の予感

小説はなるべく使い古されていない歴史を舞台にするべきだという。
歴史の中で凄惨な舞台ほど物語が輝く。その中で、カンボジアの人口が7割減ったというポルポト政権をとりあげたのは素晴らしい。
上巻しか読んでいないが、主人公の一人かなと思われた人がころころと殺されていくところが虐殺者に対する恐怖を感じさせる。
自分が死ぬ側にもなりたくない。殺す側にもなりたくない。世の中が徐々にまともになってきていて本に良かったなと思う。
下巻も楽しみだ。

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面白い!!

いろんな立場で物語が進んでって、複雑に交差しながらリズムよく話が進んでいきます。
とっても面白い。

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SFなのかリアルなのか?

小説として聴き始めたつもりが、次々に人民が殺されていく場面とクメールルージュの緊張感は、インドシナ難民のカンボジア人で実際に武器を持って自分を守っていた人から聞いていた話の雰囲気に近く、聴き進めるうちに歴史書を聴いている感覚になった。
不思議な能力を持つ者も登場してくるあたりも実際にカンボジア人から語られる呪術や占いに近く、どこまでが歴史的な実話でどこからが小説の世界観なのかずっと混乱したまま聴き終えることになった。

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小川哲さんの世界はやっぱりすごい

カンボジア、クメール・ルージュ、ポルポト!令和の今に、あの時代のことを書く作家がいる?とびっくり
そして最初から引き摺り込まれた。奇妙奇天烈なキャラクターたち、そして恐るべく残酷で、濁流のようなストーリーに。
半ば溺れるように聞き終えて、そしてもう一度あの流れに飛び込みたいと思ってしまう。
早く次を出して欲しい!!

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マジックリアリズム

先に進むのが嫌で、途中何度も繰り返し聞いた。
この方はホンモノ。
過去に百年の孤独の名をかたった作家らはいるが全部イマイチだった。
なんにしろ、難しい題材をこんなにも平易に表現してくれたのは秀逸。
贅沢な注文をすると、鉄板の登場はキメキメの盛り盛りのイケメン声で来てほしかった。あのシーンはめちゃくちゃ笑った。

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聴き始めたらもう止まらない

これが傑作なのはわかっていた。以前にこの作家の短編集が途轍もなく面白かったから。ただ、なかなか踏ん切りがつかない。なにしろポルポト時代のカンボジアの話なんて遠すぎるし、登場人物の名前すら覚えられないんじゃないか?しかもやたらと長いし、あの悪名高き虐殺や拷問、統制国家の地獄に救いはありそうもない。だが、聴き始めれば全ての杞憂は吹き飛んだ。そして遠いと思った統制国家は思っていたよりもはるかに近くにある…と昨今の政治状況などに目を遣れば、気付かされたりもするのである。

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決して参加したくないゲーム

オーディブルがサブスクリプション制になってから、無作為に作品を選んで自由にたくさんのタイトルを体験することができるようになった。

気に入らなければやめて次の本をダウンロードできるためなんでも試してみる。本作品も『ゲームの王国』という題名で、ジャンルはSFで、ホラーで、という予備知識しか持たない状態で気軽に聴き始めた。

時間の経過と共に軽い気持ちは消えていき、娘たちが置いて行った歴史の教科書や資料、地図帳や地球儀をそばにおいて、ちょっと待ってよと思ったところを調べつつ聴き進めていくことになった。

調べたってもちろんソリアの名前もムイタックも、資料のどこにも見つかるはずはないが、つい探してしまうほど、リアルに冷徹にまるで月や太陽からの視点で物語が紡がれているみたい。

幸せなラストが来ないということはわかっている。それほど多くの人々が死んでいった。心して下巻を聴きます。

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