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今を生きる思想 西田幾多郎 分断された世界を乗り越える
- (講談社現代新書100)
- ナレーター: 高橋 研二
- 再生時間: 3 時間 43 分
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禅の修業を通して得た東洋的精神性の自覚と<純粋経験>の立場から、知識・道徳・宗教への思索を深めた独自の哲学論を展開。 東洋と西洋の哲学を統合した東西思想の統一が、近代的自我の確立に苦しんでいた青年層に衝撃的な影響を与えた。
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あらすじ・解説
本書のおもな内容
●日本初の哲学書『善の研究』が生まれるまで
●人生とは、いつも悲劇的である
●美しい夕日を見た瞬間の感動こそが「純粋経験」
●愛とは他者の喜びや悲しみに共感すること
●形なきものの形を見て、声なきものの声を聞く
●苦悩の果てに辿りついた境地「歴史的世界」
●世界は私たちの行為によって作られていく
●「今、ここ」の現実を生き切る
西田の哲学的思索は、世界の真の姿を見極めようとする実在の探究であり、それは一つの根本的立場から世界のすべてを説明しようとする努力であった。それはまた、近代日本における個の自覚――個人としての自己の自覚――の思想という性格をもっていた。その内実は〈自己と世界の関係〉の思想として読むことができる。自己と世界の関係は、特定の時代のなかで具体的な表れ方をとるものであり、人々の分断が進む現代において、私たちの自己と世界との関係を西田哲学から捉え直してみることが本書のテーマとなる。このことはまた、視点を変えてみれば、現代に通じる西田の思想のアクチュアリティ(現実性)を問うことでもある。まさに「今を生きる思想」として西田を読み直すこと、それが本書の課題であるといってもよい。 ――――「はじめに」より
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100ページで教養をイッキ読み!
現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!
1:それは、どんな思想なのか(概論)
2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)
テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
「一気に読める教養新書」です!
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ナレーション
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ストーリー
- 公開名
- 2023/09/16
良い
西田哲学に入門する際に必要な背景知識が筆者の仕方で上手くまとめられている。
情報を咀嚼するために一呼吸起きたい哲学読解とオーディオブックの相性は悪いが、ナレーションが良い。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- アフロ
- 2024/05/03
言葉の挑戦
西田幾多郎のことを何も知らなかったことに気づいた。
本書を読んで、まさに人生、ライフについて問う人だったことを認識した。
自身の苦難に満ちた半生の経験が思索のもとになっていることも感じられ、ますます深く学んでいきたくなった。
まずは巻末のおすすめ書籍から読んでいく。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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