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歴史の大局を見渡す 人類の遺産の創造とその記録
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 4 時間 18 分
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あらすじ・解説
<内容紹介>
ピューリッツァー賞受賞の思想家2人が贈る、
5000年の歴史をおさめた珠玉のエッセイ集
著者たちの名声を確固たるものにした超大作“The Story of Civilization”(文明の話)のあと、その既刊10巻のエッセンスを抽出して分析し、歴史から学べるレッスンという形でまとめたものが本書である。
結果として、文化や文明の発展、人間性の洞察、モラルと宗教、国家の行動、人類の進歩の方向性などを概説する書となった。彼らはライフワークを完成させるため、歴史についての思索を重ね、戦争や征服や創造を通して人類が歩んできた長い道のりの意味を探し求めた。
そして、読者にも自分たちの時代を理解することができるよう、壮大なテーマを与えてくれているのである。筆者たちの探求の旅の一端を本書で共有することは、大いに心おどる知的な冒険となるだろう。
13のエッセイを通して、人類の過去の体験を概観し、今を生きるヒントを得られる、秀逸な歴史書である。
未来は決して偶然起こるのではない。それは常につくられてきたのである。 By ウィル・デュラント
人間の性質、国家の行動について考えるうえで有用と思われる出来事や論評を13のエッセイにまとめた。
新事実を知るのではなく、人類の過去の体験を概観して欲しい。
<目次>
序文
第1章 ためらい
第2章 歴史と地球
第3章 生物学と歴史
第4章 人種と歴史
第5章 人の性質と歴史
第6章 モラルと歴史
第7章 宗教と歴史
第8章 経済学と歴史
第9章 社会主義と歴史
第10章 政治と歴史
第11章 歴史と戦争
第12章 発展と衰退
第13章 進歩は本物か
参考文献
<著者紹介>
ウィル・デュラント Will Durant
アリエル・デュラント Ariel Durant
ウィリアム・ジェームズ・デュラント(1885-1981)と、アリエル・デュラント(1898-1981)は米国人歴史学者・哲学者の夫妻。1935年から1975年にかけて刊行された11巻にわたる超大作 “The Story of Civilization”(文明の話)によって哲学・歴史の著述家として世界的な評価を得た。1968年、同シリーズの10巻がピューリッツァー賞の一般ノンフィクション部門を受賞。1977年には、米国政府から市民に与えられる最高の栄誉の1つ、大統領自由勲章をフォード大統領から贈られた。
<訳者紹介>
小巻靖子 (こまき やすこ)
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)英語科卒業。
都市銀行調査部勤務。退職後、米国コネティカット州での生活を経て、翻訳の仕事に携わる。訳書に『カモメ課長!』(講談社)、『手塚治虫の芸術』(共訳、ゆまに書房)、『ブルーノート・レコード 妥協なき表現の軌跡』(共訳、ヤマハミュージックメディア出版部)などがある。
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総合評価
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- 匿名
- 2022/08/14
数日に分けてゆっくり聞きたい作品
例えの選び方、言葉の選び方が非常にウイットに富んでいて、いつまでも聞いていたいと思わせられます。内容も難しいものではなく、娯楽として気楽に楽しむことができました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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-
総合評価
-
ナレーション
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ストーリー
- OZ
- 2022/11/12
いつ書かれたものなんでしょうか?
西ドイツが出てくるので壁崩壊前のようで、日本はバブル真っ只中、かなりいい時代に書かれたもののようです。しかし未来の予測については、かなり的確で驚きました。トランプの出現とかね。とはいえソ連をロシアと訳すのは違和感があって混乱しました。今となっては全くの別物ですからね。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- non
- 2023/03/12
先の見えない時代に
本書は1935年から1975年に書かれた「文明の話」からの抽出とのこと。もし各章毎に執筆年月の記載があれば、その当時の世界情勢を念頭に置いて聞くことが出来、所々で感じた違和感も減じたと思う。とはいえ、全体は普遍的な示唆に富む内容であり、暗い未来を予見してしまう2020年代を生きる一般人にとってもとても価値ある本だと思う。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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-
総合評価
- kips
- 2023/08/27
勉強になった
自然は、生存競争の世界なので、自然状態での自由と平等は無いが、教育や自分らしい能力を発揮する職分を選ぶ機会や平等は、あり得るのではないかということ。
社会主義はロシア革命以前にも様々な地域で試みられていた、ナチスドイツ以前に、ギリシャやローマでも民主制が独裁制に転じていたこと等、勉強になった。
ネットで調べたところ、著者は西洋中心史観に異を唱えていたそうだけれども、この本を読んだ限り、本音の部分では、文明=西洋文明と思っている様に感じた。また西洋の外の人を未開人と呼ぶ箇所が散見されて、少し違和感を持ちました。アメリカ人だから、仕方ないのかも知れませんが。
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ストーリー
- 書籍レビュー
- 2024/05/22
章の初めに壮大な音楽を流すのはやめてほしい
内容はタイトルから期待されるものを十分に摂取出来ますが、章のはじめに壮大な音楽を流すのはびっくりするし、集中力が削がれるのでやめて欲しい
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