『世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器』のカバーアート

世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器

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世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器

著者: 長沼 伸一郎
ナレーター: 小桧山 崇
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

教養として、あるいは確かなビジョンを持つための武器として「世界史」を知っていることは大変重要だが、いざ世界史を学ぼうとすると大量の歴史知識が登場する。どうすればよいのかと悩む読者のための一冊を、在野の物理学研究者で『現代経済学の直感的方法』などの著者である長沼伸一郎が上梓した。著者は歴史家E・H・カーに倣って「過去を知るためにはまず『みるべき未来』を定めることが肝要」と述べ、過去の古典でなされた予言を物理の視点で抽象化して、さらに未来に延長し、「みるべき未来」を叙述する。そして歴史上の覇権の構造を見抜き、世界史をその構造で捉えることを提案。そうすることによって、世界史を俯瞰的に把握することができるようになるのだ。

さらに「イスラム文明が西欧に敗れて立場を逆転される契機になったのは、微積分学を受け入れなかったこと」と述べ、科学上の発見が当時の思想や社会科学の新たな概念の創出に影響を及ぼした可能性を指摘するなど、「文明の理数系史観」(仲野徹氏)とも呼ぶべき清新な歴史観を提唱する。

©Shinichiro Naganuma (P)2022 Audible, Inc.
世界

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知的欲求が満たされる

難しい箇所が多々ありますが、それは読み手の学の足りなさゆえで、そこを理解できればさらに面白いだろうと。耳だけではこぼしている部分もあるので、本を買って読みたいくらいです。歴史の切り口がとにかく斬新!

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コレは、すごいのでは!

この内容、というか、この論文をAudibleなら聴き放題で聴ける喜び。
最近の出来事を、先の世界大戦に例えている辺りは鳥肌がたちました。
先のことは分からないけれど、進む方向は定まった感じです。

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斬新で、面白く、納得してしまう

以前に、現代経済学の直感的方法をオーディブルで聞きました。とても良かったので、直ぐに本作も聞くことにしました。

私は、この類の書は様々な著者、書籍を読んできました。ある程度の情報は把握しています。
ところが本書は視点が斬新でした。発見と思うところが多くありました。最初は、え!?と思うところもありましたが、各章、最後には独自の視点、トクヴィル、マハン等の言葉も用いながら、しっかりと納得してしまいます。
斬新な視点で世界史を構造的に理解させてくれる書です。日本や自身の針路を示してくれるような書です。

本著者に批判的な著名人もいるようです。私は長沼伸一郎氏の本は、斬新で考えがわかりやすいので、今後も期待します。

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各民族の発展の歴史

イスラム教とキリスト教を代数と微積分という新しい視点で、発展の推移を説明した点に感心した。

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飛躍に次ぐ飛躍

まず良い点として、チャプター末に長めの要約を入れてくれるので、内容が頭に残りやすい。
これは特にサッと読み返すことが難しいオーディオブックにおいてかなりありがたいところ。他の本もこれ真似してほしい。

で、良くない点としては、まず筆者の頭の中に存在する「理数系武士団」というベースレスな架空の存在について雄弁に語る空虚なパートに本の1/3ほどが割かれていた点。これはけっこうきつかった。
また、「理数系武士団」含め本書全体を通して「突飛な逆張りで一山当てたい」という欲が見え隠れしてしまい、時には存在しない藁人形をこしらえてこれを叩くことで自説を展開するような箇所がいくつも見られた。欧米におけるイスラム成立当初の「原野のベドウィン」の心象風景やら女性のイスラム受容の過程やら、「その固定観念、聞いたことないけどどこで誰が言ってたの?」というものばかり。それではハラリにはなれないよ。
最後に、これからの日本の復権シナリオにおいて、女性の役割を申し訳程度に入れようとして「第四のカテゴリ」にのみポジションを割り振っていた点。「理数系武士団」に女性は含まれ得ないことをほぼ直接的に示唆しており、寒気がした。

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斬新な視点

在野の学者らしく、全く知らない方ですが、なかなかの論理展開で説得力がありました。三体問題、イスラムと微積分などは、ズバリと一刀両断。満州史が専門で、世界史を持つのはモンゴルだけ、ギリシャローマも、中華も世界の辺境と断じた岡田英弘先生の如く、痛快で勉強になりました。オーディブル編集部に感謝。

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