『科学と資本主義の未来』のカバーアート

科学と資本主義の未来

<せめぎ合いの時代>を超えて

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科学と資本主義の未来

著者: 広井 良典
ナレーター: 岩見 聖次
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このコンテンツについて

AIならば可能なのか。
将来世代はどうなるのか。
今という時代を「限りない拡大・成長」と「持続可能性」に向かうベクトルの“せめぎ合い”の時代としてとらえ、 過去・現在・未来を俯瞰する超長期の時間軸から科学と資本主義の未来を展望する。
一貫して「定常型社会=持続可能な福祉社会」を提唱してきた著者が、『人口減少社会のデザイン』『無と意識の人類史』に続いて世に問う三部作完結編。
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

©広井 良典 (P)2023 Audible, Inc.
資本主義

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文理問わず、科学に関心のある方におすすめします。
俯瞰的に現代を考えることができました。

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巨視的な考察

時間軸が長く、考察がダイナミック。
未来世代党のくだりは、我が家で話していた内容と全く同じで、心から同意した。

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持続可能性とは

日本の社会保障の高齢者への偏り等の指摘とそれへの対処の必要性は確かにその通りと思うが、「国の借金問題」の解決という部分がどうかと思う。
ただ、ひたすら拡大というのも間違いだろうと思うので勉強になった。

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55兆 年金 5兆 文科省予算 1兆 国立大学予算

国立社会保障・人口問題研究所データから年金の支出が
55兆円になり、これからもこの予算が増え続けることが予測されています。

その一方、文部科学省予算は全体で5兆円、
文科省から拠出される国立大学等、教育関連予算が1兆円に留まること。
世代間の歪みと、これから発生する問題をデータを元に非常にわかりやすい形で紹介されていました。

国立大学に通いながらも返済型の奨学金を借り、今も返し続け結婚を踏み留まり、少子化に貢献して居る私自身の現状に新しい視点を与えてくれる本でした。
来年30歳を迎え、人生の転換点ともなる年に社会の未来に焦りを感じる同世代の方におすすめの一冊です。

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