エピソード

  • 2025.3.3.”本当の”造血幹細胞とは?
    2025/03/03

    血液中のいろいろな細胞はある一つの細胞が元となって作られています。

    その細胞とは、造血幹細胞《ぞうけつかんさいぼう》

    ヒトでは主に骨髄に存在して、さまざまな血液の細胞を常時生み出しています。そんな造血幹細胞の研究を進めるのが、名古屋大学の|古橋 和拡《ふるはし かずひろ》さん(医学系研究科 腎臓内科学講座 講師)です。

    「造血幹細胞の中でも”本当の⁉”造血幹細胞を見つけました。」

    そう教えてくれましたが…「本当の」幹細胞とは一体???

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  • 2025.01.31.がんを倒す最強戦士「CAR-T細胞」をもりもり増やす方法とは?
    2025/01/31

    CAR-T《カーティー》療法、って聞いたことありますか🧐?日本で2019年に承認された、「血液がん治療の新しい方法」です。

    「しっかり増えて、しっかり戦い、しっかりがんを治す。そんなCAR-T細胞を作ることを目指して研究を進めています。」

    そう教えてくれたのは、医師で造血幹細胞移植・細胞療法の臨床・研究に携わる、名古屋大学の寺倉 精太郎《てらくら せいたろう》さん(医学系研究科 血液・腫瘍内科学分野 講師)と安達 慶高《あだち よしたか》さん(医学系研究科 元大学院生、現在ミシガン大学 リサーチフェロー)です。

    今回、CAR-T細胞をしっかり増やす仕組みを明らかにできた、とのこと。早速お話を聞いてきました。

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  • 2025.01.22.ゼロからの挑戦、ガチで切り拓く心不全治療の未来
    2025/01/22

    「心不全の患者さんの数は増えているのに、特効薬がありません。」

    そう医療の現場の状況を教えてくれたのは、名古屋大学の|吉田 達矢《よしだ たつや》さん(医学系研究科 客員研究)と藤 幹人《たけふじ みきと》さん(医学系研究科 講師)です。お二人は共に心不全の基礎研究を進めながら医師として仕事をしています。


    今回は心不全の制御機構に新しい発見があったとのこと。早速お話を聞いてきました。

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  • 2025. 01. 15. 回転×AIでピンボケを消す?新しいX線顕微鏡技術の誕生
    2025/01/15

    X線顕微鏡に魅せられた研究者がいます。名古屋大学の⁠|松山 智至《まつやま さとし》⁠さん(工学研究科 教授)です。

    松山さんはこれまでにX線顕微鏡の「精度」を極めるため、「いい光源」と「いいレンズ(鏡)」を極めてきました。今回は、少し異なるアプローチ。精度が低い顕微鏡を使って撮った「ボケた写真」でも、工夫すればすごくキレイな絵になるんじゃないか?と考えて研究を進めています。

    そんなピンボケをAI技術で取り除くことができました!とのこと、その詳細について教えていただきました。

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  • 2024.12.24. 勇住邁進!大豆が心臓を守る研究とは?
    2024/12/24

    私達が食べた物は主に腸から栄養素が吸収されます。その過程では、数多くの腸内細菌叢《ちょうないさいきんそう》が、さまざまな代謝をしています。この腸内細菌叢による食品の代謝産物を利用して心臓を守りたい、と研究を進める研究者がいます。

    最近の研究成果について、名古屋大学の|古川 希《ふるかわ のぞみ》さん(医学系研究科総合保健学専攻 助教)にその詳細について教えていただきました。

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  • 2024.12.19. 40Hzって何かある!?触覚刺激の効果とは?
    2024/12/19

    自然や音楽に含まれている「低周波音」。この低周波音の中でも特に40Hzに着目をし、その振動を用いて様々な疾患の治療に立ち向かう研究を進める研究者がいます。

    最近の研究成果について、名古屋大学の鈴木 泰博(すずき やすひろ)さん(情報学研究科 准教授)にその詳細についてお話を聞きました。

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  • 2024.11.18.静かなるキナーゼ、その働きとは?
    2024/11/18

    心臓は障害を受けると「線維化」して固くなってしまいます。そして、それは心不全の発症と増悪に大きく寄与していると考えられていますが、その詳細は未だ分かっていません。心不全を極めたい、そう思って研究に立ち向かう臨床医の研究者がいます。

    最新の研究成果について、名古屋大学の吉田 聡哉(よしだ さとや)さん(医学系研究科 博士後期課程学生)と竹藤 幹人(たけふじ みきと)さん(医学系研究科 講師)にお話を聞きました。

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  • 2024.11.12. 無限の可能性!蛍光入りの構造色
    2024/11/12

    構造性発色(構造色)とは、色素や顔料を用いずに光の反射によって見える色のことです。この構造色の材料を作り出す研究者が名古屋大学にいます。今回、この構造色に更に新しい発見があったとのこと。

    最新の研究成果について、名古屋大学の竹岡 敬和《たけおか ゆきかず》さん(工学研究科 准教授)と|何 佳磊《ひ じゃれい》さん(工学研究科 博士後期課程学生/現在:上海交通大学医学院虹橋国際医学研究院 助手研究員)にお話を聞きました。

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