『おいしいごはんが食べられますように』のカバーアート

おいしいごはんが食べられますように

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おいしいごはんが食べられますように

著者: 高瀬 隼子
ナレーター: 椎名 ライカ
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このコンテンツについて

第167回芥川賞受賞!

「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」
心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。

職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。
ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。

©高瀬 隼子 (P)2022 Audible, Inc.
現代文学

おいしいごはんが食べられますようにに寄せられたリスナーの声

総合評価
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    261
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    231
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    56
  • 星1つ
    43
ナレーション
  • 4 out of 5 stars
  • 星5つ
    331
  • 星4つ
    197
  • 星3つ
    128
  • 星2つ
    25
  • 星1つ
    14
ストーリー
  • 3.5 out of 5 stars
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    221
  • 星4つ
    195
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    147
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これは...

よくありそうな職場のゴタゴタって感じの作品です。
モヤモヤ感と人の残酷な興味を刺激され、まんまとあっという間に聴了してしまいました。
俗な話ですが細やかな描写や 弱者を尊重しすぎるあまりその他をないがしろにしていかねない現社会への警鐘とアイロニーを感じる作品です。

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最高にすきです

日本人独特の集団の汚い部分がよく表現できてて最高に面白かったです。これに共感できない人は何もわからず生きてきたんだろうなって思います。

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おいしいごはん

うっすらとみんなを苛立たせる芦川さんよりも、輪を乱した押尾さんを異物として排除する健全な職場。そこで上手く立ち振る舞う二谷さん。押尾さんはここから抜け出せてよかった。だって二谷さんには食の価値観がまるで違う芦川さんとの地獄が待ち構えてるのだし。芦川さんの視点がないのも不気味でいい。なにはともあれ、みなさん、おいしいごはんが食べられますように。

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  • ストーリー
    3 out of 5 stars

うむ

なんだか私にはよくわからない本だった。なんとか完読!

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多幸感のない食

食に興味のない二谷と、はっきりしすぎている押尾の二人の会話があけすけで面白い。美味しそうな食事やスイーツが出てくるのに、ここまで多幸感のない話も珍しい。普段うまく表現できない「やな感じ」を二谷と押尾が言い表していてニヤニヤしてしまう。

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    2 out of 5 stars

うーん

登場人物それぞれのマイナスなところにピックアップされる話だったので、
楽しいストーリーという感じでは無かったです。
リアルな現代社会での日常が描かれているので、そこに引き込まれつつ登場人物の
それぞれの立場、想いが表現されていました。リアルな社会を知りたい欲求で読み終えました。

章が変わる時に主人公が変わるので、慣れるまでは登場人物がだれなのか注意するのがオススメです。

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    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars

ナレーション良かった。

登場人物たちのドキリとする一言やわかるわかる、こうやって言う人いるという感じが良かった。
ナレーションの話し方も登場人物の顔が見えるようで良かった。

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    5 out of 5 stars

これはハッピーエンドのお話です。

心に傷を抱えた3人の男女の日常と感情が描かれています。感想を書けばネタバレになりますが、自分の弱い部分をさらけ出して自分の心に正直に生きている芦川さんとは違うタイプの人間だと思っている押尾さんと二谷さん。本当は芦川さんに心のどこかで惹かれていて、それが故に、芦川さんのやることにいちいち引っかかり嫌悪感を感じている。陰で意地悪をされていても、自分の姿勢を変えず、優しく振る舞う芦川さんだから余計にムカつく。しかし最後には、意地悪をした見返りを受ける事になって、2人はようやく自分を愛する大切さに気づく。という話です。そうして押尾さんは正直に自分の気持ちを伝えることができて、二谷さんは芦川さんの純粋な思いを受け止めることが出来たのです。美味しいものをいただくということは、人生の甘さ(幸せ)をいただくということ。幸せは自分自身を愛し大切に出来たとき、初めて味わえるものなのです。芦川さんはエンジェルさんのような人ですね。自分の弱さを認めて、さらけ出せる人が、本当は一番強いのかもしれません。

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    2 out of 5 stars

よくある人間の中身

ナレーションに関しては淡々として入りやすかった。内容は、まぁ誰しもが経験した事あるであろう人間関係だな、と。
ただ、食の価値観が違うのにパートナーと別れようとしないのにはモヤモヤ。
裏で攻撃してるのに表では味方面してるのが無理。

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    5 out of 5 stars
  • ナレーション
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  • ストーリー
    4 out of 5 stars

何度も読める

省略するところと、詳細に描写するところのチョイスが見事で筆力を感じる
あるあるモノの内容でありながら心に触れてくる部分はかなり新しい感覚がある

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