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マチネの終わりに

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マチネの終わりに

著者: 平野 啓一郎
ナレーター: 羽飼 まり
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このコンテンツについて

【2017年 渡辺淳一文学賞受賞作】
【映画化作品/2019年公開(出演:福山雅治 石田ゆり子他、監督:西谷弘、脚本:井上由美子)】

天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。

深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。

出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。

愛とは運命なのか、それとも、私たちの意志なのか?
芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。
©Keiichiro Hirano/Cork (P)2022 Audible, Inc.
現代文学

マチネの終わりにに寄せられたリスナーの声

総合評価
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    225
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ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    228
  • 星4つ
    39
  • 星3つ
    12
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    2
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    2
ストーリー
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    5 out of 5 stars

傑物

聴くものの感性を揺り動かしながら流れていくなめらかなストーリーライン、眩いばかりに輝く情景を導く美しい表現、随所に見せる哲学的思索。これに優る作品を私は未だかつて見たことがない。

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    4 out of 5 stars

映画も本もオーディブルもそれぞれに良い

映画を2回、本を2回読み、大好きな作品です。
しかし、何度読んでも、リアルな続きを知りたくなります。

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結末のナレーションが素晴らしい!

Audibleで読了。叙情的な言葉によって埋め尽くされた大人の恋話で、素敵でした。読後のハイテンションで敢えて言うなら壮大な詩、のようでもありました。同じ作者による『ある男』でも感じましたが、人が抱えるもどかしい内面を描き出す筆致が素晴らしいと思います。

本作のストーリーは恥部に触れそうで触れないような、あるあるを歌われたそんな気持ちになる展開です。それは日本と海外の距離だとか、メールとzoomの違いとか、マリアとマルタは調べないと分からんだとか、さざなみのような二律背反の繰り返しに大いに揺さぶられます。連ドラなら間違いなく見ちゃうやつ。
なにはともあれ、大事なことはメールで伝えちゃダメ、だと思いました。

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    5 out of 5 stars

正解は誰が決めるのか。

大人の相手を思っての行動と自分の愛を絶対に掴みたいが故の罪。人間は罪を自分で刈り取らねばならない。
幸せになるのも難しい。色々な事を乗り越えての自分の成長がると思えば 過去を否定できない。
人生に無駄な事はないのかもしれないとおもいました。
大変楽しみました。

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魅了されました

ひたすらに美しく、解像度高く、紡がれていく文章。
心と人生の繊細なゆらめきを丁寧に大事にすくい出していきます。
映像や音楽にしか成し得ないアプローチがあるように、小説にもここにしか成し得ないものがある。
そうあらためて体感した思いです。
紡ぎ、表しながらひとをより理解していこうと望み、取り組まれているように感じます。
著者が本書に誠実に心をくだいて取り組んだのだろうということが伝わってきました。
終盤、込み上げてくるものを堪えるのに苦労しました。
心に残る作品でした。

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なかなか良かった。

昔のドラマ「思い出に変わるまで」を思い出した。
こんな、すれ違いは現実的になさそうだけど。広大なセントラルパークで会えるのが奇跡に近い

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素晴らしいナレーション

とにかくナレーションが良い。滑舌、抑揚、リズム、間合い等、どれも最高だ。
この人の他の作品の朗読も聴いてみようと思う。

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嫌味な設定だけど

映画のPRなどから自分にはまったく無縁なタイプの話と敬遠していたが、ある男を読んだ勢いで拝聴。結果、無縁な話には違いなかったが、思ったよりは面白かった。

もともとべたな恋愛ドラマは苦手で、昨今の韓国ドラマなども興味なし、すれ違いや思い違いなんて、イライラして見ていられないのでレビューなどから、最後まで聞けないかと思ったが、マネージャーの暗躍あたりの苦手シーンは、2倍速にすることで凌ぎ、読了。

主人公は天才音楽家だし、ビジュアルは否応なく福山で刷り込まれているし、ヒロインがまた天才芸術家の娘で本物のインテリジェンスの持ち主(私見だが、この女性は石田ゆり子ではちょっと物足りない)、つまりは雲の上の上クラスの人たちが中東、パリ、ニューヨーク、ジュネーブ、東京、長崎を舞台に繰り広げる華やかなお話。つくづく嫌味な設定なのだが、これほど恵まれているのに、全然思い通りにならないのだ。むしろ、視野が狭いゆえに自分が正しいと一途に信じて行動してしまうような、彼らに比べれば凡庸といってもいいような知性の人たちの行動で、めちゃくちゃにされてしまうのである。
あー、でもこれもありかもと思わされるところも作者の術中であるかもしれない。

最後のシーンは文句なく美しい。
で?なんて疑問は野暮なんだろう。

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    5 out of 5 stars

通勤時間の車内での暇つぶし、と思いきや

小説などまともに読む、(と言うかオーディオブックなので聞いたわけですが)、など本当に何十年ぶりの事で、しかも40絡みのイイ歳した男女の、それも天才的なクラシックギタリストと海外のジャーナリスト同士の恋愛話…

期待していないどころか、そんなハイソな世界でのちょっとスカした感じのお話だったらちょいと冷やかし程度に、ツッコミを入れながら倍速で聞き流して、ツマラければまた別の興味深そうなノンフィクションでも聞けば良いか、程度の気持ちで聞き始めたわけですが

完全に物語に没入して聞き入ってしまい、恋愛小説というよりも、人と人との関係性の面白味、人と人とが通じ合い感じ入る意識や思慮におけるレイヤーの違い、世界の様々な社会問題と個人的な問題とのリンクやら、考えさせられるテーマが盛り沢山で、過ちを犯してしまった者に対する主人公らの対応の仕方や人生への向き合い方に思いを馳せながら、物語の終盤には落涙を禁じ得ず、物語の冒頭で、「この物語は書かなければという気持ちになった」という作者の前書きに甚だ同意するに至った次第であります。

最初のうちは登場人物の内面語りの持って回った様な言い回しや状況説明などに苦笑というか、白けるところもあったものの、次第に聞き進める内にその言い回しのリズムが心地良く、久しぶりに小説の醍醐味を味わった気分でした。

個人的には1.6倍速のスピードでの朗読が心地良く、ここを変えて楽しめるのもオーディオブックの良さだなと感じた次第。

自分も40を越え、同年代の登場人物だからこそより感情移入出来たところもあるやも知れませんが、名作と思います。

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    5 out of 5 stars

バッハの無伴奏組曲が聞こえます。

バッハの無伴奏組曲が文章から流れてくるようです。二人の心の揺れが音楽的で悲しみを伴い私の心に届きました。最後の場面が心苦しくなるほどで感涙です。
ナレーターも色々な声を登場人物ごと振り分け目で読むより印象深く人物像が伝わりました。

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