『青森ドロップキッカーズ』のカバーアート

青森ドロップキッカーズ

(小学館)

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青森ドロップキッカーズ

著者: 森沢 明夫
ナレーター: 大野 海夏大, 村上 麻衣
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このコンテンツについて

凸凹四人組が繰り広げる青春カーリング小説

青森三部作『津軽百年食堂』『ライアの祈り』の根幹をなす、感動エンターテインメント小説。
いじめられっ子の中学生・宏海、中途半端な不良で同級生の雄大、そして再起をはかるアスリート姉妹の柚果と陽香…。何をやってもうまくいかない彼等を結びつけたのはカーリングだった。青森を舞台に、見た目もキャラもバラバラな凸凹四人組が巻き起こす、爽快度120%+しみじみ泣ける青春カーリング小説。©2014 Akio Morisawa (P)2024 Audible, Inc.
大衆小説 現代文学
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私は、ライアの祈りから聴いて百年食堂、本作を聴きましたが、本作は順番でいえば二部目なのかな?もう一回ライアの祈りを聴きたくなりました。勇気をもらえた一冊でした。

青森三部作

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数時間を頭の中で大変に楽しい映画を見せられたような感動がたくさん詰まってました!とても良い世界です

青春で泣かされました!

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最後に涙の仕掛けがあるのは作者の作風。青森三部作全てがつながりとてもスッキリしたと共に作者の次作に期待したい。

ドロップキックの意味がわかった気がする

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青森3部作の2作目、所々に繋がっているのも良かったです。
いろいろなことがあるけれど、人と繋がることで
乗り越えたり克服できたり、喜びも大きくなったり、いいなと思いました。
カーリングの試合のラストに反則を自己申告するところ、そしてその後のみんなの態度に感動しました。

とても良かったです。

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テンポ良いストーリー展開とナレーターの表現力、清々しい青春小説、オーディブルで聴けて良かった。

清々しいストーリーと表現力のあるナレーター

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イジメにあってる少年と挫折した選手。と言えばという内容だったけど、最後に運動会で転んでしまった子に拍手で応援するみたいな展開に思わずほっこり。
ただイジメの内容が犯罪レベル。流石に暴力沙汰とお金の問題は警察案件だと思う。勇気を出したらイジメが無くなって良かった良かったで無かったことにするのはちょっとムリ。そして勇気を出したらイジメが無くなった、が腑に落ちない。推察でも良いから理由付けが欲しかった。
チームを離れて無視続け、試合中もミスを嘲笑ってた人達が謝罪をきっかけに仲直りするのも唐突でお?ってなった。
なんか調子良いハッピーエンドだけど、ありがちな話だけど、結果楽しく読めた。

ありがちな内容と思ったけどラストはホロっとした優しい世界

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津軽百年食堂の後に聞きました。カーリングとは全く縁がなかったのですが、カーリング精神を知って素晴らしい競技だなと思ったし、その精神を貫いた最後本当に気持ちよく泣けました。津軽百年食堂の人も出てきて最後ほっこりしました。とてもいい作品でした。

カーリング精神

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カーリングはあまり興味なかったけど、この作品がきっかけでちょっと好きになりました。
特に最後のカーリング精神に沿ったところが好きです。

爽やかで気持ちいい作品!

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本書は、森沢明夫氏の巧みなストーリーテリングによって、心を揺さぶる青春物語がカーリングという独特なスポーツを舞台に繰り広げられる作品です。四人の主要キャラクター—いじめられっ子の中学生・宏海、不良の雄大、そしてアスリート姉妹の柚果と陽香—は、まさに凸凹な組み合わせ。ですが、その不均衡さが物語を一層深く、心に残るものにしています。

主人公たちは、どこか不器用で、何をやっても上手くいかない。それぞれに悩みを抱え、人生に挫折を感じていますが、そんな彼らを結びつけたのがカーリングというスポーツです。カーリングの競技そのものが、チームワークや戦略を通して「どんなに不完全でも一緒に進むことの重要性」を象徴しています。見た目も性格もバラバラな彼らがチームとして成長していく姿は、単なるスポーツ小説の枠を超え、人間ドラマとして感動を呼びます。

森沢氏は、青森の自然や風景描写を巧みに盛り込み、物語に地域色を強く感じさせます。特に、地方の生活感や、地元の持つ温かさが印象的です。地方の厳しさと温もり、自然の厳しさと人の優しさを対比的に描くことで、キャラクターたちの成長が一層際立っています。

本作の魅力は、青春の苦しみと喜びを見事に表現した点にあります。不器用で何かに取り組むことが難しい時期に直面した読者なら、登場人物たちの葛藤に共感できます。で、彼らが力を合わせ、少しずつ成長していく姿に励まされ、感動させられるに違いありません。青春の悩みや挫折、それを乗り越えるために必要なものは何か。森沢氏の優しい語り口で、その答えを見出せる一冊です。

ナレーションも、登場人物それぞれの個性を見事に表現しています。大野海夏大と村上麻衣の声は、キャラクターたちの心情や成長を豊かに表現し、物語の感動を一層引き立てています。声の表現が、文字では感じにくい細やかな感情までも伝わります。

『青森ドロップキッカーズ』は、青春の喜びと挫折、仲間との絆をテーマに、カーリングというスポーツを通じて成長していく登場人物たちの姿を感動的に描いた作品です。爽快感と感動がバランス良く詰め込まれた本作は、読後に温かい気持ちが残る、青春小説の名作です。

カーリングで繋がる青春と友情、不器用な彼らの成長物語

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津軽百年食堂の後に聴きました。心が温まるストーリー、大好きです。時々胸熱で涙しながら、あっという間に読み終えました。これからシリーズのもう一冊、ライアの祈りを聴きます。楽しい〜!

優しいストーリー

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