2020年東京オリンピックに「可憐さ」はあるか
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落合 佑介
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著者:
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平川 克美
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■政治の言葉が棄損したもの 消費税延期に対して、安倍さんはかつて「上げません」「いや、上げます」と何度も宣言と撤回を繰り返したうえで、選挙が近くなると「消費税を上げない」と決断しました。その際、彼は「これまでのお約束とは異なる新しい判断をした」んだと言いました。そのうえ、「選挙で、このことが信任されるかどうかを問いたい」と述べた。 いやぁ、驚きました。一国の首相が、これほど、言葉の意味を腐敗させ、言葉に対する信頼を棄損する光景を目の当たりにしたのですから。この言葉を聞き、私はすぐにある世界を連想しました。イギリスの作家ジョージ・オーウェルが書いた『1984年』です。(本文より) 内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
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ネタバレ要注意
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今の社会は、年金制度ひとつを取ってみても、若者が虐げられ、老人を優遇している面があるのではないでしょうか。社会全体の活力を増すためにも、子育て支援を拡充するなど、もう少し若い世代に再分配すべきだと思うのですが。 少し前、NHKのテレビで「ニッポンのジレンマ」という番組をやっていました。30~40代の若手知識人を集めた円卓会議のようなもので、格差の問題、そしてご質問にもある「世代間対立」のことが論じられていました。最初は面白く見ていたのですが、途中でなんだかうんざりして消してしまいました。 その少しあとに、友人の平川克美君とその話題になりました。平川君もこの番組を見ていて、僕と同じように、途中でうんざりして消してしまったそうです。何でうんざりしちゃったんだろうね、というところから話が始まりました。 「金の話しかしてないからじゃないかな」というのが二人の合意点でした。格差の問題、年金の問題は、今、「世代間における社会的資源の分配の不公平」という枠組みで論じられています。(本文より) 内田樹&平川克美「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 内田 樹
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ヒラカワです。 イギリスEU離脱の問題に関して、専門家たちが様々なことを言ってるけど、よく分からないですね。ビジネスへの影響を心配しているひとたちは、だいたい、みんな金のことを言ってるだけなんですよ。「株がどうした、こうした」と。本来、株には無縁なひとまで、損得感情みたいなことだけを言っている。新聞も雑誌も。 でもそれは、イギリスがEUを離脱したことの結果であり、なぜ抜けたのか、問題の本質的なところに対しての解説で、納得のいくものがありません。イギリスが離脱して、しばらくの間、株価が下がるのは当たり前。当たり前のこと言ってもしかたないでしょう。 もうひとつは、イギリス国内の貧困層を中心にして、ナショナリズムが立ち上がって、アメリカのトランプ状況みたいなこと起きているというひとがいますね。例えば、移民排斥もその流れで説明します。それが住民投票で、離脱へのベクトルを志向したというわけです。 (本文より) 内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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どうも、ヒラカワです。 質問をいただきました。 <質問> 「いつも内田 樹さんと平川克美さんのメルマガを楽しく拝見させてもらっています。僕は38歳になる非正規労働者です。仕事は最低賃金に近く、給料は10万円前後。体調を崩したりすると、時給制なので月に10万にも満たない給料になります。自分一人が食べていくのが精一杯な状況です。 そこで質問なのですが、僕らの親の年代は65歳と、ほぼ団塊の世代だと思います。つまり、僕らは団塊ジュニア。まさに、第二次ベビーブームと呼ばれた世代。そんな僕らが今30代後半です。就職は氷河期でした。仕事もなかなか見つけられませんでした。世の中的に言うと、僕らのような団塊ジュニアの世代が、30代後半、40代と、まさに時代を担う(?)世代のはずなのですが、なんだか僕を含めて、幼い気がしてしまうのです。アニメ世代とも言えるのでしょうか……。短絡的な人(反知性的というのでしょうか)が多いように思い、今の政治や経済の状況を鑑みても、暗澹たる気持ちになります。(本文より))内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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吉本隆明というひと――ローカルから世界性・普遍性を獲得する
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■“腑に落ちる”思想 今、晶文社から『吉本隆明全集』が刊行されています。 私は、ぜひ若い人にも一度は吉本さんの思想と向き合ってほしいと思います。 ただ、いきなり『共同幻想論』を読んでも、分からないかもしれません。 私たちの世代は、中心的な論考の間に彼の講演や主宰した「試行」に書いていた彼の雑文を読みながら、本当に彼がいわんとしていたことが何なのかを理解していった共時的な過程に恵まれました。だから、私たちの年代は、だいたい同じように吉本思想を理解し、そして強く影響を受けたのだと思います。吉本さんに限っては、他の方の吉本論を読んで、あまり違和感を感じないで済むのです。これはちょっと不思議なことです。(本文より))内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
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吉本隆明というひと――ローカルから世界性・普遍性を獲得する
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著者: 平川 克美
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*内田樹氏、絶賛! * ある年齢を過ぎると、男は「自慢話」を語るものと、「遺言」を語るものに分かれる。今の平川君の言葉はどれも後続世代への「遺言」である。噓も衒いもない。
著者: 平川 克美
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「死について考える」というのはたいへんに難しいことです。 わりと簡単に「死」を口にする人がいますけれど、どこまで本気でそう言っているのか、僕にはよくわかりません。なにしろ生きている人間は誰も死んだことがないんですから。「臨死体験をしたことがある」という人がたまにいますけれど、それだって「死にかけた」のであって、ほんとうに「死んだ」わけじゃありません。 大学生の頃に、「私、一度自殺したことがあるの」という女の人に出会ったことがありました。じゃあ、今ここにいるあんたは幽霊か。こういうときの言葉の使い方はもうすこし厳密にして欲しいものですね。 僕はもちろん死んだことがありませんし、「死を経験した」という人に会ったこともありません。他のことなら、自分が経験しなくても、信じられないような経験をした人の話を聴く機会がどこかでありますが、死についてだけはそれがない。(本文より) 内田樹&平川克美「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
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納得です‼️
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著者: 内田 樹
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著者: 平川 克美
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著者: 内田 樹
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ストーリー
実践のない仏教はない――実践の原動力が「おかげさま」のこころ。ご飯の食べ方から夫婦の語らいまで、日々の営みに智恵を活かしてこその仏教。話を聞く ゆっくりと考え、実行する。この3つが揃ったとき、心に芽生えるのが感謝のこころ。これがまさしく「おかげさまのこころ」なのです。○講師:花山勝友(はなやま・しょうゆう) - 1931年、東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。ニューヨーク州立大学、シートンホール大学客員教授を経て帰国。武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)副学長、仏教伝道協会研究室主任、「南無の会」総務を歴任。著書に『親鸞の人生訓』、『般若心経入門』などがある。
著者: 花山 勝友
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贈与の訓練としてのサンタクロース
- 著者: 内田 樹
- ナレーター: 古川 雅達
- 再生時間: 11 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
小さな子どもを持つ親の多くは、サンタクロースを演じます。子どもには気づかれないように、しかし子どもが欲しがるプレゼントを枕元に置くサンタクロースというのは、ある意味で「贈与」の理想のように感じます。 サンタクロースの存在をいつまで信じていたのかという問いの答えは人によってさまざまで、僕が訊いた中では「20歳すぎまで信じていた」という人もいましたし、「小学校低学年でわかった」という人もいました。 ただ、共通するのは、あるクリスマスの日に一挙にわかったのではなく、何年かかけてしだいにわかってきたということです。 実際にお父さんが枕元でごそごそやっているのを子どもは視認することもよくあるわけですけれど、そういう場合には、「お父さんは夢遊病状態にあり、サンタさんが憑依(ひょ うい)して、その贈与行為を代行しているのである」という説明を子どもたち自身が(しばしば自主的に)採用して、その事態を合理化しているようです。 子どもを持つ何人かからの聞き取りではおおむねそうでした。(本文より) 内田樹&平川克美「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 内田 樹
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還暦を過ぎると風景の色が変わることについて
- 著者: 平川 克美
- ナレーター: 落合 佑介
- 再生時間: 13 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
・ひそやかな交換 もうじき、六十三回目の誕生日を迎える。気がついたらそんな年齢になっていた。還暦を過ぎてからは、毎年の誕生日の意味が少し変わったように思える。 それまでは、ひとつひとつ齢(よわい)を重ねるといった積み立て型だった人生が、還暦以後は積み立てた貯蓄を、ひとつひとつ引き出してそれを別なものと交換しているような心もちになってくる。 積み立てた年齢はいったい何と交換できるのだろう。もとより、交換したからといって手元から年齢がひとつ無くなるわけではない。等価交換とは違う交換なのである。 一方では確実に馬齢を重ねている。 だが、もう一方でひそやかな交換が行われている。 交換することによって減じるのは、積み立てた年齢ではなく、残余の時間なのかもしれない。 ここのところの機微が、うまく言葉にならない。(本文より)内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→https://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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驚きがなければ、他人に共感することなどできない
- 著者: 名越 康文
- ナレーター: 根本 泰彦
- 再生時間: 13 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
相手の痛みを知る、もしくは喜びをわかちあうという意味での共感は、人と人とがコミュニケーションする上での基盤といってもいいものです。また、大自然の美しい景色や素晴らしい芸術に触れたときに僕たちの心が揺さぶられるのは、僕らが「モノ」や「コト」に感応、あるいは共感する力を持っているからです。(本文より) 精神科医名越康文メルマガ「生きるための対話(dialogue)」はこちらから→http://yakan-hiko.com/nakoshi.html
著者: 名越 康文
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「やりたいことをやる」だけでは人生の主人公にはなれない
- 著者: 内田 樹
- ナレーター: 古川 雅達
- 再生時間: 12 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
今の若者は「やるべきこと」「やりたいこと」に関心を持つけれど、自分が「やれること」にはあまり関心を持ちたがらないようです。しかし、これからの世の中で生き残るために必要なことは、「自分は何をやれるのか」を知ることではないでしょうか。 この問いの中で私がいちばん興味を惹かれたのは、今の若者は「やるべきこと」「やりたいこと」には関心があるが、「やれること」には関心がない、という対比における助動詞の使い方でした。 これはなかなかいいところを衝(つ)いています。 英語で書いたらshouldとwould like toとcanですね。「ねばならぬ」「したい」と「できる」の対比です。ちょっと古めかしい文法用語で言うと、「当為(とう い)」「願望」と「可能」です。 ざっくり言い切ってしまうと、次のようなことになります。 動詞に「当為」と「願望」の助動詞をつけて話すのが「子ども」で、動詞に「可能」の助動詞をつけて話すのが「大人」である。(本文より) 内田樹&平川克美「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
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入れ子の関係
- 投稿者: スケルトン 日付: 2022/09/25
著者: 内田 樹
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少年たち
- 著者: アントン・チェーホフ
- ナレーター: 伊藤 治明
- 再生時間: 20 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
少年は夢を見る。少年は冒険が好きだ。いざ行かん、新大陸へ! いよいよ明日は決行。しかし、二人の少年の心は微妙に揺れ始める。この少年たちの、大人になった姿を見てみたい。
著者: アントン・チェーホフ
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親しみに空気がなければ議論などできない
- 著者: 名越 康文
- ナレーター: 根本 泰彦
- 再生時間: 8 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
言葉には射程距離があります。 言葉を発する人がそれを意識しているかどうかとは関係なく、言葉にはそれが「届く」距離というものがある。言葉は辞書的な意味として使われる「道具」ではなく、それを発した人、あるいは受け取る人が持つ歴史的、心理的、あるいは関係性によって、届いたり、届かなかったり、誤解されたり、矮小化されたりするものなのです。 これは、言われれば誰もが思い当たる、言葉が持っている当たり前の性質です。しかし実際には、しばしば無視されたまま言葉が交わされ、そこに膨大な誤解や軋轢が生まれているのです。 言葉の射程距離は、その言葉を取り巻く枠組みを何となく共有できるかどうかによって決まります。それを共有できなくなった瞬間、言葉はありとあらゆる形で誤読されるようになります。 精神科医名越康文メルマガ「生きるための対話(dialogue)」はこちらから→http://yakan-hiko.com/nakoshi.html
著者: 名越 康文
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「読めない本」を持ち歩こう
- 著者: 名越 康文
- ナレーター: 根本 泰彦
- 再生時間: 10 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
人生の中で「限界を超える」経験を時々しておくこと。これは、けっこう大切なことなんです。それは別に、周囲から評価されるようなことじゃなくてもいい。自分なりに何か、「限界を超える」テーマを持っておくのがいいんですね。 自分の限界を超える体験をすると、心の奥底からふつふつと勇気が湧き上がってきます。といっても、別に、めちゃくちゃきついことなんてやる必要はありません。例えば「とにかくゆっくり動く」なんていう、ちょっと変わったテーマにチャレンジしてみてもいい。(本文より) 精神科医名越康文メルマガ「生きるための対話(dialogue)」はこちらから→http://yakan-hiko.com/nakoshi.html
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読書の真髄
- 投稿者: クマウゼヴィッツ 日付: 2023/01/09
著者: 名越 康文
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どこまでを自力とし、どこまでを他力とするか
- 著者: 甲野 善紀
- ナレーター: 北條 仁吾
- 再生時間: 12 分
- オリジナル版
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ナレーション
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ストーリー
このところ『歎異抄』のことが気になって、私も何度か関西で公開トークをさせていただいた練心庵の釈徹宗先生に、お勧めの『歎異抄』や親鸞上人に関する本を伺ったところ、いくつかメールでお知らせいただいたので、梯實圓著『聖典セミナー歎異抄』・『親鸞聖人の教え・問答集』や、梯實圓・平松令三・霊山勝海共著の『念仏と流罪』などを購入。また釈先生からはNHKEテレの『100分de名著』のテキストやDVDなども送っていただいた。 私がなぜ『歎異抄』や浄土宗、浄土真宗に最近強く関心が出たかというと、多くの人に知られている「善人なほもって往生をとぐ。いはんや悪人をや」の「悪人正機説」の底にある考え方は、「悪人というのは、その悪をせざるを得ない巡り合わせの気の毒な人なのだから、そういう人にこそ救いがなければならない」ということではないかと思うからである。(本文より)甲野善紀の「風の先、風の跡~ある武術研究者の日々の気づき」はこちらから→http://yakan-hiko.com/kono.html
著者: 甲野 善紀
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私が現役であることを思い知った夜
- 著者: 甲野 善紀
- ナレーター: 後藤 敦
- 再生時間: 20 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
■凄まじい寂寥感2012年10月5日。新潮社主催の小林秀雄賞、新潮ドキュメント賞の授賞式とパーティーに行く。毎年10月の第一金曜日は、この授賞式と決まっているので、空けるようにしているのだが、その理由の何割かは養老孟司先生にお会いしたいという理由があったと思う。ただ、今回、図らずも、そう遠くない時期に「お会いしてお話しをしましょう」と約束していた増田俊也氏が『木村政彦は、なぜ力道山を殺さなかったか』で新潮ドキュメント賞を受賞され、まずそのお祝いを申し上げたい、という大きな出席理由があった。新潮社の足立真穂女史に養老先生共々、増田氏を紹介して頂き、御挨拶をした。さすがに格闘技雑誌のカメラマン等も撮影に来ていて、養老先生も含めて3人での写真を依頼され、カメラに収まった。その後、増田氏の北大柔道部時代の部員の方々(増田氏が武術雑誌に連載されている、北大時代を回想されているノンフィクション「七帝柔道記」に登場されている柔道部員の名札をつけた方々)に、「あの甲野先生ですよね」と話しかけられたので、「リアルファイトをされている方々は、私のような者は胡散臭く感じられるでしょう」と言ったところから会話が始まる。(本文から)甲野善紀の「風の先、風の跡~ある武術研究者の日々の気づき」はこちらから→http://yakan-hiko.com/kono.html
著者: 甲野 善紀
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映画『何者』評〜水面下でディスり合う若者たち
- 著者: 切通 理作
- ナレーター: 菅沢 公平
- 再生時間: 9 分
- オリジナル版
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ナレーション
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ストーリー
青春映画の傑作として評価された『桐島、部活やめるってよ』(2012)の原作者である平成生まれの若手作家・朝井リョウの小説を映像化。監督は演劇集団『ポツドール』を主宰する劇作家・演出家で、映画では『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(2010)や、自作舞台の映像化『愛の渦』(2014)等を手掛けた三浦大輔。 佐藤健(さとう・たける)、菅田将樹(すだ・まさき)、二階堂ふみ、有村架純(ありむら・かすみ)、岡田将生(おかだ・まさき)が演じる5人が、就職活動に悩むお互いを表面上では励ましながらも、水面下でけん制し合う若者たちを演じている。佐藤の先輩役として山田孝之(やまだ・たかゆき)も出演。 就活といっても、企業側が彼らをどういう基準で採用・不採用にするのかという基準は一切示されない。彼らの態度の何がプラスで何がマイナスだったのかも明示されないのだ。(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作