『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』のカバーアート

ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

著者: 斎藤 幸平
ナレーター: 石川 貴大
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このコンテンツについて

【オーディオブック限定著者インタビュー付き】
著者 斎藤幸平が語る取材執筆の舞台裏。オーディオブック限定インタビュー付き。
うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。(「学び、変わる 未来のために あとがきに代えて」より)

理不尽に立ち向かう人、困っている人、明日の世界のために奮闘する人――統計やデータからは見えない、現場の「声」から未来を考える。

【目次】
第一章 社会の変化や違和感に向き合う
ウーバーイーツで配達してみた
どうなのテレワーク
京大タテカン文化考
メガヒット、あつ森をやってみた
5人で林業 ワーカーズコープに学ぶ
五輪の陰
男性メイクを考える
何をどう伝える? 子どもの性教育

第二章 気候変動の地球で
電力を考える
世界を救う? 昆虫食
未来の「切り札」? 培養肉
若者が起業 ジビエ業の現場
エコファッションを考える
レッツ! 脱プラ生活
「気候不正義」に異議 若者のスト

第三章 偏見を見直し公正な社会へ
差別にあえぐ外国人労働者たち
ミャンマーのためにできること
釡ケ崎で考える野宿者への差別
今も進行形、水俣病問題
水平社創立100年
石巻で考える持続可能な復興
福島・いわきで自分を見つめる

特別回 アイヌの今 感情に言葉を

学び、変わる 未来のために あとがきに代えて©Kohei Saito 2022 (P)KADOKAWA
政治学

ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いたに寄せられたリスナーの声

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誠実かつ理知的

薄っぺらさは微塵も感じない。難解な言説はなんとなく尊重されるが、誰にでも伝わる言葉とロジックで書くと、しばしば侮られる。本当はそれこそが難しいのだが。
このような思想家が日本にいることに希望を感じた。良書。

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少数者に寄せる真摯な態度

斎藤幸平さんが思想研究の部屋から出て、困難と戦っている人々の現場を観察し、思索する内容です。

知らないことが多く語られていました。例えば、祖母がアイヌだということを友人に言ったら、もう今までの人間関係と同じでなくなるという話は衝撃的でした。
少数者に対する理解と暖かい目が、これからの日本にはますます必要だと思いました。

この本を聞かれる方は、先ず「学び、変わる未来のために あとがきにかえて」の章を最初の2分間聞いてから、本書を聞き始めることをおすすめします。そうすると、この本が書かれたキッカケが良く分かって、読みやすくなります。

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『共事者にはなれる』というメッセージ、確と受け取った。

楽しんで読めるエッセーのような、それでいて数々の社会問題への入門書のような。
物事への興味、関心への入り口になると同時にそれぞれの章で考えさせられる、真剣だけど決して悲観的ではない。オーディブルで聴いたけれどできれば本で読みかえしたい一冊。
斉藤先生に関しては、先にゼロからの資本論を読んだこともあり、自分のような一般人とは目線が違う人(いい意味でエリート)というイメージを持っていたが、この本を読むとイメージは『同世代の、子育てをしながら、この世の中はどうしたらもっと良くなるだろう、と考えている、ちょっと好奇心が強い普通の人』という風に様変わりした。とても読みやすい。
東大准教授といえど、日常は『一般の人』とさほど変わらない、そしてそれを『自身はマジョリティ』と自己分析されているが、共感しやすいマジョリティ視点が軸になっている事で、真剣なテーマにも背伸びせず向き合おうかという気持ちになれた。
あとがき部分の、「社会問題のひとつひとつの『当事者』でないからコメントを控えるというのはマジョリティの思考停止である」、という言葉はこの本を読んだ後で強く響いた。
当事者として面白く読めたのは性教育の章。同じ親として今すぐにでも向き合っていきたい問題だと思い、さっそく「あっ!そうなんだ、わたしのからだ」を購入しました。

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学び続ける大切さ

実際に足を運ぶ、やってみる、体験する姿に心が動かされました。机上の空論では無い、実際にやってみると難しい、気付かなかった課題が出てきて、それを隠さずに文にされる斉藤幸平さんが好きになりました。ご立派な方なのに、等身大で物事に対峙され、ご苦労も多々あったと思われますが、その体験記により、深く考えさせられることが多かったです。最後の対談も、実際にお声を聞いたことが無い方には、親近感が湧き、とても良い企画だと感じました。全著書でやって欲しい位です(笑)

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マルクスとかの話はそんなになかった

マルクスの研究者による著作なので、資本主義を批判する内容かと予想していました。
実際は、著者が現場で取材した人々とのエピソードが描かれていました。
批判するだけではなく、社会を良くする活動をしている人々を実際に見に行った内容でした。
本作の言葉を借りると、"ないものねだりよりあるもの探し"をしている人々の話でした。

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著者の態度に共感がもてる

著者が、マジョリティである自身の立場を自覚し、もっと現場を知らなければならないと思い、実践する姿勢が、率直に立派だと思った。
更には、知ったことを発信することが、かえって当事者の意に反した状況を生み出す危険性も認識した上で、それでも声に出すことを選ぶ態度にも感服した。
自分は「人は変えられないから、自分さえ間違わなければ良し」と考えて、声を出さないタイプだが、
「無関心でいられたり、炎上を恐れて沈黙できたりするのは、マジョリティの特権である」
という内容が、胸に突き刺さった。

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薄っぺらすぎて聞いていられない

色々と取材をしているようだが全部薄っぺらく深みがないコタツでも書けるようなお気持ちしか書いてない。
聞くだけ時間の無駄だ

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