『睡眠の起源』のカバーアート

睡眠の起源

講談社現代新書

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睡眠の起源

著者: 金谷 啓之
ナレーター: 吉村海空
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このコンテンツについて

私たちはなぜ眠り、起きるのか?
長い間、生物は「脳を休めるために眠る」と考えられてきた。
それは本当なのだろうか。

新発見!脳をもたない生物ヒドラも眠る――。
世界を驚かせた気鋭の研究者が睡眠と意識の謎に迫る
極上の科学ミステリー!

起きていることは、なんて特別なことだろうか――。
眠りの世界から見えてくる〈生物進化のふしぎ〉

【本書のおもな内容】
●人類は睡眠について何を考えてきたのか?
●眠りが「死の疑似体験」だと解釈された時代
●なぜ寝だめは無意味なのか?
●眠っている脳と起きている脳の違い
●睡眠は「脳を休めるため」ではなかった?
●睡眠を調節する「睡眠圧」と「体内時計」
●眠らない生き物は存在するのか?
●生物の“ほんとうの姿”は眠っている姿
●私たちが眠らなければいけない理由……ほか

【目次】
はじめに――生物はなぜ眠るのか?
第一章 クロアゲハは夜どこにいるのか
第二章 眠りのホメオスタシス
第三章 眠りと時間
第四章 ヒドラという怪物
第五章 眠りのしくみ
第六章 眠りの起源は何か
第七章 眠りと意識©金谷 啓之 (P)2025 Audible, Inc.
生物学 生物科学 科学
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本文中に登場する年代を聴いて驚いた。著者がとても若い。
それでいてこれだけの研究成果を上げ、一般教養書まで上梓するのだから、昨今流行りの天才少年なのだろう。
それだからこそ、この先の研究成果に大いに期待が持てる内容だった。


つまり、どういうことかと言うと、タイトルにあるような「睡眠の起源」が明らかになった!という内容ではなく、それを突き止めるための手掛かりがこのあたりにありそうだ、という内容なのである。

もちろん、それにはとても高い価値を感じるが、「お、すごいぞ」と思って読み始めると、結論がないまま終わってしまうので、あらかじめ了解してもらいたいと思った次第だ。

内容としては、大半が著者の研究記録なのだが、一般に眠らないとされていたヒドラが眠っているようなそぶりを見せているとか、脳の無い生物でも眠っているような姿が目撃されているとか、素人が考える眠りの定義を覆すような話題が満載である。

ぜひ研究を進めていただき、定期的にこのような教養書を出版していただきたい。

また、文章がとても巧みで、爽やかな小説を聴いている気にさせられる。
ナレーションもそれを補う穏やかな語り口で、専門的であるにも関わらず、内容がすんなりと頭に入る。

今後の研究成果に期待

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科学の本だけど、哲学的にも感じました。とてもおもしろかったですが

睡眠とは?生命とは?

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わかりやすく、とても興味深い内容でした。

「睡眠」に関する研究は哲学者から精神科医などさまざまな領域の専門家がアプローチしてきましたが、著者は生物学として研究されています。今後の彼の研究の発展を応援してます。

睡眠の謎に挑む若き生物学者の挑戦

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とても楽しく聴き終えました。研究に関することだけでなく、研究という仕事についても知ることができる内容なので、将来を考える中高生にもオススメの書だなと思いました。著者の文才のおかげでワクワクしながら聴けると思います。爽やかで誠実な雰囲気のナレーションも著者のイメージにピッタリでした。
一番面白かったのは、麻酔や意識に関する事柄。今まで作用しなかった人は皆無で、植物にまで作用する麻酔。麻酔ってなんで効くのでしょうね。知りたいです。

麻酔や意識の謎に興味津々

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およそ眠らない生物はいない。
植物すら眠る
睡眠は奥が深い。
意識との関連など面白いテーマですね。

脳のない生物と眠る

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幼児の頃から研究者という華々しい生い立ち、研究自体も面白い。
研究の説明に、歴史や生物学史を加えてわかりやすくする、と言うのはよくあるのだが、この方は絵画や音楽も引き合いに出していて、知見の広いすてきな方だなあと感心した。
眠りと覚醒の主従逆転説、治療する動物、知らないこともたくさん知れ楽しい。
ナレーターの穏やかで心地良い声も良かった。

今後も追いたいと思う研究者

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眠ることは死の擬似体験。脳を持つ生物だけが睡眠を必要とするのかと思われているが、脳を持たない生物にも睡眠が存在する。ヒドラという生物は脳を持たないが、神経細胞は持っている。バラバラになっても分裂して死なないという。遺伝子の数は生物によって異なり、体内時計や親からの遺伝もある。神経細胞は10億個以上ある。グリア細胞、シナプス。遺伝子の設計図はDNAでありRNAは設計図のコピー。睡眠は貯蓄できず借金だけが貯まる。起きてる間は借金が増え続けて寝ると返済されていく。寝ることで脳だけでなく体内の細胞まで修復できる。寝ることでしか傷ついたものは回復しない。睡眠時間は遺伝子に刻まれていて効果時間は個人差がある。生物というものは小さくても脳や他の器官や神経細胞まで持っている。似た種族の生物も大昔に分裂したことでその生物のみが持つ固有種があったりする。元々はひとつの種族から派生したのではないかという説がある。なぜ睡眠が存在するのかは謎のまま。睡眠をとらないと悪影響を与えるのは間違いない。生物を観察したり知ることは楽しいものだとわかった。その生物だけが持っている固有能力が存在するのには必ず理由があることもわかった。

ほとんどの生物に睡眠がある

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倍速再生しても聞きやすいナレーション
睡眠に関する知識を得られるとともに
学術論文の発表過程も簡潔だが知ることができ勉強になります

聞き心地良く、睡眠、研究について知れる

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ナレーションは聴きやすく
良かったと思うが、
肝心の中身が
タイトルの割に
睡眠にフォーカスした
感じがあまりしなかった。

幼少期のクロアゲハの研究、
ヒドラの研究などは
詳らかに書かれているが、
結局睡眠に関して
何が分かったのか、
という点においては
はてなマークが浮かぶ。

本をAmazonで買おうかと
迷っていたくらいだったが、
聴き終えた今、
買う必要は無かったなと
思うような内容だった。

クレバーな印象は
文章から受けるだけに、
余計に残念だった。

タイトルの割には

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作者の人となりや幼少期などは細かく書いてあるが、肝心のなぜ人は寝るのかなどはまったく解明されない。出落ち感がすごいですw 読み放題だったけど時間損した。

新しい内容特にない。なぜ寝るのかについては特に解明されない。

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